人気漫画の売上対決といえば、誰もが気になるトピックですよね!
特にハンターハンターと鬼滅の刃は、どちらも多くのファンに愛される名作として知られています。
でも実際のところ、どっちの方が売れているのでしょうか?
数字で見ると意外な結果が見えてきそうです。
今回はこの2作品の売上を徹底的に調べてみました!
ハンターハンターの売上はどのくらい?
冨樫義博さんが手がける大人気漫画「ハンターハンター」ですが、2022年7月時点での累計発行部数は8400万部を突破しています。
この数字はホントにすごくて、多くの漫画家が憧れる大台ですよね。
休載が多いことでも有名な作品ですが、それでも根強い人気を保ち続けているのが印象的です。
最新の38巻は2024年に発売されましたが、初週売上86.9万部を記録しました。
1年10ヶ月ぶりの新刊にも関わらず、ファンの熱い支持を受けて週間ランキングで1位を獲得したんです。
長期間の連載で培われた濃密なストーリーと、緻密な設定が多くの読者を魅了し続けているといえるでしょう。
鬼滅の刃の売上はどのくらい?
一方の「鬼滅の刃」はどうでしょうか?
吾峠呼世晴さんによるこの作品は、2025年7月時点で全世界累計発行部数が2億2000万部を突破しています。
この数字を見ると、もうケタが違うレベルですね!
全23巻という比較的短い巻数で完結した作品としては、まさに驚異的な記録といえます。
連載開始から4年と22巻での1億部到達は、それまで「ONE PIECE」が保持していた記録を大幅に塗り替える「史上最速の1億部突破」を達成しました。
映画の方も凄まじい人気で、最新作「無限城編 第一章」は公開4日間で興行収入73億円を記録。
まさに社会現象級の人気作品として名前を刻んでいます。
両作品を比較するとどっちが上?
数字で比較してみると、答えは明確ですね。
鬼滅の刃の2億2000万部に対して、ハンターハンターは8400万部。
約2.6倍もの差がついています。
ただし、これだけでシンプルに比較するのは少し注意が必要かもしれません。
ハンターハンターは現在38巻まで刊行されている長期連載作品で、鬼滅の刃は全23巻で完結した作品です。
巻数で割った場合の1巻あたりの平均売上を考えると、また違った見方もできそうです。
それでも総売上で見れば、鬼滅の刃が圧倒的に上回っているのは間違いありません。
映画やグッズなどの関連売上も含めれば、その差はさらに広がるでしょう。
なぜこんなに差がついた?
この売上差の理由を考えてみると、いくつかの要因が浮かんできます。
まず大きいのが「アニメ化のタイミング」でしょう。
鬼滅の刃は2019年のアニメ化で一気に火がついて、その後の映画化で社会現象レベルの人気を獲得しました。
一方のハンターハンターは、過去にアニメ化されていますが、原作の休載が多いことで話題が途切れがちになってしまうのも影響している可能性があります。
連載の継続性って、人気維持にとってホントに重要な要素なんですね。
また、鬼滅の刃は全23巻で完結したことで「最後まで読める安心感」があるのに対し、ハンターハンターは完結の目処が立たないことも、新規読者の獲得に影響しているかもしれません。
両作品とも素晴らしい名作
売上の数字では鬼滅の刃が大きく上回る結果となりましたが、どちらもホントに魅力的な作品だと感じています。
ハンターハンターの複雑で奥深いストーリーも、鬼滅の刃の分かりやすくて熱い展開も、それぞれに違った良さがありますからね。
売上だけでは測れない作品の価値もたくさんあるので、どちらも多くの人に愛され続けているのは変わりません。
これからも両作品の展開が楽しみです!