【マクドナルド】モバイルオーダー制限は転売対策として本当に効果ある?

マクドナルドのポケモンハッピーセットで大きな騒動が起きましたね!

転売目的の大量購入で店舗が混乱し、本当に欲しい子どもたちが買えなくなってしまったんです。

そこでマクドナルドが打ち出したのがモバイルオーダーの制限という対策でした。

でも、これって転売防止に本当に効果があるんでしょうか

実際の状況を調べてみました!

モバイルオーダー制限はどんな内容なの?

マクドナルドが発表したモバイルオーダー制限は、かなり厳しい内容になっています。

2025年8月のポケモンハッピーセット騒動を受けて、同社は緊急対策を打ち出しました。

特定のハッピーセット販売期間中はモバイルオーダーやデリバリーの利用を制限する可能性があると発表されています。

これまで便利だったスマホでの注文が、一時的にストップされてしまうわけです。

さらに第2弾の販売では、1グループあたりの購入上限を3セットまでに厳格化し、モバイルオーダーでも同様の制限を実施することになりました。

4セット以上を注文しようとすると、キャンセル処理されてしまいます。

これらの制限は、転売目的での大量購入を防ぐためのものですが、普通に利用している家族連れにも影響が出てしまう可能性があります。

マクドナルド側も「ご不便をおかけしてしまうことを大変心苦しく思っております」とコメントしています。

転売対策として本当に効果はあるの?

モバイルオーダー制限の効果について考えてみると、一定の成果は期待できそうです。

実際に、第1弾で起きた混乱を受けて導入された対策の一つとして位置づけられています。

モバイルオーダーが転売に利用されやすい理由は、複数のアカウントを使って大量注文ができてしまうからです。

店頭での購入なら店員さんが「この人、さっきも来たな」と気づくことができますが、スマホからの注文だとそうした確認が難しくなります。

しかし、完全に転売を防げるかというと、そう簡単ではありません。

転売目的の人たちは複数の店舗を回ったり、家族や知り合いを使って購入したりする可能性があります。

モバイルオーダーを制限しても、店頭での購入は可能なため、抜け道は残ってしまいます。

それでも、手軽に大量注文できる手段を制限することで、転売のハードルを上げる効果は期待できるでしょう。

「システム側で個数制限や年齢確認を強化すれば、転売対策になる」という意見も見られます。

他にどんな対策が取られているの?

マクドナルドはモバイルオーダー制限以外にも、さまざまな転売対策を実施しています。

包括的なアプローチで問題解決を図っているんです。

まず、購入個数の制限強化があります。

第2弾では1グループあたり3セットまでという厳格なルールが設けられました。

これは店頭でもモバイルオーダーでも同じ制限が適用されます。

・フリマアプリ事業者への対策要請
・悪質な購入履歴のあるお客様のアプリ退会処理
・威圧的態度や大量購入を試みるお客様への販売拒否
・メルカリとの連携による転売抑止

特に注目すべきは、フリマアプリ運営事業者に対して「より実効性のある対策」を要請していることです。

転売の出口を絞ることで、そもそも転売する意味をなくそうという狙いがあります。

また、明らかに転売目的とわかる行動を取った利用者については、公式アプリの退会処理も行うという厳しい措置も発表されています。

これは今後の利用を完全に遮断する、かなり強力な対策といえるでしょう。

転売対策はまだまだ発展途上

モバイルオーダー制限は転売対策の一つとして一定の効果が期待できますが、完璧な解決策ではありません。

転売する人たちも新しい方法を見つけてくる可能性があるため、対策と対策破りのいたちごっこが続きそうです。

マクドナルドが「お客様や店舗で働くクルーの皆様の意見に耳を傾けながら、継続的に見直し、改善を図っていく」と述べているように、今後も状況に応じて対策をアップデートしていく必要があるでしょう。

本当に大切なのは、子どもたちが楽しみにしているハッピーセットを、みんなが公平に購入できる環境を作ることです。

モバイルオーダー制限もその一歩として、今後の改善に期待したいところですね!