人気漫画『HUNTER×HUNTER』や『幽☆遊☆白書』で知られる冨樫義博先生！
休載が多いことでも話題になりますが、その年収は一体どれくらいなのでしょうか？
他の売れっ子漫画家と比べてみると、驚きの結果が見えてきました。
この記事では、冨樫先生の推定年収と人気漫画家たちとの比較を詳しく調べてみました！
冨樫義博の年収はどれくらい？
冨樫義博先生の現在の年収は、推定2～4億円とされています。
これは『HUNTER×HUNTER』や『幽☆遊☆白書』の印税収入が主な収入源となっているためです！
特に注目すべきは、冨樫先生の全盛期の年収です。
1993年には高額納税者公示制度にて文化人部門第2位にランクインし、当時の納税額は約4億円近くでした。
これは年収が10億円を超えていたことを意味します！
冨樫先生の収入源は多岐にわたっています。
・コミックスの印税収入
・原稿料
・アニメ化による原作使用料
・キャラクターグッズのライセンス収入
・パチンコ・パチスロ化の権利料
この2作品だけで累計65億円以上の印税収入を得ているとされ、新刊が出ていない期間でも過去作が継続的に売れ続けているため、安定した収入を維持しています。
他の人気漫画家と比較するとどうなの？
冨樫先生の年収を他の人気漫画家と比較してみると、興味深い結果が見えてきます！
売れっ子漫画家の推定年収ランキングを見てみましょう。
1. 尾田栄一郎（ONE PIECE）：31億円
2. 鳥山明（ドラゴンボール）：14億8000万円
3. 高橋和希（遊☆戯☆王）：6億円
4. 吾峠呼世晴（鬼滅の刃）：5億円
5. 藤子・F・不二雄（ドラえもん）：4億6000万円
6. 岸本斉史（ナルト）：3億2000万円
7. 諫山創（進撃の巨人）：2億8000万円
この中で冨樫先生の現在の推定年収2～4億円は、だいたい5位から7位あたりに位置することになります。
ただし、冨樫先生の全盛期である1990年代前半の年収10億円以上という数字は、当時としてはとても高い水準でした。
現在でも『HUNTER×HUNTER』の新刊が出れば即座に重版がかかるほどの人気を維持しており、根強いファンベースを持っています。
漫画家の年収格差はなぜこんなに大きいの？
漫画家の世界では、年収0円から数十億円まで、とてつもない格差が存在します！
これにはいくつかの理由があります。
まず、漫画家の平均年収は406万円とされていますが、実際にはTOP100の漫画家の印税が年間7000万円、残り5200人の印税は約280万円という極端な格差があります。
年収の差が生まれる主な要因を見てみましょう。
・作品の人気度と発行部数
・アニメ化やゲーム化などのメディア展開
・海外での人気と収益
・キャラクターグッズの売上
・連載の継続期間
冨樫先生のように長期間愛され続ける作品を持つ漫画家は、新作を描かなくても過去作からの収入で生活できるため、「寝ていてもお金が入る状態」が実現しています。
一方で、単行本を出版している漫画家の平均年収は360万円、どこかの雑誌で連載を持っている漫画家でも平均年収は500～600万円程度となっており、多くの漫画家がギリギリな経済状態で創作活動を続けているのが現実です。
冨樫義博の年収から見える漫画界の実情
冨樫義博先生の年収を調べてみると、漫画家という職業の夢と現実が見えてきました。
現在の推定年収2～4億円という数字は、確かに一般的なサラリーマンと比べると桁違いの金額です。
しかし、漫画界全体を見渡すと、トップクラスの作家とそうでない作家の間には想像以上の格差があることも分かりました。
冨樫先生のように長年愛され続ける作品を生み出すことの価値と難しさを、改めて感じる結果となりました！
