最近、電車や街中で「若い男性って昔より小柄になった気がする」と感じることが増えました!
果たして実際のデータではどうなっているのか、気になって調べてみることにしました。
日本人男性の身長について、最新の統計データを見てみると、意外な結果が分かってきました!
1. 現在の日本人男性の身長はどのくらい?
2025年の公式統計によると、日本人男性の平均身長は約172cmとされています。
これまでの推移を見てみると、戦後から現在まで基本的に横ばいか微増の傾向を維持しているのが実情です。
令和5年の国民健康・栄養調査では、20歳から49歳の男性の平均身長は170.3cm~171.5cmの範囲にあります。
30代後半から40代前半が最も高く171.5cmとなっており、大きな変動は見られません。
高校生世代に目を向けると、2024年度の調査で男子が168.6cm~170.8cmという数字になっています。
成長期を考えると、この後さらに身長が伸びることが期待できそうです。
2. 若い世代の身長に変化はある?
年代別のデータを詳しく調べてみると、実は大きな変化は確認されていません。
20代男性の平均身長は170.3cmで、30代の171.5cmと比べても1cm程度の差にとどまっています。
これまでの長期的な推移を見ても、男性の平均身長は1950年の160.3cmから2010年の171.5cmへと10cm以上伸びており、その後も大きく下がることなく維持されています。
20代:170.3cm
30代:171.5cm
40代:171.2cm
高校生:168.6~170.8cm
数字で見る限り、若い世代の身長が特別低くなっているという傾向は見当たりません。
3. 地域による身長の違いはどうなの?
日本全国を見渡してみると、地域による身長差もあります。
17歳男子の都道府県別データでは、青森県や鳥取県が171.9cmで最も高く、沖縄県の169.2cmが最も低くなっています。
この地域差には様々な要因が関係していると考えられます。
大都市圏では医療サービスや栄養バランスの取れた食生活にアクセスしやすく、若い世代の平均身長は地方部よりやや高めになる傾向があります。
・東北地方 比較的高め(171.4~171.9cm)
・首都圏 全国平均程度(170.7~170.9cm)
・九州・沖縄 やや低め(169.2~170.7cm)
ただし、これらの差も2~3cm程度で、極端な違いではありません。
4. 身長に影響する要因って何?
身長を左右する要因はいくつか挙げられますが、遺伝的な要素が大きな割合を占めているとされています。
その上で、栄養状況や生活環境も影響してきます。
現代の日本では食生活の多様化が進み、特にたんぱく質の摂取量が増加しています。
医療サービスの充実や衛生面での向上も、健やかな成長をサポートする要因として挙げられます。
- バランスの取れた栄養摂取
- 適度な運動習慣
- 十分な睡眠時間
ただし、これらの情報については最終的には個人の判断で活用することが大切です。
まとめ
調べた結果、日本人男性の身長は大幅に下がっているわけではなく、むしろ長期的には微増または横ばいを維持していることが分かりました!
2025年の統計では約172cmという数字も出ており、若い世代でも170cm前後の平均値を保っています。
「最近の若い人は小柄になった」という印象は、個人的な感覚や特定の地域・環境による偶然かもしれません。
データで見る限り、日本人男性の身長に大きな変化は起きていないというのが現実でした!