冨樫義博先生といえば、あの伝説的な作品を生み出した天才漫画家!
幽遊白書とハンターハンターという2つの超大作でどのくらいの収益を上げているのでしょうか?
休載が多いことでも話題になりますが、実は驚くべき金額を稼いでいることが判明しました。
公開されているデータを元に、詳しく調べてみました!
幽遊白書だけでどれくらいの印税収入があるの?
1990年から1994年まで連載された幽遊白書は、累計発行部数が5000万部を突破している大ヒット作品です。
漫画の印税は通常、定価の8~10%が作者に支払われる仕組みになっています。
当時の単行本価格を400円程度とすると、1冊あたり約32~40円の印税が冨樫先生に入る計算になります。
5000万部という発行部数に当てはめると、幽遊白書だけで約17億5000万円の印税収入があったと推定されています。
アニメ化による関連収入も含めると、さらに大きな金額になっているでしょう。
1992年から1995年まで放送されたテレビアニメは高視聴率を記録し、ゲーム化や映画化なども実現しました。
ハンターハンターの印税はもっとすごいの?
1998年から連載が始まったハンターハンターは、2022年時点で累計発行部数が8400万部を突破しています。
幽遊白書を上回る大ヒット作品となっており、印税収入も桁違いです。
同じく印税率を10%、定価を420円として計算すると、ハンターハンターの印税収入は約29億4000万円に達すると見られています。
現在も連載が続いているため、この金額はさらに増え続けています。
不定期連載という特殊な形態でありながら、新刊が出れば即座に重版がかかるほどの人気を維持しています。
電子書籍版の売上も好調で、印税率が高い電子版の収益も無視できない規模になっているようです。
全盛期の年収はホントに10億円を超えていたの?
冨樫先生の収入が最も多かった時期は、幽遊白書がアニメ化され大ブームとなった1993年頃です。
この年、冨樫先生は高額納税者公示制度で文化人部門第2位にランクインし、納税額は3億5662万円でした。
当時の税制を考慮すると、年収は約10億円を超えていたと推定されています。
漫画の印税だけでなく、アニメ化に伴う原作使用料、ゲーム化やグッズ展開による収益なども含まれた金額です。
1992年から1995年にかけて連続で高額納税者リストに名前が載っており、推定年収は1.1億円から11.4億円の間で推移していました。
まさに漫画界のトップクラスの収入を得ていたことが分かります。
2作品合計での総収入はどのくらいになるの?
幽遊白書とハンターハンターの印税収入を合計すると、約67億円という膨大な金額になると推定されています。
これは単行本の売上による印税のみの計算で、実際にはさらに多くの収益源があります。
アニメ化に伴う原作使用料は、1話あたり10~15万円が相場とされており、両作品とも長期間放送されたため相当な金額になっているでしょう。
また、パチンコ・パチスロ化のライセンス収入や海外翻訳版のロイヤリティも含まれます。
現在の年収は推定3~4億円とされており、休載期間中でも安定した収入を維持しています。
過去の作品が継続的に売れ続けているため、いわば「寝ていてもお金が入る状態」が出来上がっているのです。
冨樫先生の現在の資産規模はどれくらい?
これまでの収入を総合すると、冨樫先生の推定資産額は50億円以上とされています。
妻である武内直子先生(セーラームーンの作者)も同様に莫大な資産を持っており、夫婦合わせると100億円を超える可能性もあります。
港区の高級マンションを購入するなど、富裕層らしい生活をしているという情報もあります。
ただし、冨樫先生は若い頃から身体を壊すほど必死に漫画を描いていた経験があり、現在の悠々自適な生活は当時の努力の結果とも言えるでしょう。
休載が多いことで批判もありますが、これまでに生み出した作品の価値と影響力を考えると、十分に報われるべき成果と言えるかもしれません。
天才漫画家が築いた驚異的な収益の世界
調べてみると、冨樫義博先生が幽遊白書とハンターハンターで稼いだ金額は想像を超える規模でした。
2作品だけで約67億円という印税収入は、まさに漫画界のレジェンドにふさわしい数字です。
全盛期の年収10億円超えという記録も、改めて両作品の社会的インパクトの大きさを物語っています。
現在も休載しながらも数億円の年収を維持しているのは、ホントに良い作品は長く愛され続けるという証拠ですね。