最近のマクドナルドのハッピーセット、特にポケモンカードが付いたものが大変な騒動になっていますよね!
転売目的で大量購入する人たちが現れて、本当に欲しい子どもたちが買えなくなる事態が発生しました。
そんな中、マクドナルドがどんな転売対策を打ち出したのか、気になって調べてみたんです!
マクドナルドが転売問題で謝罪したって本当?
2025年8月11日、日本マクドナルドが公式に謝罪文を発表しました。
これは8月9日から始まった「ポケモン」のハッピーセットキャンペーンで、転売目的での大量購入や食品の放置・廃棄が発生したためです。
マクドナルドは「ハッピーセットの転売目的での購入や、食品の放置・廃棄を容認しません」と明確に表明しています。
また、「お子さまとご家族に楽しい食体験を提供する」という理念に反する状況だったと認めて、対応が不十分だったことを厳粛に受け止めているとコメントしました。
実際に店舗では日の出前から40人もの行列ができたり、食品が道端に放置される事態まで発生していたんです。
これは確かに問題ですよね。
具体的にどんな対策を取ったの?
マクドナルドが発表した対策は、いくつかの段階に分かれています。
まず最初に取った対策がこちらです。
・1人あたりの購入制限を5セットに設定
・メルカリとの連携による転売抑制
・フリマアプリ運営事業者への対策要請
・店舗での販売管理強化
しかし、これだけでは効果が不十分だったため、さらに厳しい対策を導入することになりました。
8月15日からの第2弾では、購入制限をもっと厳格にしたんです。
また、各フリマアプリ運営事業者に対しても、より実効性のある対策を要請していくと発表されています。
マクドナルドも本気で取り組んでいることが分かりますね。
メルカリとの連携ってどういうこと?
8月7日に発表されたメルカリとの連携は、かなり画期的な取り組みです。
この連携では、マクドナルドがメルカリに転売可能性のある新商品の情報や商品画像を事前に提供するんです。
メルカリ側は、その情報をもとに注意喚起を行い、詐欺行為や規約違反に該当する商品については出品を削除する措置を取ります。
つまり、転売される前から対策を打つという先手必勝の作戦ですね!
それでも実際には、フリマサイトに5万円や10万円を超える価格で出品されているポケモンカードが確認されています。
中には100枚で約15万円という高額出品もあったとか。
メルカリは悪質な出品については適切に対応していくとしています。
購入制限はどう変わったの?
最初は1人5セットまでという制限でしたが、これでは抑制効果が薄かったため、8月15日からの第2弾では大幅に制限が強化されました。
新しい制限内容はこんな感じです。
・1グループの会計ごとに販売上限を3セットに変更
・4セット以上の注文者には購入を断る
・対象期間は8月15日から17日まで
この変更により、転売目的での大量購入がより困難になったはずです。
ただし、専門家からは「次々並ぶ・隣の店に行くのは自由自在だった」として、もっと踏み込んだ対策が必要だという指摘もあります。
電話番号やメールアドレスにひも付いたアプリを作って、1つのアカウントでは1つしか買えないような工夫も提案されているんです。
転売対策の効果はどうだったの?
正直なところ、最初の対策では十分な効果が得られませんでした。
5月に発売された「ちいかわ」グッズでも同様の買い占め問題が発生していたにも関わらず、今回も同じような事態になってしまったんです。
中国のフリマサイトでは1枚2000円ほどでポケモンカードが大量に売られていたり、「タダでマクドナルドを食べてくれる人を募集」という食事代行の募集まで見つかっています。
これは転売のためにハンバーガーを食べる人を探しているということですね。
一番気の毒なのは、ホントにポケモンカードが欲しかった子どもたちです。
9歳の子は「大人が優先的に買って、子どもが買えなくなる。友達も欲しいと言ってたけど買えないし、むかついた」とコメントしています。
今後の対策はもっと厳しくなるの?
マクドナルドは今後、販売個数をより厳しく制限する可能性があるとしています。
また、転売が懸念される「ハッピーセット」などの商品については、順次メルカリ側と連携していく方針を発表しました。
継続的に見直しと改善を図っていくとも述べているので、これからはもっと効果的な対策が期待できそうです。
お客様や店舗で働くクルーの意見にも耳を傾けながら進めていくそうなので、現場の声が反映された対策になりそうですね。
「未来を担う子供たちの心と体の健全な成長や発達に貢献する」というハッピーセットの原点に立ち戻って、各種施策を見直していくとのことです。
マクドナルドの転売対策は本気度が伝わってきた
調べてみて分かったのは、マクドナルドが転売問題に本格的に取り組み始めているということです。
最初は対策が甘かったかもしれませんが、謝罪文の発表から購入制限の強化、メルカリとの連携まで、段階的に対策を強化していく姿勢が見えました。
何より印象的だったのは、転売や食品廃棄を「容認しません」とはっきり宣言したことです。
子どもたちが楽しめるハッピーセットを守ろうとする企業の姿勢が感じられて、今後の対策にも期待が持てそうだなと思いました!