劇場版鬼滅の刃がアメリカで大ヒットして、すごい記録を作ったって聞いたことありませんか?
日本で400億円を超える興行収入を記録した大人気映画が、海の向こうでもとんでもない成果を上げているんです!
外国語映画としての新記録や、驚きの興行収入額など、気になるデータをしっかり調べてみました!
アメリカでの興行収入はどれくらいだったの?
劇場版鬼滅の刃無限列車編は、2021年4月23日にアメリカで公開されました。
気になる興行収入ですが、最終的に約4395万6487ドル、日本円で約47.8億円という素晴らしい記録を達成しています。
この数字だけでもすごいんですが、アメリカでの上映期間は約1か月間(5月21日まで)という短期間での成果なんです。
全国約1600館で、4DXやIMAXなどの特別上映も含めて公開されました。
動員数についても約351万人という多くの観客が映画館に足を運んでくれました。
アメリカの人口を考えると、かなりの人に愛された証拠ですね!
外国語映画としてどんな記録を更新したの?
劇場版鬼滅の刃は、アメリカで外国語映画として歴史的な記録を打ち立てました。
まず注目すべきは、初週末の興行収入が約2100万ドル(約22億円)を記録し、米国内で公開された外国語映画のオープニング興行成績として歴代1位になったことです。
さらに驚くべきことに、4月30日から5月2日の週では興行収入640万ドル(約7億円)で全米興行収入ランキングの1位を獲得しています。
日本映画が全米で1位になるのは、1999年の「ポケモン・ザ・ファースト・ムービー」以来、なんと22年ぶりの快挙でした。
当時のアメリカは新型コロナの影響で映画館の座席数が制限されていたにも関わらず、これだけの成果を上げたのは驚きです。
世界全体での成績はどうだったの?
アメリカだけでなく、劇場版鬼滅の刃は世界中で愛されました。
全世界での累計来場者数は約4135万人、総興行収入は約517億円という驚異的な数字を記録しています。
・日本:興行収入約400億円、動員数約2896万人
・アメリカ:興行収入約47.8億円、動員数約351万人
・台湾・香港・マカオ:興行収入約29.1億円、動員数約335万人
・韓国:興行収入約18.6億円、動員数約200万人
台湾ではアニメ映画の歴代最高興行収入を記録し、シンガポールでは日本アニメ映画の歴代最高興行収入を獲得するなど、各国で記録を更新しています。
45の国と地域で上映され、本当に世界中のファンに愛された作品なんですね。
なぜアメリカでこんなに人気になったの?
アメリカでの成功について、配給会社の関係者もコメントを出しています。
ファニメーション・グローバル・グループの代表は「この作品の奥行きのある感情表現と息をのむような美しいアニメーションが、コアなアニメファンだけでなく、幅広いオーディエンスのハートを掴んだ」と語っています。
英語吹き替え版と字幕版の両方で上映されたことも、多くの人に観てもらえた理由の一つかもしれません。
アニメというブランドがアメリカでメインストリーム化した重要な瞬間だったとも評価されています。
公開前の予想では週末3日間で800万ドルから1000万ドル程度と見込まれていましたが、実際にはその倍近い1950万ドルを記録したというから、期待を大きく上回る結果だったんです。
劇場版鬼滅の刃はアメリカでも大成功だった
調べてみると、劇場版鬼滅の刃のアメリカでの成功は本当に素晴らしいものでした。
約47.8億円という興行収入、351万人という動員数、そして外国語映画として数々の記録更新。
これらの数字が物語っているのは、国境を越えて多くの人の心を動かした作品の力だと感じます。
日本のアニメがこれほどまでに世界で愛されているのを見ると、なんだか誇らしい気持ちになりますね!