先日LINEのアカウントを乗っ取りされそうになったということを書いたのですが(実際にはその後の壁が厚く、乗っ取りは多分出来ない)、今日は更に以下の様なメッセージが届きました。
PCでLINEにログインできませんでした。
スマホでログインしようとしたあとは、PCで挑戦してきますか。正直言って、気味が悪い!しかし何かの対応をしないとなるまい・・・・。同じ様な事に困っている人は多分たくさんいると思うので、ちょっとした検証も含めて、色々とご紹介します。
ちなみに先日の不正ログインにビビった時の記事は以下になります。
【関連】「他の端末で、LINEにログインしたことを通知するメッセージです」は不正ログインをされたという意味なの?
目次
「PCでLINEにログインできませんでした」について確認しておきたいこと
① 心当たりはないか?(自分じゃない?)
まずは「これは自分の仕業ではないのか」と心当たりを探ってみることです。自分のLINEアカウントにPCからログインしようとしたことはないでしょうか?意外とこういう原因もあったりするので、胸に手を当てて考えてみましょう・・・。
LINEに送られてきたメールを見ると、日付と時刻が書かれているので、「いつPCからログインしようとしたのか?」が詳細に分かります。
今回の例で言えば、9月6日の7時34分にログインをしようとした、という事が分かりますね。この時間、僕はスポーツジムにいたので、PCをいじることは有り得ません。
② このメッセージはログインの過程のどの段階で送信されるのか?(検証)
今回のこの「PCでLINEにログインできませんでした」のメッセージは、LINEアカウントにログインしようとしたどの段階で送信されるのでしょうか?もしも完全にログインした後だとすると困ってしまうのですが、実際に検証してみました。
PC版のLINEで、自分のLINEアカウントにログインしようとしてみます。
ここにログイン情報を入力しますが、まずは間違ったログイン情報を入力します。
- メールアドレス→正しい
- パスワード→間違ってる
という組み合わせでログインを試みます。
すると・・・・
当然ですが、ログイン出来ません。下の方にエラーメッセージが表示されましたね。
で、実はこの時に、先ほどの「PCでLINEにログインできませんでした」のメッセージが送信されます(この時入力していたメールアドレスに送信される)。
スマホを見てみると、「PCでLINEにログインできませんでした」のメッセージが来ているのが分かります(僕のパソコンはMacなので「MacでLINEに〜」となっていますが)。
つまり今回のメッセージは、「メールアドレスとパスワードの組み合わせが間違っていた場合に送られるメッセージ」と言うことになります。乗っ取り犯はコチラのメールアドレスしか分かっていない状態、ということになりますね。
ちなみにログインに成功した場合には、上の様なメッセージが届きます。「MacでLINEにログインしました」となってますね。
もしも心当たりがないのにこのメッセージが表示された場合、乗っ取りの危険があります。スマホとPC版のLINEは同時にログインが出来るので、気付かないうちに他の誰かからLINEの中身を見られていた・・・ということも有り得ます(そういう意味ではスマホでの不正アクセスよりもタチが悪いですね)。
以下の項で「自分のLINEアカウントにログインしている端末」を調べることが出来るので、ご参照下さい。
自分のLINEアカウントにログインしている端末を調べる方法
LINEでは、「自分のLINEアカウントに今ログインしている端末」を調べることが出来ます。
- LINEの「設定」を開く
- 「アカウント」を開く
- 「ログイン中の端末」を開く
以上の手順で、自分のLINEアカウントにログインしている端末を調べる事が出来ます。もしも知らない端末にログインされていた場合、端末の表示の右にある「ログアウト」を押すことで強制的にログアウトをさせる事が可能です。
僕の場合は、上の様に表示されました。先ほどログインをしたMacBook以外の端末にはログインされていないということが分かります(スマホはここには表示されないみたいです。スマホは複数端末でログインできないので、必要ないのかも知れませんね)。
「PCでLINEにログインできませんでした」のメッセージが来た際の対処方法。どうすればいいの?
① メールアドレスとパスワードの両方を変える
今回のメッセージ「PCでLINEにログインできませんでした」のメッセージは、ログイン情報の「メールアドレスのみが合っていた時」に送信されるものです。
パスワードが複雑なものであればそれを突破される恐れはまずないかと思うのですが、もしも相手が定期的にチャレンジしてきた場合には、その度に今回と同じメッセージがコチラに送られてくる事になります。
それもなんだかストレスだし気味が悪い・・・という場合には、メールアドレスの変更をしてしまうのも手です。メールアドレスを変更してしまえば、相手からすればコチラの手がかりが完全に途絶えることになります(一人のユーザーを狙い撃ちにしていうのではなく、適当に手当理次第にやっているのだと思いますが)。
② その他のサービスのログイン情報の変更も検討する
今回はログイン情報が完全には割れていませんでしたが、もしもの為に、その他のサービスのログイン情報を見直す事も必要になるかも知れません。
特に心配なのは「LINEと同じログイン情報を設定しているサービス」です。サービス毎に
ログイン情報を変える(少なくともパスワードは変える)ということは必ずした方がいいので、こう言った機会に検討してみてはどうでしょうか。(意外とこの一瞬の恐怖が去ると忘れがちです)
まとめ
LINEの乗っ取りについて、最新の記事を書きました。
対策なども含めて新たにまとめていますので、よろしければご参照ください。