街で見かける緑の制服に黄色いベストの駐車監視員、通称「緑のおじさん」!
夜中にも取り締まりをしているという噂を聞いたことがあるけれど、実際のところどうなのか気になって調べてみました。
基本は日中が中心だが夜間勤務もあるんです!
2人1組でテキパキと活動している姿は、思っていたより本格的でした!
1. 基本の勤務時間はどうなってる?
駐車監視員の勤務時間は基本的に朝8時頃から夕方までが中心となっています。
多くの場合、通勤・通学の時間帯や日中の交通量が多い時間帯に合わせて活動することが多いようです。
土日祝日も普通に勤務していて、年2回の春と秋の交通安全運動期間は特に活発になるケースもあります。
各警察署で作成された「活動ガイドライン」に基づいて、指定されたエリアを2人1組で巡回しています。
自転車でサクサクと移動しながら、放置車両をチェックしているのが一般的な業務スタイルです。
2. 夜間の取り締まりは実際にあるの?
夜間の取り締まりについては、限定的ながら存在するというのが実情のようです。
ただし、すべての地域で夜間取り締まりが行われているわけではなく、場所によって運用が異なります。
繁華街や交通量の多いエリアでは夜間も警戒が必要な場合があります。
住宅街などでは夜間の取り締まりは少ない傾向にあります。
夜間勤務の事例もあるようですが、詳細な勤務時間については地域や委託会社によってバラつきがあるのが現状です。
そのため「夜中だから絶対に安全」とは言い切れない状況になっています。
1. 正式名称は「駐車監視員」
2. 警察から業務委託を受けた一般人
3. 資格者証の交付を受けた有資格者
4. 業務中は「みなし公務員」扱い
3. 実際の活動パターンってどんな感じ?
駐車監視員の活動は2人1組が基本で、以下のような流れで取り締まりを行います。
1. 放置車両を発見
2. 車内に人がいないかを確認
3. 違反状況の写真を撮影
4. 携行端末でデータ処理
5. 黄色いステッカー(確認標章)を発行
6. フロントガラスに貼り付け
この黄色いステッカーをフロントガラスに貼り付けた瞬間、放置車両違反が成立します。
つまり、ステッカーが貼られる前なら、まだギリギリセーフということになります。
4. 地域によって違いはあるの?
実は地域によって取り締まりの運用には大きな差があります。
都市部の繁華街では比較的厳しく、住宅街では緩やかな傾向があるようです。
また、観光地や商業施設の周辺では土日も活発に活動している場合が多くなっています。
神奈川県などでは詳細な「活動ガイドラインマップ」を公開していて、取り締まりエリアが明確化されています。
このように自治体によって透明性の高い運用を心がけているところもあります。
勤務時間も地域や委託会社によって「朝から夕方」や「日中中心」など様々なパターンがあり、一概には言えないのが現状です。
5. なぜ民間に委託されたの?
駐車監視員制度は2006年6月1日の道路交通法改正で導入されました。
以前は警察官や警察関係者が取り締まりを行っていました。
でも、業務の効率化を図るため民間委託に変更されたんです。
この制度により、違法駐車は大幅に減少したものの、同時に駐車場不足の問題も浮き彫りになりました。
駐車監視員は「みなし公務員」として扱われるため、業務を妨害すると公務執行妨害罪が適用される可能性があります。
実際に過去には暴行を加えた違反者が逮捕された事例もあるそうです。
まとめ
調べてみて分かったのは、「緑のおじさん」は思っていたよりも組織的に活動しているということでした!
基本は日中が中心ですが、地域によっては夜間勤務もあるため「夜中だから大丈夫」という考えは危険です。
特に繁華街や交通量の多いエリアでは注意が必要で、短時間でもモタモタしていると取り締まりを受ける可能性があります。
地域によって運用に差はあるものの、違法駐車は避けるのが一番安心だと改めて思いました!
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