マクドナルドの購入制限が5セットから3セットに変更されたのはいつ?

マクドナルドのハッピーセットといえば、子どもたちが大喜びするおもちゃが付いてくる人気メニューですよね!

でも最近、購入制限が厳しくなったって知ってましたか?

実は2025年8月に、それまでの5セット制限から3セット制限に変更されたんです。

一体なぜこんな変更が行われたのか、詳しく調べてその背景をまとめてみました!

購入制限が変更されたのはいつ?

マクドナルドの購入制限が5セットから3セットに変更されたのは、2025年8月14日に発表され、翌日の8月15日から実施されました。

この変更は、ハッピーセット「ポケモン」の第2弾販売に合わせて実施されたもので、8月15日から17日までの3日間限定で適用されました。

それまでは8月9日から11日の期間中に「1グループあたり5セットまで」という制限があったのですが、わずか数日後には「1グループあたり3セットまで」というより厳しい制限に変わったのです。

店頭での注文はもちろん、モバイルオーダーやデリバリーサービスでも同じ制限が適用され、4セット以上の注文はキャンセル扱いとなる厳格な対応が取られました。

なぜ制限が厳しくなったの?

購入制限が厳しくなった背景には、ポケモンカード目的の大量購入問題がありました。

8月9日から11日の期間中、ハッピーセット「ポケモン」にはポケモンカードが特典として付いていたのですが、この期間中に店舗が大混乱に陥ったのです。

転売目的での大量購入や、食べきれない量の注文による食品廃棄などの問題が発生し、マクドナルドは対策を迫られる事態となりました。

実際に、5セットの制限があったにもかかわらず、それを超える購入をしようとする客も現れ、現場スタッフや他のお客様に迷惑をかける事態が続出。

マクドナルドは「ルールやマナーをお守りいただけないお客様のご購入はお断りします」という厳しい方針も打ち出すことになりました。

どんな対策が取られた?

マクドナルドが実施した主な対策は、以下のような内容でした。

・1グループあたりの購入制限を5セットから3セットに変更
・店頭注文とモバイルオーダーの両方で同じ制限を適用
・4セット以上の注文は自動的にキャンセル処理
・デリバリーサービスでも同様の制限を実施
・マナー違反者への販売拒否を明確化

さらに、第2弾の販売期間(8月15日から21日)では、ポケモンカードの配布を取りやめることも決定されました。

これは転売問題の根本的な原因を取り除く狙いがあったと考えられます。

マクドナルドは公式サイトで「日頃よりお子様やお孫様、ご友人とのお食事を楽しみにされているお客様にご不便をおかけしてしまうことを大変心苦しく思っております」と謝罪の言葉も発表しています。

転売問題への取り組み

この件を受けて、マクドナルドは転売対策にも本腰を入れるようになりました。

メルカリとの連携を強化し、商品発売前後の注意喚起や権利侵害品への対応を強化することを発表。

「商品の転売または再販売、その他営利を目的としたご購入や食べきれない量のご注文はご遠慮いただきたい」と明確にメッセージを打ち出しました。

また、お客様サービス室での問い合わせ対応も充実させ、混乱を避けるための情報提供にも力を入れています。

これまでにも「ちいかわ」や「マインクラフト」とのコラボでも同様の問題が発生していたため、今回の厳格化は多くの経験を踏まえた判断だったと言えるでしょう。

子どもたちのためのハッピーセットを守るために

今回のマクドナルドの対応を見ていると、本来の目的である「子どもたちの笑顔」を守ろうとする姿勢がよく分かります。

購入制限の厳格化は一見不便に思えますが、ホントにハッピーセットを楽しみにしている家族のための対策なんですね。

転売目的の大量購入は、せっかくの子ども向けサービスを台無しにしてしまいます

5セットから3セットへの変更は、そんな状況を改善するための苦渋の決断だったのでしょう。

おもちゃやカードを楽しみにしている子どもたちが、きちんと手に入れられる環境を作ることが一番大切ですからね!