ハンターハンターの中でも最強クラスとされるネテロ会長の「百式観音」って、実際どれくらい強いのか気になりませんか?
メルエムとの激戦でも披露されたこの能力、見た目のインパクトもすごいですが、その真の強さの秘密は意外なところにあるんです。
今回は百式観音の驚くべき能力について詳しく調べてみました!
百式観音はどんな能力なの?
ネテロ会長が使う念能力で背後に巨大な観音像を出現させる技
強化系をベースに複数の念系統を組み合わせた複雑な能力
百式観音は、ネテロ会長が使う念能力の名前です。
両手を合わせて祈るような動作をすることで、背後に巨大な金色の観音像が現れて敵を攻撃するという、とても神秘的な技なんですね。
この能力を使うネテロ会長の念の系統は「強化系」とされています。
でも百式観音を見ると、観音像を出現させる「具現化系」や、オーラを放つ「放出系」の要素も含まれているようで、複数の系統を組み合わせた複雑な能力だと考えられているんです。
興味深いのは、この能力が生まれた経緯です。
ネテロ会長は若い頃、武術に限界を感じて山にこもり、10年間ひたすら「感謝の正拳突き」という修行を続けました。
祈りと正拳突きを交互に行うこの修行が、後に百式観音という能力につながったというわけなんです。
なぜそんなに強いと言われているの?
百式観音の最大の強さは音速を超える圧倒的な速度にある
ゾルディック家のゼノが最も厄介な能力と評価している
百式観音の最大の強さは、なんといってもその圧倒的な速度にあります。
ネテロ会長の祈りの動作は音速を超えるほど速く、それに連動する百式観音の攻撃もまた、とてつもない速さで繰り出されるんです。
メルエムとの戦いでは、1分間に1000回以上の攻防が繰り返されたという記録があります。
つまり、ネテロ会長は1秒間に約8回以上の攻撃を繰り出していた計算になるんですね。
メルエムですら「太刀筋が見えぬ」と評価するほどの速度でした。
さらに注目すべきは、ゾルディック家のゼノが百式観音を「最も厄介な能力」と評価している点です。
厄介という表現は、単純に攻撃力が高いというよりも、対処が困難であることを意味しています。
つまり、百式観音は破壊力よりも、その異常な速度によって相手を翻弄する能力だということがわかりますね。
どんな技があるの?
壱乃掌・参乃掌・九十九乃掌など多彩な攻撃パターンがある
零乃掌が全オーラを放出する最強の必殺技
百式観音には様々な型があり、それぞれ異なる攻撃パターンを持っています。
作中で披露された主要な技を見てみましょう。
まず基本的な攻撃として使われるのが以下のような技です。
1. 壱乃掌 観音像の片手による手刀攻撃
2. 参乃掌 観音像の両手で敵を挟み込む攻撃
3. 九十九乃掌 百式観音による連続攻撃
中でも「九十九乃掌」は圧巻の技で、空中で足を組み、指を9の字にすることで発動します。
この技は防御不能とされるほどの凄まじい速度で連続攻撃を繰り出すんです。
そして百式観音の最強技が「零乃掌」です。
背後に現れた観音像が両手で敵をしっかりと拘束し、ネテロ会長の全オーラを光弾として放つ必殺技なんですね。
この技を使った後のネテロ会長は、全オーラを放出したため老人のような姿になってしまうほど、まさに最後の切り札と呼べる技でした。
百式観音の真の価値とは
調べてみると、百式観音の強さは単純な攻撃力ではなく、音速を超える祈りの速度に連動した圧倒的なスピードにあることがよくわかりました。
メルエムのような圧倒的な存在でさえ、この速度には対応に苦労したのですから、その価値の高さは計り知れませんね。
10年間の修行で生み出されたこの能力は、まさにネテロ会長の人生そのものが詰まった技だと感じます。
単なる戦闘技術を超えて、精神性と技術が融合した究極の念能力といえるでしょう。