すき家の「冷やっこ」の価格は昔いくらだった?価格推移とネットの反応【値上げ?】

すき家でサイドメニューとして人気の「冷やっこ」、以前より価格が上がっていると感じる人が増えています

実はこの数年間で、冷やっこの価格は確実に上がってきているんです。

2017年頃は110円だったものが、2025年現在では140円になっています

30円の差って小さく見えますが、よく利用する人にとっては結構大きな変化ですよね。

今回はすき家の冷やっこの価格推移を、できる限り過去から現在まで追ってみました!

1. すき家の冷やっこは昔いくらだった?

すき家の冷やっこの価格を過去に遡って調べてみると、2017年頃は税込110円で提供されていました

当時はサイドメニュー全体が今より安く、冷やっこもワンコイン以下で気軽に追加できる存在だったんです。

その後、2019年4月時点でも冷やっこは120円で販売されていました。

この価格は2020年11月時点でも維持されており、比較的安定した期間が続いていたようです。

健康志向のメニューとして、「健康セット」にも冷やっこが含まれていました。

みそ汁とカットりんごと組み合わせたセットが190円という破格の値段で提供されていた時期もあります。

単品で冷やっこ120円、みそ汁80円、カットりんご110円を別々に頼むと310円かかるところを、セットなら190円で楽しめたわけですね。

2. 価格推移を年表でチェック?

すき家の冷やっこの価格変動を時系列で整理してみました。

具体的な推移は以下の通りです。

・2017年7月以前:110円
・2019年4月:120円
・2020年11月:120円(据え置き)
・2022年9月頃:値上げ実施
・2024年4月:値上げ実施
・2024年11月:再度値上げ実施
・2025年5月以降:140円

こうして並べてみると分かりやすいですね。

2017年から2025年の約8年間で30円の値上がりです。

割合で計算すると約27%の上昇となり、決して小さくない数字といえます。

特に2022年以降は物価高の影響で、すき家全体のメニューで価格改定が続いています。

冷やっこのようなサイドメニューも例外ではなく、原材料費や物流コストの上昇がそのまま価格に反映されている状況です。

3. 値上げの理由は何だった?

すき家が冷やっこを含むメニューの値上げに踏み切った背景には、いくつかの明確な理由があります。

まず最も大きな要因は、原材料費の高騰です。

牛丼チェーンの主力である牛肉だけでなく、豆腐の原料となる大豆や、調味料、包装資材まで幅広く価格が上昇しました。

さらに物流コストの増加も見逃せない要素です。

燃料価格の高騰やドライバー不足により、配送にかかる経費が大幅に増えています。

人件費の上昇も値上げの一因となっています。

2024年4月からはすき家が「深夜料金」として午後10時から翌朝5時までの注文に7%を加算する制度も導入されました。

主な値上げ理由

1. 原材料費の高騰(大豆・調味料・包装資材)
2. 物流コストの増加(燃料価格・ドライバー不足)
3. 人件費の上昇(最低賃金の引き上げ)
4. エネルギーコストの上昇(電気代・ガス代)

これらの要因が重なり、すき家としても価格を据え置くことが難しくなったわけです。

4. 消費者の反応はどうだった?

価格改定に対する消費者の反応は、正直なところ複雑な様子です。

SNSやレビューサイトを見ると「冷やっこ140円は高い」という声が目立ちます

「昔は110円だったのに」という指摘もありました。

特にすき家を頻繁に利用する層からは、サイドメニューの値上がりが家計に響くという声も聞かれます。

一方で「物価高だから仕方ない」と理解を示す意見も少なくありません。

「それでも他の店より安い」という評価もあります。

消費者の主な反応

値上げには厳しい声もあるものの、物価高への理解を示す意見も多い。2025年9月の牛丼値下げは好評価だったが、冷やっこは据え置きのまま。

注目すべきは、2025年9月にすき家が牛丼並盛を480円から450円に値下げした際の反応です。

この11年ぶりの値下げは大きな話題となりました。

「すき家すごい」「また通いたくなった」とポジティブな評価が広がったんです。

ただし冷やっこ自体は値下げの対象にはなっていないため、引き続き140円での提供が続いています。

5. 今後の価格はどうなる?

すき家の冷やっこの今後の価格について、確実なことは言えませんが、いくつかのシナリオが考えられます。

まず、原材料費や物流コストが落ち着けば、価格が据え置かれる可能性が高いでしょう。

すき家を運営するゼンショーホールディングスは、食材調達や物流の効率化に力を入れています。

コスト削減の効果が出れば追加値上げは避けられるかもしれません。

逆に、さらなる物価上昇や円安が進めば、追加の値上げもあり得ます。

注目すべきは、2025年9月の牛丼値下げのような「逆張り戦略」です。

異物混入問題で客足が減少した後、すき家は価格を下げることで顧客を取り戻そうとしました。

この戦略が成功すれば、サイドメニューの価格見直しも視野に入ってくるでしょう。

とはいえ、冷やっこのような低価格帯のメニューは利益率が低く、値下げの余地は限られているのが現実です。

まとめ

すき家の冷やっこは2017年の110円から2025年の140円へと、約8年間で30円値上がりしました。

この価格推移の背景には、原材料費や物流コスト、人件費の上昇といった複数の要因が重なっています。

消費者の反応は賛否両論で、値上げに対する不満の声がある一方で、物価高への理解を示す意見も見られました。

今後の価格動向は不透明ですが、すき家の経営戦略やコスト削減の取り組み次第で、据え置きか追加値上げかが決まってきそうです。

個人的には、冷やっこみたいなシンプルなメニューこそ、手頃な価格で楽しめる存在であってほしいなと感じます!