喧嘩稼業の休載はなぜこんなに長いの?理由は公表されている?木多康昭先生は何と言っている?再開はいつ?

喧嘩稼業の休載はなぜこんなに長いの?理由は公表されている?木多康昭先生は何と言っている?再開はいつ?

冨樫義博先生の休載の話題が出るたびに、一緒に思い出してしまう漫画があります! それが、木多康昭先生の『喧嘩稼業』。

前作の『喧嘩商売』のころは、単行本を全巻そろえるほど大好きだったのに、今はもう話もぼんやりとしか思い出せません。

結論、休載の理由は公式には発表されていません! 先生本人も、やる気をなくした理由の中身は明かさないままです。

じゃあ、先生は今どうしているの? 「株で稼いだから描かない」といううわさは本当?

喧嘩稼業は、いつから止まっている?

喧嘩稼業になってからの思い出は、正直そこまで深くありません。でも、喧嘩商売のころは本当に本当に大好きでした。ヤングマガジンを毎週楽しみに買って、とにかく心理戦・頭脳戦に夢中。金田戦なんて最高だったし、セリフも濃いキャラもトーナメントも、全部好きです。

最初の数巻はかなりクセの強いギャグ漫画なので、そこを抜けるところまで読み進められれば、一気にハマるはず。後半になるにつれて、面白さがどんどん加速していく漫画でした。そんな喧嘩稼業を冨樫先生と一緒に思い出してしまうのは、わたしだけではないみたいです。

2016年には「休載四天王」とも呼ばれていた

HUNTER×HUNTER・ドリフターズ・ベルセルク・喧嘩稼業。2016年6月に4作の新刊がそろうと話題になり、ネットのニュースサイトがそう呼べる大作と書いた。(KAI-YOU)

とはいえ、ハンターハンターは休載の理由がかなりちがうし、ベルセルクも、たしか描き込みの量がすごすぎる、という話だった気がします。4作をひとまとめにくらべることは、できなさそう。では、喧嘩稼業の今の休載は、いつから続いているのか。

最後に載ったのは、2020年2月の第103話

週刊ヤングマガジン(講談社)の第103話が最後。2026年11月の時点で、続きが載った知らせは無し。止まってから6年9か月ほど。(ねとらぼほか)

もうすぐ7年! びっくりするほど長い。あまりにも長くて、正直、話を忘れてしまったところがたくさんあります。今どこまで進んでいたのかも全然覚えていないくらい、過去のことになっていました。

喧嘩稼業の休載の長さ(2026年11月)

そういえば、そのころ喧嘩稼業の中身をまとめているファンのブログがあって、休載をネタに記事を書いていたのを、なんとなく覚えています。もう見に行くこともなくなって、今たまたま思い出しただけ。たぶん、更新も止まっているんじゃないかな。

ちなみに単行本は2020年4月の13巻が最新で、入っているのは第91話まで、とまとめるファンのレビューもあります。それに、長い休載は今回が初めてではありません。

前作の喧嘩商売のあとも、約3年あいていた

2010年9月に第1部完。約3年あいて、2013年12月に喧嘩稼業として再開。(コミックナタリーほか)

思い返すと、休載は前から多かった気がするし、長い休載も何度もありました。そして、今も。それでも、載る回は本物の面白さだから、ずっと待っていたし、期待もしていたんです。

喧嘩商売のあとと今の休載の長さ

今回は、前の休載の2倍以上。待っているうちに、待っていた話のほうを忘れてしまった。

休載の理由は、公式に出ている?

これだけ長いと、理由も気になります。先生や編集部から、何か出ているのかな?

講談社・ヤンマガからの理由の発表は見つからない

今回の休載の理由を発表した記録は無し(2026年11月の時点)。

公式からは、何も出ていないんですね。じゃあ、先生本人は?

先生が書いた理由は「超私的理由」だけ

2024年8月25日のXで、原因は分からないけど急にやる気が出てきた、と明かしつつ、なくなっていた理由はこのひとことだけ。中身は書いていない。(先生のX)

理由は、言わないのか。でも、私的な理由と言われたら、それはもう仕方ありません。理由は秘密。でも、やる気がなかったことは、秘密じゃない。

喧嘩稼業の休載の理由で分かっていること

やっぱり、気力の問題なんだろうな。わたしは、木多先生は冨樫先生のように「漫画を描くのが大好き」というタイプではない気がしています。才能があって、求められて、もちろん生活のためにも描いてきたタイプ。

才能は間違いないけど、描くための強い動機が、今は消えてしまっているんじゃないかな。生活のために漫画を描くのは、ぜんぜん悪いことじゃない。その理由が、今は満たされているのかもしれません。これは、わたしの勝手な想像ですけど。

木多先生は、Xで休載のことをどう言っている?

うろ覚えですけど、先生は休載のことを何かネタにしていた気がします。そもそも先生は、ネタなのか本気なのか分からないけど(たぶん本気)、「漫画を描きたくない」みたいな話を、自分を漫画の中に登場させて、思いの丈をぶつけるように何度も描いていた気がする。Xでは、どうなんだろう?

2024年4月、テスタさんへの返事は「嫌々、書き始めております」

個人投資家のテスタさんが、喧嘩稼業の名前を叫ぶような熱い投稿をしたときの返事。担当編集さんに会うたび嫌味を言われるので、と添えていた。(ガジェット通信)

なんと、テスタさんも喧嘩稼業のファンだったのかな。名前を叫ぶくらいだから、ファンなのは間違いなさそう。というか、テスタさんとつながりがあるってことは、やっぱり投資のほうでうまくいっているのかな…なんて勝手に想像してみたり。まあ、関係ないか。

2024年8月には、連載を再開して完結まで描くと宣言

やる気が出てきたと書いた、同じ投稿。40年間休まずこち亀を描いた秋本治先生を引き合いに、自分はその後を継ぐ者だと冗談めかし、完結まで描くから信じてほしい、と書いた。(先生のX・ねとらぼ)

正直、まったく信憑性がわきません。なんだかネタになっている感じがして。実際、それから2年以上たっても、再開はしていません。この投稿は当時知らなかったけど、期待しなくてよかった(笑)。

木多先生のXの言葉と、その後

それでも、先生がXで、こんなふうに普通に、カジュアルに投稿していること自体を知らなかったので、知ったときはうれしかった。休載まで笑いに変えてしまうのが、木多先生。元気そうで、安心しました。

四天王のほかの作品とはくらべられないけど、喧嘩稼業の休載の理由も、これはこれでバラエティに富んでいて、キャラが立っている。面白いかも。早く喧嘩の続きを描いてほしい! と思いつつ、正直、あまり期待はしていません。

「株で稼いだから描かない」といううわさは本当?

もう1つ、ずっと気になっていたのが、先生が大株主だといううわさ。ある程度たしかな話として出回っていたはずで、投資でうまくいっているのは本当っぽいな、と思っていました。どこから出た話なのか、たどってみます。

うわさは、2024年の春にネットで広まった

株のまとめブログの記事をきっかけに、ある上場会社の株主に「木多康昭」の名前がある、と話題に。ネットのニュースでも取り上げられた。

では、その大株主の欄に、本当に名前はあったのか。ここは、きちんと確かめたかったところです。

有価証券報告書の大株主の表に、同じ漢字の名前がある

有価証券報告書は、大株主の名前も載る会社の毎年の報告書。まとめたサイトでは、2020年代の表にも同じ漢字の名前が見つかる。同じ名前の別の人の可能性もあり、本人かは確かめられない。

まったくの作り話では、なかったみたいです。名前が載っているのは、どうやら本当。でも、載っていたのは名前だけで、本人だという証拠までは載っていなかった。

同じころ、先生はXで、勘違いしている人がいるようだと前置きして「私の名前はペンネームです」と投稿した、と紹介されています。株の件とは、ひとことも書いていません。それに、うわさの中身もかなりバラバラなんです。

うわさの金額は、1.5億円から500億円まで

1.5億円という話から、500億円という話まで、ケタちがいにバラバラ。どれも公式の数字ではない。

うわさとはいえ、500億円? 1.5億円と500億円では、さすがに差がすごすぎます。有名な投資家のテスタさんでも、累計の利益が100億円に届いたのは2024年2月のこと。500億円なら、それをゆうに超えてしまいます。

木多先生の大株主のうわさで分かったこと

結局、名前は載っているけど、本人かは確かめられないし、金額もバラバラ。投資でうまくいっているのは本当っぽい、というわたしの予想も、答え合わせはできないままでした。

再開の予定は?休載中、先生は何をしている?

じゃあ、再開の予定はどうなっているのか。2024年の宣言のあと、何か動きはあったのかな?

2025年1月、ヤンマガが年内の連載再開を予告

2025年1月20日発売のヤングマガジン8号で、先生本人が年内の再開を宣言したと告知。(コミックナタリー・コミロック)

あれ? 音沙汰はあったんだ。テスタさんに返していた話は、本当だったのかな。しかも、この年は先生がテレビにまで出ています。

2025年7月、先生が「漫道コバヤシ」でメディア初出演

フジテレビONE(CS)の漫画の番組で、2025年7月28日の24時(日本時間)からの回。ケンドーコバヤシさんが連載再開を直談判した。(番組の公式X・コミロック)

番組で先生が何を話したのか気になって調べてみたけど、そこまでは分かりませんでした。告知では、休載の真相や再開の時期にも触れるとされていたのに、肝心の再開は…。

2025年の再開は無く、2026年11月も知らせは無し

年内最後のヤンマガの次号予告にも無かったとされる。2026年11月の時点でも、再開の知らせは見つからない。(マンガのニュースのブログほか)

トーナメントは、まだ完結まで先が長そう。今のペースの先生に、完結までの気力を期待していいのか…と考えると、冷静に考えれば厳しいだろうな、と思ってしまいます。待つしかないけど、複雑な気持ち。もう、しょうがねえなと達観しています。

喧嘩稼業の再開をめぐる2025年からの動き

ただ、休載中の先生が、何もしていないわけではありません。漫画の代わりに、文章を有料でも出せるnoteで、喧嘩稼業を書いていました。

2020年4月、noteで小説の『喧嘩稼業 別冊』を100円で公開

単行本の応募券の読者プレゼントなどだった、先生本人が書いた小説(第1章)を、2020年4月6日にnoteで売り出した。(先生のX・ファンのまとめ)

ちゃんと、2025年より前に出ていた! わたしが見たのは、もっとずっと前だったはずなので、記憶どおりです。漫画からもなんとなく分かっていたけど、文章もものすごくうまいな、と思った覚えがあります。

2025年5月26日、続きの第2章の1も100円で公開

第2章の途中まで。「漫画を描かないと、本気で怒られそう」なので途中だけど出した、と先生はXに書いた。(先生のX・コミロック)

怒られそう、という言い方が、なんとも先生らしい。漫画は止まっていても、喧嘩稼業の世界は、小説で少しずつ書かれています。

木多先生の小説『喧嘩稼業 別冊』

喧嘩稼業の休載が、なぜこんなに長いのか。公式の理由は出ていないし、先生も中身は明かしていません。でも、描く気力をなくしていたことは、先生本人が書いています。わたしは結局、気力の問題なんだと、自分なりに納得しました。

Xでは元気そうだし、小説も書いている。先生が今どうしているのか分かって、ひとまず安心です。もう何も期待しない。もちろん、良い意味で。連載が再開されたら、そのときに読みます。待つのは「再開します」ではなく、「再開しました」の知らせだけ!