あの大人気漫画ハンターハンターのアニメって、実は視聴率的にはそれほど高くなかったって知ってましたか?
週刊少年ジャンプの看板作品なのに、なんでテレビでの数字は伸び悩んだんでしょう?
でも実は、視聴率だけでは測れない深い人気のヒミツがあったんです!
今回はハンターハンターのアニメ視聴率について、意外なデータと共に調べてみました!
1999年版と2011年版はどっちが人気だった?
ハンターハンターのアニメには、1999年に放送された旧作と2011年に放送された新作があります。
視聴率で比べてみると、実は1999年版の方がずっと高い数字を記録していました。
1999年版の視聴率はこんな感じでした。
・平均視聴率:9.2%
・最高視聴率:12.9%
・初回視聴率:7.6%
一方で2011年版の視聴率は、かなり控えめな数字となっています。
・平均視聴率:4~5%
・最高視聴率:5.0%
・初回視聴率:4.4%
なんと1999年版の方が2倍近く高い視聴率だったんですね!
でも、これにはちゃんとした理由があるんです。
なぜ2011年版の視聴率は低かったの?
2011年版の視聴率が低かった最大の理由は、放送時間帯の違いにありました。
1999年版はゴールデンタイムに近い夕方の時間帯での放送でしたが、2011年版は日曜日の朝という、アニメファン以外は見づらい時間での放送だったんです。
さらに2011年版は途中から深夜帯に移動してしまい、視聴率的にはさらに厳しい状況になりました。
朝の時間帯でも5%近くの視聴率を維持していたのに、深夜に移ってからはもっと数字が下がってしまったんですね。
でも面白いのは、視聴率は低かったけれど、BD(ブルーレイディスク)の売上は安定していて、海外での評価がとても高かったという点です。
つまり、熱心なファンにはしっかりと愛されていたということなんです。
視聴率が低くても愛され続ける理由は?
ハンターハンターが視聴率以上に愛される理由は、その独特な世界観と深いストーリーにあります。
他の少年漫画とは一味違う、心理戦や頭脳戦が多く描かれているため、じっくりと楽しむファンが多いんです。
特に念能力という設定は、バトル漫画でありながら戦略性が高く、大人でも夢中になってしまう要素がたっぷり詰まっています。
だからこそ、テレビの前でなんとなく見るというよりも、録画してじっくり見たり、動画配信サービスで何度も見返したりする人が多いんでしょうね。
また、原作者の冨樫義博さんの体調による休載が多いため、アニメが放送されること自体がファンにとって特別なイベントになっているという面もあります。
だからこそ、視聴率という数字では測れない、深い愛情を持ったファンがたくさんいるんです。
数字だけでは測れないホントの人気
調べてみて分かったのは、ハンターハンターの人気は単純な視聴率では測れないということでした。
1999年版は平均9.2%、2011年版は4~5%という数字だったけれど、どちらも今でも多くのファンに愛され続けています。
特に印象的だったのは、2011年版が視聴率的には苦戦していたにも関わらず、BD売上が安定していて海外評価も高かったという点です。
これって、ホントにハンターハンターを愛している人たちがしっかりと支えているからこそですよね。
時間帯や放送局の影響で視聴率は変わるけれど、作品の魅力は変わらないんだなって改めて感じました!