運転中に一時停止の標識を見つけてブレーキを踏んだものの、停止線を踏んでしまった時は焦ります!
停止線をちょっと踏んでしまっただけで違反になるのか、それとも完全に超えなければセーフなのか、気になって調べてみました。
実は停止線の手前で止まれなかった場合、違反とみなされる可能性があるんです。
でも具体的にどこまでがOKでどこからがNGなのか、正しい停止位置の基準も知っておきたいところ!
1. 停止線を踏んだら違反になるの?
停止線を踏んでしまった場合は一時停止違反とみなされる可能性が高いです。
道路交通法では、一時停止の標識がある場所では「停止線の直前」で一旦停止することが義務付けられています。
つまり、車体が停止線に触れる前、完全に手前で止まる必要があるということ!
停止線を踏んでいる状態だと、厳密には「停止線の直前」とは言えません。
警察官が取り締まりをしている場合、停止線を少しでも超えていれば違反と判断されることがあります。
ただし実際の取り締まりでは、停止線をわずかに踏んだ程度なのか、完全に通過してしまったのかによって対応が変わることも。
とはいえ、法律上は停止線の手前で止まることが原則となっています。
2. 一時停止違反の罰則はどうなっているの?
一時停止違反をすると、かなり重い罰則が科されます。
違反点数は2点です。
反則金は普通車で7,000円となっています。
原付は6,000円、大型車は9,000円と車種で異なります。
・違反点数:2点
・反則金(普通車):7,000円
・反則金(原付):6,000円
・反則金(大型車):9,000円
これだけ見ると「たかが停止線」と思うかもしれませんが、違反点数2点は意外と大きいんです!
過去に別の違反があって点数が累積している場合、免停になる可能性もあります。
さらに反則金を払わずに放置すると、刑事手続きに進むこともあるので注意が必要です。
ちなみに一時停止違反は取り締まり件数が多い違反の一つで、警察も重点的にチェックしている場所があります。
3. 正しい停止位置はどこなの?
一時停止の正しい停止位置は、停止線の「直前」です。
具体的には、車の前端(バンパー部分)が停止線に触れる手前で完全に停止する必要があります。
停止線がある場合は必ずその位置で止まり、停止線がない交差点では交差点の直前で止まることがルールとなっています。
停止線が設置されていない一時停止の交差点もあります。その場合は交差点の手前、見通しが確保できる位置で一旦停止してください。
停止する時のポイントは、車が完全に静止することです。
ゆっくり進みながら左右を確認するだけでは一時停止とは認められません。
一度ピタッと車を止めて、左右の安全を確認してから発進するのが正しい手順!
タイヤが回転を止めて、車が完全に静止している状態を作ることが大切です。
4. 停止線を超えてしまった時の対処法はあるの?
もし停止線を超えてしまったことに気づいたら、その場で止まるのが基本です。
停止線を踏んでしまった、あるいは少し超えてしまった場合でも、そこから交差点に進入する前に停止すれば、完全な違反とは判断されない可能性があります。
気づいた時点ですぐにブレーキを踏んで止まりましょう。
ただし、すでに交差点内まで進入してしまった場合は、バックして戻るのは危険です。
後続車がいる可能性もあるので、そのまま安全に交差点を通過する方が良いでしょう。
1. 停止線を超えたことに気づいた時点で停止
2. 左右の安全を確認
3. 安全が確認できたら慎重に発進
こんな感じで対応すれば、最悪の事態は避けられるかもしれません。
もちろん最初から停止線の手前で止まるのがベストですが、万が一の時は慌てずに対応することが大切です。
まとめ
停止線を踏んでしまうと一時停止違反になる可能性が高いことが分かりました。
法律上は停止線の直前で止まることが求められていて、少しでも踏んでいれば違反と判断されることもあります。
違反点数2点と反則金7,000円は決して軽くない罰則でした。
正しい停止位置は停止線の手前、車が完全に静止する状態を作ることが重要です。
もし停止線を超えてしまった場合は、その場ですぐに止まることで最悪の事態を避けられるかもしれません。
普段から一時停止では停止線の手前でピタッと止まるよう意識しておこうと思いました!