すき家のサラダ、値段がじわじわ上がってきています。
2000年には100円だったサラダが、2024年11月には180円まで値上がりしているんです!
牛丼と一緒にサラダをオーダーする方にとっては、この価格変化は見逃せないポイント。
気づいたら「あれ、こんなに高かったっけ?」と感じた経験がある方も多いはず。
今回はすき家のサラダの価格推移を2000年から現在まで詳しく調べてみました!
1. すき家のサラダ、昔の価格はいくらだった?
すき家のサラダは2000年時点で100円という価格でした。
当時は牛丼も比較的安価な時代です。
サラダも手軽に追加できる価格帯だったんですね。
その後2001年4月には140円に値上げされますが、2004年7月には再び100円に戻るという動きがありました。
この時期はちょうどBSE問題で牛丼の販売が一時休止されるなど、外食業界全体が揺れていた時期と重なります。
2006年10月以降は100円が続き、サラダは「100円で気軽に野菜が取れるサイドメニュー」という位置づけだったようです。
10年近く同じ価格で提供されていたのは驚きですね。
2. 2014年以降の価格推移はどうなっている?
2014年4月、消費税が8%に増税されたタイミングで、すき家のサラダは108円になりました。
しかしその4か月後の2014年8月には129円へと一気に20円以上値上がりしています。
2015年4月には130円、2016年7月には140円と徐々に価格が上昇。
この頃から「サラダが地味に高くなってきた」と感じていた方も多かったのではないでしょうか。
具体的な価格推移はこんな感じです。
・2014年4月 108円
・2014年8月 129円
・2015年4月 130円
・2016年7月 140円
・2021年12月 160円
・2024年11月 180円
2021年12月には160円、そして2024年11月には180円まで到達しました。
約10年で価格が1.8倍になったことになります。
3. サラダ以外のサラダメニューはどうなの?
すき家には通常のサラダ以外にも、いくつかのサラダメニューがあります。
2022年10月5日には「シーザーサラダ」が220円で新発売されました。
シーザーサラダは新鮮なレタスに赤ピーマン、自社製ベーコン、パルメザンチーズをトッピング。
濃厚なチーズの風味とクリーミーなシーザードレッシングが特徴で、牛丼やカレーとの相性が良いとされています。
同じく2022年10月には「お食事サラダ」シリーズも登場しました。
「牛・お食事サラダ」と「チキン・お食事サラダ」はどちらも590円で、ワンプレートで満足感が得られる商品として販売されています。
レタスやブロッコリーなど6種類の野菜に、十六穀米や燻製ベーコンをトッピングしており、健康志向の方向けのメニューとなっているようです。
・通常のサラダ 180円(2024年11月時点)
・シーザーサラダ 220円(2022年10月発売)
・お食事サラダ(牛・チキン) 各590円(2022年10月発売)
4. 値上げの理由は何だったの?
すき家が値上げを繰り返している理由は、主に原材料価格の高騰です。
2021年12月の値上げでは、原材料価格や原油価格の高騰を理由に挙げています。
2025年3月の値上げでは、国産米価格の高騰が大きな要因となりました。
すき家では国産のコシヒカリやひとめぼれなど、厳選されたブランド米を100%使用しており、精米後5日以内に店舗に届いたものだけを使用するというこだわりがあります。
サラダについても、野菜の価格高騰や物流コストの上昇が影響していると考えられます。
サイドメニュー全体を見ても、みそ汁は2024年4月に100円、2024年11月には110円に値上げされています。
外食業界全体が原材料費や人件費の上昇に直面しており、すき家も例外ではないということでしょう。
5. 消費者の反応はどうだった?
ネット上では、すき家の値上げに対してさまざまな反応が見られます。
2020年11月の記事では、同じサイドメニューの組み合わせでも注文方法によって価格が異なることが話題になっていました。
「サラダセット+たまご」が230円なのに対し、「たまごセット+サラダ」だと270円になってしまい、40円も差が出るという指摘がありました。
このようなメニュー構成の複雑さに戸惑う声も少なくありません。
また、2024年11月の報道では「10年前は100円だったサラダセットはいまや2倍の200円に」という指摘もあります。
サラダセット(サラダ+みそ汁)の価格上昇に対する不満の声が上がっているようです。
消費者の主な反応をまとめると、こんな感じです。
・サラダの価格が2倍近くになったことへの驚き
・セットメニューの組み合わせ方で価格が変わることへの戸惑い
・全体的な値上げに対する不満の声
ただし、価格は上がっても「料理だけを評価すれば、かなりの贅沢で、コスパ的にもとても優秀」という肯定的な評価もあります。
6. 他のチェーンと比べてどうなの?
すき家のサラダ180円という価格は、牛丼チェーンの中では高めの設定です。
2024年11月の報道によると、松屋ではイートインの場合みそ汁が無料で付いてくるため、サラダ150円を追加しても合計580円で済むとされています。
一方、すき家で牛丼並盛にサラダとみそ汁のセットを付けると650円になります(2025年10月時点)。
こうした価格差から「松屋の方が安い」と感じる消費者も増えているようです。
すき家のサラダはブロッコリーも入っており、ボリュームはそこそこあるとされています。
ただし価格面では他社に比べて割高感があるのは否めません。
2025年9月にはすき家が牛丼並盛を480円から450円へ30円値下げしましたが、これは2025年3月に発覚した異物混入問題による客数減が理由とも言われています。
まとめ
すき家のサラダは2000年の100円から2024年11月には180円へと、約25年で1.8倍に値上がりしました。
2014年以降は特に値上げが続き、原材料価格や物流コストの上昇が主な理由とされています。
シーザーサラダやお食事サラダといった新メニューも登場し、選択肢は増えました。
しかし価格面では他の牛丼チェーンと比べて割高感があるという声も見られます。
100円で食べられた時代が懐かしく感じられます!