ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)を読んでいると、どこかで必ず耳にする「冨樫義博先生は体調がよくないらしい」という話!
わたしの中ではすっかり当たり前になっていて、休載しても驚かないし、再開されると「ありがとうございます」という気持ちになるくらいです。
休載の理由は、編集部が発表した「体調など」。冨樫先生本人も、腰の痛みや「心身の不調」を自分の言葉で書いていました!
でも、お尻もふけないほどって、本当? そして次は、いつ載るの?
休載の理由は、編集部や冨樫先生本人が言っている?
体調がよくないという話はよく聞くし、心のほうも、という話も昔どこかで聞いた気がします。でも、それが公式の発表なのか、どこかで見たうわさなのかは、わたしの頭の中でごちゃまぜでした。
2022年12月、編集部が「体調などを鑑み」と発表
2022年12月26日、週刊少年ジャンプ編集部が「冨樫先生の体調などを鑑み」(=体調などを考えに入れて)、401話からは週刊連載ではない形で載せると発表(KAI-YOU・ファミ通.com)。
この発表、なんとなく覚えています。「週刊誌なのに、全然載っていないなぁ」という印象だったので、公式も理由として「体調」をはっきり出していたのは、今読むと少し意外。「など」が付いているのは、ちょっと気になりますけど。
不定期だとはっきり言ったことで、先生のほうも肩の荷が下りたところがあったんじゃないかな。先生と編集部が相談して決めた、というのも少し安心です。週刊じゃなくなっても、ジャンプからは離れない。そんな特別な扱いを受けた作家は、ジャンプの歴史でもほかにいなかった気がします。
2026年10月、本人がXに「心身の不調が重なり」
2026年10月5日、冨樫先生がXに「心身の不調が重なり」と投稿。締切のある仕事はすべて断り、自分の原稿を優先するとのこと。不調の中身・病名は書かれていない(電ファミニコゲーマー・J-CASTニュース)。
これは最近のことなので、よく覚えています。やっぱり体だけじゃなく、心もしんどかったんだ。締切のある仕事を全部断るって、相当な決断です。同時に浮かんだのが、「原稿以外の仕事って、何だったんだろう?」という疑問でした。
原稿以外の仕事は?2026年は色紙やお祝いのイラストも
依頼の中身は書かれていない。ただ2026年は、4月にXで「カラー依頼の色紙完了。」と書き、7月には『フェアリーテイル』の新シリーズの連載記念のイラストにも参加(リアルサウンド・ファミ通.com)。
原稿以外の仕事をしているイメージは無かったけど、絵の仕事はちゃんとあったみたいです。どれが「締切がある仕事」だったのかまでは、分かりませんでした。

というように、休載の理由を言葉にしているのは、うわさではなく編集部と冨樫先生本人。2022年は「体調など」、2026年は「心身の不調」でした。
腰はどれくらい悪い?「お尻をふけない」は本当?
わたしがうろ覚えで覚えていたのが、「トイレでお尻もふけない」という話。公式だったのか非公式だったのか、いろいろな情報が頭の中で混ざっていました。
2022年7月の直筆メッセージ「2年ほど椅子に座れない」
2022年7月、展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」に向けた直筆メッセージで、「2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでした」と告白(女性自身・Wikipedia)。
お尻をふく姿勢がとれず、動きは普通の人の3〜5倍
同じメッセージに、書いた2週間前までお尻をふく姿勢がとれず、トイレのたびにシャワーを浴びていたこと、あらゆる動作に普通の人の3〜5倍の時間がかかることも(女性自身)。
なんとなく覚えていた言葉が、そっくりそのまま本人の言葉! わたしのうろ覚えは、うわさではなく本人の言葉でした。椅子に座れないのはなんとなく想像がつくけど、お尻もふけないところまでは想像できなかった。

つまり、ふつうの生活すら難しい状態で、漫画を描いていたということ。「腰が痛い」というレベルを、もう超えている気がします。腰をひねれないから?と調べてみたけど、理由までは本人の言葉に書かれていませんでした。
2024年は手術、そして「数日寝たきり」
2024年11月28日にXで「手術しました。」と報告(局所麻酔の施術で、何の手術かは書かれていない)。12月11日には「訳あって数日寝たきりでした」(J-CASTニュース)。
あー、なるほど、手術まで。本当に腰の問題みたいですね。腰の痛みの極地といった感じで、本当に大変そう。
寝て描いているって本当?
もうひとつ覚えていたのが、寝た状態で描いているという話。しかも、わたしの記憶では仰向けでした。
「現在はこの姿勢でしか描けません」の絵
2022年7月の直筆メッセージに、床に置いたクッションにもたれかかるような姿勢で描く本人の絵と、「現在はこの姿勢でしか描けません」の一言(ねとらぼ)。
2024年8月「寝ながらネームやります」
2024年8月28日、Xに「便座に座ってて腰やった。カラーは途中。寝ながらネームやります」。ネーム=コマ割りとセリフを決める、漫画の設計図(ねとらぼ)。
寝て描いているのは本当でした。ただ、仰向けかうつ伏せかまでは、文には書かれていません。仰向けというのは、わたしの記憶ちがいだったのかも。うつ伏せなら、わたしも書きものやパソコンをするときにやる姿勢なので、印象に残らなかったのかもしれません。

描く姿勢を変えてでも、描くのはやめない。どんな状態でも描き続けている冨樫先生は、本当に漫画を描くのが好きなんだろうなと思います。いやいや描かなければいけない状況では、ないはずですし。
休載はどれくらい長くて、次はいつ載る?
1998年に始まり、休んでは10話ずつ
連載開始は1998年。2018年11月から約3年11か月休んで、2022年10月24日に再開。その後は1年半以上休んでは10話ずつで、2026年は6〜9月に411〜420話が載った(Wikipedia・電ファミニコゲーマー)。
今年、連載が再開していたなんて! 忙しくて、わたしは全く気づいていませんでした。これは読まなきゃ。載った話の数を見ると、単行本1冊分ずつまとめて載せている気もするし、単行本も近いうちに出るのかな?
39巻は2026年7月、40巻はまだ発表なし
39巻は2026年7月3日発売(新刊は1年10か月ぶり)。40巻はアニメイトタイムズで「発売日未定」のままで、11月4日に探したかぎりでは、発表は見つからなかった(ナタリー・アニメイトタイムズ)。
40巻はもう少し先みたいですが、次に載る日の手がかりなら、冨樫先生のXにありました。
10月26日の夜「No.430、原稿完成。」
10月26日の夜、Xに「No.430、原稿完成。」。前回は5月下旬の「No.421、原稿完成。」から約1か月後の6月29日に再開(掲載の発表は1週間前)。今回の掲載日は、11月4日の時点で見つからなかった(エイトアンド・リアルサウンド・電撃オンライン)。
Xで作業の報告を見るようになって、ほんとに一生懸命描いてるんだな、ありがとうという気持ちになったのを覚えています。430話まで完成したということは、また載せられる分だけ原稿がまとまったということ。これはみんな期待大です。

つまり、原稿の完成のあとに、編集部から掲載の発表があるという流れ。5月に421話が完成していたなら、たぶん順番に430話まで仕上がったんじゃないかな。たった4文字の「原稿完成」で、期待はもう満タンです!
ハンターハンターは本当に完結する?
それでも残るのが、このモヤモヤ。回収していない伏線は山ほどあるし、今のペースだと、それを描くだけで10年、20年は余裕でかかりそう。冨樫先生って、今何歳だろう?
1966年生まれ、幽☆遊☆白書のころは20代
1966年4月27日生まれで、2026年で60歳。『幽☆遊☆白書』の連載(1990〜1994年)のころは20代(Wikipedia)。
もう60歳。そうですよね。わたしが幽☆遊☆白書を読んでいたのは、もう30年以上も前。むしろあのとき、先生は20代だったのか!と驚きました。
結末は「A・B・Cの3パターンまで」
2023年11月21日放送の『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)に直筆の手紙で答え、結末は「A・B・Cの3パターンまで絞り込んでいる」。「未完のまま私が死んだらこれが結末だった」という言葉も(BuzzFeed Japan)。
この番組、覚えています。かなり話題になっていました。番組の質問に手紙で答えるような、細かい仕事も来たりするのかもしれません。

結末の案は、もう冨樫先生の中にあるということ。それでも、本当に完結するのかな、という不安は、ファンとしてはどうしても生まれます。終わらせてもいいのに、描き続けている。そこが、やっぱりすごいところ。まずは、今年の411〜420話を読まなきゃ!

