【値上げの歴史】すき家の牛丼メガの価格推移

すき家の牛丼メガが1,000円を超えたというニュースを見て、正直驚きました!

以前は700円台で食べられていた大盛りサイズが、気づけば1,000円オーバー。

わずか数年で価格が1.5倍近くになっているんです。

今回はすき家の牛丼メガがどのように値上がりしてきたのか、その歴史を調べてみました!

1. すき家のメガ盛りっていくらだったの?

すき家の牛丼メガは、2017年11月時点で税込730円でした。

当時は大食いの人向けのおトクなサイズという位置づけでした。

2017年11月29日に最初の値上げが実施され、780円になりました。

この時点では50円の値上げで、まだ800円を下回る価格帯を維持しています。

その後しばらくは価格が安定していたものの、2021年12月23日に大きな動きがありました。

原材料価格や原油価格の高騰を理由に、780円から850円へと70円もの値上げが実施されたんです。

これは一度の値上げ幅としては比較的大きなものでした。

850円という価格は、多くの消費者にとって「ちょっと高くなったな」と感じるラインだったようです。

2. 2020年代に入ってからの値上げラッシュは?

2023年2月には、メガ盛りが850円から880円に値上げされました。

この時は30円の値上げで、比較的小幅な改定でした。

ただし、すき家は並盛の価格を据え置く一方で、大きいサイズを中心に値上げを行っていたんです。

そして2024年に入ってから、値上げのペースが加速しました!

2024年4月3日には、メガ盛りが880円から930円へと50円値上げ。

さらに同じ年の11月22日には、930円から980円へと再び50円値上げされたんです。

わずか7ヶ月の間に2度も値上げが行われ、消費者からは驚きの声が上がりました。

2024年の値上げ

2024年は年に2回も値上げが実施された年。4月と11月に合計100円の値上げとなり、メガ盛りは980円に到達しました。

3. ついに1,000円を突破したのはいつ?

2025年3月18日、すき家のメガ盛りはついに1,000円の壁を突破しました!

980円から1,030円への50円値上げで、4桁の価格になったんです。

この時の値上げ理由は「国産米や牛肉の高値が長期化しているため」と説明されています。

1,000円超えという事実は、多くのメディアで大きく報じられました。

ネット上では「メガ、1,000円超えはキツい」「もう気軽に食べられない」という声が相次いだんです。

牛丼チェーンの代名詞だった「安さ」が失われつつあることを実感させる出来事でした。

その後、2025年9月4日には一部サイズで値下げが行われましたが、メガ盛りは1,030円のまま据え置かれています。

並盛や大盛は値下げされたものの、メガサイズは高価格帯を維持する方針のようです。

4. なぜこんなに値上げが続いているの?

すき家が公式に発表している値上げの主な理由は、原材料費の高騰です。

特に牛肉の国際価格上昇や、国産米の価格高騰が大きな要因とされています。

すき家では国産のコシヒカリやひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を100%使用しているため、米価の影響を直接受けるんです。

値上げの主な要因をまとめると、次のようになります。

1. 牛肉の国際価格上昇
2. 国産米の価格高騰
3. 原油価格上昇による配送費増加
4. 人件費の上昇
5. エネルギーコストの増加

これらが複合的に重なっているんです。

原油価格の上昇は配送費に直接影響し、人件費やエネルギーコストの増加も価格改定を後押ししました。

2021年以降は世界的なインフレの影響で、外食チェーン全体が値上げを余儀なくされている状況です。

5. 消費者の反応はどうなの?

値上げに対する消費者の反応は、正直かなり厳しいものでした。

「一般庶民には大きい」「食べる機会がさらに減りそう」という声がSNS上で多数見られたんです。

特にメガ盛りの1,000円突破に対しては、「もう気軽にいけない」「高すぎる」という意見が目立ちました。

ただし、すべてが否定的な意見というわけではありません。

「原材料高騰の現状を鑑みれば仕方ない」「正直に理由を説明しているのは好印象」という理解を示す声もあったんです。

国際情勢や経済状況を考えると、値上げは避けられないという冷静な見方もありました。

2025年9月に並盛が値下げされた際には、「企業努力素晴らしい」「こういう取組には答えないと」という肯定的な反応が63%を占めました。

一方で「一時的に値下げして話題性を出して、しばらくしたらまた値上げでは」という懐疑的な意見も18%ありました。

消費者の反応は複雑で、期待と不安が入り混じった状態と言えます。

6. 他の牛丼チェーンと比べてどうなの?

すき家だけでなく、牛丼業界全体が値上げの波に飲み込まれています。

吉野家の並盛は2024年7月時点で498円となり、すでにワンコインを超えているんです。

一方、松屋は2025年2月時点で430円と、3社の中では最も安い価格を維持しています。

すき家の並盛は2025年9月の値下げで450円となり、吉野家より安く、松屋より高いという中間的なポジションになりました。

味の好みは人それぞれですが、価格面での競争は激しくなっています。

メガサイズに関しては、すき家のメガ1,030円という価格は、大盛りサイズの2倍近い金額です。

大食いの人にとっては依然として魅力的な選択肢かもしれませんが、気軽に注文できる価格帯ではなくなってきました。

まとめ

すき家の牛丼メガは、2017年の730円から2025年には1,030円へと、約8年で300円も値上がりしました。

特に2021年以降の値上げラッシュは激しく、わずか数年で価格が1.4倍以上になっているんです。

原材料費や人件費の上昇が主な理由とされていますが、消費者にとっては痛い出費増となっています。

「安くて早い」が売りだった牛丼チェーンも、時代の変化とともに価格帯が変わってきました。

今後も原材料価格の動向次第では、さらなる値上げの可能性もありそうです。

個人的には、たまの贅沢として楽しむくらいの気持ちで付き合っていくしかないのかなと感じました!