【比較】劇場版鬼滅の刃の日本と海外の興行収入はどう違う?

劇場版鬼滅の刃が社会現象になったとき、日本中が映画館に足を運ぶ光景が印象的でしたよね。

でも海外ではどうだったんでしょう?

日本と海外の興行収入を比べてみると、実はかなり興味深い違いや特徴が見えてくるんです!

2025年7月に公開された最新作『無限城編 第一章』も含めて、数字で見る鬼滅ブームの実態を調べてみました!

日本の興行収入はどれくらいすごいの?

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の日本国内での興行収入は、404.3億円という記録的な数字を叩き出しています。

これは『千と千尋の神隠し』の316.8億円を抜いて、日本映画史上歴代1位の記録なんです。

公開からの勢いも目を見張るものがあり、初日3日間で観客動員342万人、興行収入46億2311万円を記録しました。

特に注目すべきは、公開から25日で100億円を突破するという、歴代最速ペースだったことも印象的です。

多くの映画館が1日40回以上の上映を行うなど、まさに社会現象と呼べる状況でした。

2025年7月に公開された最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章』も、公開4日間で興行収入73.1億円、観客動員516万人を記録。

前作の記録を上回るペースで、日本での鬼滅人気が衰えていないことを証明しています。

海外での反応はどんな感じだった?

一方、海外での興行収入を見てみると、全世界での総興行収入は約517億円でした。

日本国内が約400億円なので、海外での収入は約117億円ということになります。

割合で見ると、日本が約77%、海外が約23%という構成ですね。

アメリカでは4月23日の公開から5月21日までに、累計推定来場者数約351万人、興行収入43,956,487ドル(約47.8億円)を記録。

外国語映画のオープニング興行成績として歴代1位を獲得するなど、北米でも大きな話題になりました。

ただし、これらの数字を見ると分かるように、海外での収入は日本と比べてかなり控えめな結果となっています。

アメリカの約48億円が海外では最も高い数字で、他の地域はそれよりも少ない状況でした。

地域によって人気に差はあるの?

海外の地域別に見ると、面白い傾向が浮かび上がってきます。

最も興行収入が高かったのはアメリカ・カナダで約48億円、次いで台湾・香港・マカオで約29億円という結果でした。

・アメリカ・カナダ:約48億円(約353万人)
・台湾・香港・マカオ:約29億円(約335万人)
・韓国:約18.6億円(約200万人)
・東南アジア:約7.7億円(約154万人)
・オーストラリア・ニュージーランド:約4.2億円(約37万人)
・中南米:約4億円(約97万人)
・欧州:約3.5億円(約52万人)

台湾ではアニメ映画の歴代最高興収を記録し、シンガポールでも日本アニメ映画の歴代最高興収を達成するなど、アジア圏での人気の高さが目立ちます。

韓国では17週連続で興収トップ5入りを果たすロングランヒットとなりました。

一方で、欧州や中東、アフリカなどでは相対的に興行収入が少なく、地域による人気の差がはっきりと現れる結果となっています。

やっぱり日本の熱狂ぶりは別格だった

調べてみて分かったのは、劇場版鬼滅の刃の興行収入において、日本国内の貢献度がとても高いということでした!

全世界517億円のうち404億円が日本からの収入で、約8割を占めているんです。

海外でも各地で記録を更新する大ヒットとなりましたが、やはり原作の人気や文化的な背景を考えると、日本での盛り上がりは格別だったみたいですね。

2025年の最新作も好調なスタートを切っていて、まだまだ鬼滅ブームは続きそうな予感がします!