マクドナルドが謝罪したハッピーセット転売問題について調べてみると、驚くべき事実が明らかになりました!
2025年8月に起きたポケモンカード付きハッピーセットを巡る騒動で、なんと子どもたちが買えない状況になってしまったんです。
一体何が起きて、なぜマクドナルドが公式サイトで謝罪することになったのでしょうか!
ハッピーセット転売で何が起きたの?
2025年8月9日(金)から11日(日)までの3日間、マクドナルドではポケモンカード2枚が付いてくるハッピーセットキャンペーンが開催されました。
しかし、このキャンペーンで大きな問題が発生したんです。
転売を目的とした大量購入が相次ぎ、多くの店舗で混雑や混乱が起こってしまいました。
ある店舗では、4~5人の外国人が25個ものハッピーセットを大量注文し、食べ物は全て店内に放置して、カードとおもちゃだけを持ち帰る様子を、楽しみに並んでいた小学生たちが悔しそうに見ていたという報告もありました。
さらに深刻だったのは、注文された食品の放置や廃棄が確認されたことです。
店内のゴミ箱にはハンバーガーやポテトが山積みになり、本来「ハッピー」であるはずのセットが、まったく違う光景を作り出してしまいました。
なぜマクドナルドは謝罪することになったの?
マクドナルドが8月12日に公式サイトで謝罪したのは、ハッピーセットの本来の目的から大きく外れてしまったからです。
同社は「対応が不十分であったことを厳粛に受け止めております」と謝罪文を発表しました。
最も大きな理由は、メインターゲットである子どもたちを不幸にしてしまったことでした。
ポケモン好きの子どもたちが、転売目的の大人たちの買い占めによって、欲しいハッピーセットを手に入れられなくなってしまったんです。
フリマサイトでは、ポケモンカードが5万円や10万円を超える価格で出品され、中には100枚で約15万円という高額取引も確認されました。
さらに、2万円以上で実際に購入されたものもあったんです。
本来子どもたちに届けられるべきカードが、転売の道具として使われてしまう状況に、多くの人が憤りを感じたのです。
また、店舗で働くクルーや近隣住民にも多大な迷惑をかけてしまい、マクドナルドは深くお詫びする事態となりました。
転売問題は以前にもあったの?
実は、マクドナルドのハッピーセット転売問題は今回が初めてではありません。
これまでも「星のカービィ」「ちいかわ」「Minecraft(マインクラフト)」などのコラボセットで同様の問題が発生していました。
特に注目すべきは、2025年5月に「ちいかわ」騒動を起こしたばかりだったことです。
同じような転売問題が繰り返し発生していたにも関わらず、十分な対策が取られていなかったため、批判が一層強くなりました。
SNSでは「転売ヤーを取り締まれ!」といった声が強まっており、毎回同じような問題が起こることに対して、多くの人が不満を抱いていたんです。
マクドナルドほどの大企業なら、ポケモンカードの人気と転売リスクを事前に予測できたはずだという指摘もありました。
今後どんな対策を取る予定なの?
マクドナルドは再発防止策として、いくつかの厳格な対策を発表しました。
まず、対象ハッピーセットの販売個数をより厳しく制限することを決定しました。
対策の内容はこんな感じです。
・販売個数のより厳格な制限
・モバイルオーダーやデリバリーでの利用制限
・継続反復する転売を営む客への購入拒否
・明らかに運営を妨げる行為をした客への対応強化
・フリマアプリ事業者への実効性のある対策要請
転売対策の専門家からは、「1人5セットまでといっても、次々並ぶ・隣の店に行くのは自由自在だった。
良心に訴えるだけでした」と指摘し、より踏み込んだ対策の必要性を訴えています。
電話番号やメールアドレスにひも付いたアプリを作って、1つのアカウントでは1つしか買えないような工夫で、悪質な転売を減らすことができるという提案もされています。
マクドナルドは最後に、「未来を担う子供たちの心と体の健全な成長や発達に貢献する」というハッピーセットの原点に立ち戻り、各種施策を見直していくことを表明しました。
ハッピーセットが本来の姿を取り戻せるかがカギ
今回のポケモンカード転売騒動で、マクドナルドは大きな教訓を得たはずです。
ハッピーセットは本来、子どもたちを笑顔にするためのメニューだったのに、転売問題によって「不幸なセット」になってしまいました。
同社が発表した対策が実際に効果を発揮するかどうかは、今後のキャンペーンで明らかになるでしょう。
一番大事なのは、ホントにハッピーセットを楽しみにしている子どもたちに、きちんと商品が届くようになることですね!