【値上げの歴史】すき家のたまごトッピングの価格推移

すき家のたまごトッピングが気づいたら高くなっていた!

実はこの数年で段階的に値上げが行われており、トッピング価格の変動は牛丼本体以上に大きくなっているんです。

調べてみると、たまご1個の価格が1.5倍に上昇していることが判明しました!

1. たまごトッピングの価格はいつから値上がりした?

すき家のたまごトッピングは、近年複数回にわたって値上げが実施されています。

2023年2月の価格改定が実施されました。

それまで60円だったたまごトッピングが70円に引き上げられています。

この時は10円の値上げとなり、牛丼本体の並盛は400円で据え置かれていたものの、トッピング類を中心に価格改定が行われた形になりました。

その後、2024年にも値上げが実施され、たまごトッピングは90円になっています。

2023年2月の価格改定から約1年強で、さらに20円も上昇したことになるんです。

この価格推移を見ると、60円から90円への変化は、わずか1年半ほどの間に50%もの値上げとなっており、牛丼本体の値上げ率を上回るペースとなっています!

2. 値上げはどんな理由で行われたの?

すき家がトッピング類を値上げした背景には、複数の要因が重なっているようです。

値上げの主な理由を挙げてみると

・原材料価格の高騰
・光熱費や人件費の上昇
・配送費や包材費などのコスト増

といった感じで、さまざまなコストが上昇しています。

特に鶏卵に関しては、2022年から2023年にかけて鳥インフルエンザの影響により供給が減少し、価格が急騰した経緯があるんです。

また、飼料価格の高騰も卵の価格上昇に拍車をかけました。

すき家側は公式発表で「商品の品質維持・向上と安定供給を図るため」と説明しており、やむを得ない価格転嫁であることを強調しています。

国産米や牛肉の価格高騰により牛丼本体も値上がりを続けていますが、トッピング類も同様に原材料コストの影響を受けているわけです。

値上げの時期

2023年2月:60円→70円(10円値上げ)
2024年:70円→90円(20円値上げ)
合計で30円、率にして50%の値上げとなりました。

3. 消費者の反応はどうだったの?

たまごトッピングの値上げに対する消費者の反応は、複雑なものとなっています。

SNSやレビューサイトでは「たまごだけで90円は高い」「気軽にトッピングできなくなった」といった声が見られました。

特に、複数のトッピングを組み合わせて楽しんでいた層からは、コストが積み重なることへの不満が聞かれています。

一方で、2025年9月にすき家が牛丼本体を値下げした際には「企業努力が素晴らしい」「値下げする姿勢は評価できる」といった肯定的な声も多く上がりました。

牛丼並盛が480円から450円に戻ったことで、トッピングを加えても以前よりは手頃になったと感じる人もいるようです。

ただし、値下げ後もたまごトッピングの価格は90円のままであり、トッピング価格については据え置きとなっています。

消費者の主な声

1. トッピング価格が高くなって気軽に追加できない
2. 複数トッピングすると1,000円を超えてしまう
3. 牛丼値下げは評価するが、トッピングも下げてほしい
4. 原材料高騰は理解できるが、もう少し安くならないか

4. 今後の価格はどうなる?

たまごトッピングの今後の価格動向については、原材料市場の状況次第と言えそうです。

鶏卵の市況は2024年から2025年にかけて一時的に落ち着きを見せているものの、飼料価格や人件費の高止まりは続いています。

すき家を含む外食チェーン各社は、コスト上昇圧力と消費者の価格感度のバランスを取りながら価格設定を行っている状況となっているようです。

今後の価格に影響を与える要素として

・原材料費の動向
・最低賃金の引き上げ
・物流コストの変化

こうした点が挙げられます。

また、すき家は時期によってランチセットなどでおトクにたまごを追加できるキャンペーンも実施しています。

2025年7月には「牛丼並盛+たまご」が500円で提供されるランチコンボが登場し、通常より70円おトクになる企画もありました!

こうしたキャンペーンを活用することで、値上げの影響を少しでも抑えることができそうです。

まとめ

すき家のたまごトッピングは、2023年から2024年にかけて60円から90円へと段階的に値上げされました。

原材料費や人件費の高騰が主な理由であり、牛丼業界全体が直面している課題の一つと言えます。

消費者からは価格上昇に対する不満の声もある一方で、企業努力による値下げには評価の声も上がっているんです。

調べてみて分かったのは、トッピング1つでも時代とともに価格が変わっていくということ。

今後も原材料市場の動向を注視しつつ、おトクなキャンペーンを活用していくのが良さそうです!