日本全国どこでも見かけるコンビニで、実際にどのチェーンが一番店舗数が多いのか気になった。
普段何気なく利用しているコンビニも、実は激しい競争を繰り広げているんです。
今回は気になるコンビニの店舗数ランキングを調べてみました。
結果を見ると、やはりあのチェーンが圧倒的でした!
1. セブンイレブンが圧倒的な1位?
コンビニ業界の店舗数ランキングで堂々の1位を獲得しているのはセブンイレブンである。
2025年1月時点で全国に約21,534店舗を展開しており、2位以下を大きく引き離している状況だ。
前年同期と比較すると1.35%増加(286店舗増)と着実に成長を続けているのも注目点です。
セブンイレブンの強さの秘密は、やはりその立地戦略にあるといえるでしょう。
駅前や住宅街、オフィス街など人が集まる場所に効率よく出店し、利便性を重視した店舗配置を実現しているんです。
また、商品開発力も優れていて、独自のプライベートブランド商品が人気を集めているのも店舗数増加の要因と考えられますね。
2. ファミリーマートが2位をキープしている?
2位にランクインしているのはファミリーマートで、全国に約16,000店舗を展開しています。
セブンイレブンとは約5,500店舗の差があり、かなり大きな開きがあるのが現状である。
おもしろいことに、ファミリーマートは前年同期比で0.29%の減少となっており、店舗数がわずかに減っているんです。
ファミリーマートといえば、中部地方での存在感が特に強いのが特徴だ。
これは以前サークルKを買収した影響で、東海地方を中心に強固な基盤を築いているからなんです。
ただし、全体的には店舗数が微減傾向にあるため、今後の戦略が注目されるところですね。
中部地方や近畿地方の一部で強いシェアを持つ
サークルKとの統合により東海地方に強固な基盤
店舗数は微減傾向だが依然として2位をキープ
3. ローソンが3位で健闘?
3位にはローソンがランクインしており、全国に約13,806店舗を展開している。
前年同期と比較すると0.20%増加(27店舗増)と、わずかながら成長を続けているのが特徴である。
ローソンは西日本での展開に力を入れており、特に関西エリアでの存在感が強いコンビニチェーンだ。
ローソンの強みは、地域密着型の店舗運営と独特な商品ラインナップにあります。
からあげクンやLチキなどのオリジナル商品が人気で、若い世代を中心に支持を集めているんです。
また、健康志向の商品展開にも積極的で、ナチュラルローソンというブランドも展開している。
4. 4位以降のランキングはどうなっている?
4位以降を見てみると、意外な結果が見えてくるのがおもしろい。
4位はミニストップで約1,800店舗、5位はセイコーマートで約1,176店舗となっています。
上位3社とは大きな差があり、コンビニ業界の寡占状態がよく分かりますね。
4位以降の順位をまとめると以下の通りです
1. ミニストップ(1,800店舗)
2. セイコーマート(1,176店舗)
3. デイリーヤマザキ(962店舗)
4. NewDays(345店舗)
5. ローソン・スリーエフ(328店舗)
注目すべきは北海道のセイコーマートで、地域に根ざした展開により全国5位の地位を確保していることである。
北海道では大手3チェーン以外で唯一、最多店舗数を誇る地域密着型コンビニとして存在感を示している。
ただし、自己責任で店舗選びをする際は、立地や品揃えも考慮したいところですね。
5. コンビニ業界の今後はどうなる?
コンビニ業界全体を見ると、2024年度は3期ぶりに店舗数が増加に転じており、業界に明るい兆しが見えています。
各社とも不採算店の整理が一段落し、新たな成長戦略に舵を切っているんです。
特に注目されているのは、オフィス内の小型店舗や無人決済店など、運営コストを抑えた新しい出店形態である。
セブンイレブンをはじめとする大手各社は、2025年度に最大約400店の純増を計画しており、18年度以来7年ぶりの高水準となる見込みです。
人手不足が深刻化する中、AI技術やロボットを活用した省人化店舗の展開も加速していて、コンビニ業界は新たな局面を迎えているといえるでしょう。
まとめ
コンビニの店舗数ランキングを調べた結果、セブンイレブンが21,534店舗で圧倒的な1位、ファミリーマートが16,000店舗で2位、ローソンが13,806店舗で3位という結果でした。
セブンイレブンの独走状態は続いており、2位以下との差は相当大きいのが現状である。
ただし、業界全体では新しい店舗形態への挑戦や省人化技術の導入が進んでおり、今後の展開が楽しみになりそうです。
普段何気なく利用しているコンビニも、こうして数字で見ると面白い発見があるものですね!