すき家の「とん汁」の価格は昔いくらだった?価格推移とネットの反応【値上げ?】

すき家でいつも何気なく注文している「とん汁」。

最近レジで会計するとき、「あれ、こんなに高かったっけ?」と思うことがあります。

実は2000年頃から現在まで、とん汁の価格は大きく変動してきました。

特に2024年以降の値上げは、200円台から一気に240円へと上昇しています。

この記事では、すき家のとん汁が過去どのくらいの価格だったのか、値上げの理由や消費者の反応をまとめています!

1. すき家のとん汁は昔いくらで売られていた?

2000年代初頭のすき家では、とん汁の価格が今よりずっと安かったことが分かりました。

2000年時点では200円で販売されていました。

その後2003年6月には150円に値下げされています。

さらに2004年7月には130円という驚きの価格になり、この130円という金額は2006年10月まで続きました。

当時の牛丼業界は激しい価格競争の真っ只中です。

各チェーン店が値下げ合戦を繰り広げていた時期でした!

2012年頃には150円に戻り、その後消費税8%への増税があった2014年4月に162円へ。

同年8月にはさらに183円に値上げされ、2015年4月には190円になりました。

この頃から徐々に値上げの波が始まっていたようです。

2. 2020年代に入ってからの価格はどう変化した?

2019年10月の消費税10%への増税後も、とん汁の価格は190円で据え置かれていました。

しかし2023年2月には200円に値上げされました。

20年ぶりに200円台に戻ることになります。

この時期は原材料価格や原油価格の高騰が続いていました。

外食業界全体で値上げが相次いでいたのです。

すき家も多くのメニューで価格改定を実施しており、とん汁も例外ではありません。

2024年4月にはさらに220円に値上げされ、同年11月には240円になりました!

2000年の200円から比べると、24年間で40円の値上げということになります。

特に直近2年間での値上げ幅が大きく、消費者にとっては負担感が増している状況です。

とん汁価格の変遷

2000年時点では200円だったとん汁が、2004年には130円まで値下げされたものの、その後は段階的に値上げされ、2024年11月には240円になっています。

3. とん汁だけじゃない?すき家全体の値上げ傾向は?

実はとん汁だけでなく、すき家の多くのメニューが値上げされてきました。

牛丼並盛は2021年12月に350円から400円へと大幅に値上げされました。

2024年4月には430円、同年11月には450円になっています。

2025年3月にはさらに480円に値上げされましたが、異物混入問題による客数減少を受けて、同年9月には11年ぶりに450円へ値下げされました。

みそ汁も2000年時点では70円でしたが、2024年11月には110円に!

サラダも2000年時点の100円から、2024年11月には180円へと大幅に値上がりしています。

セットメニューの追加料金も上昇しており、2014年まで100円だったサラダセットは現在200円です。

4. 値上げの理由は何だった?

すき家が値上げを実施した主な理由は、原材料価格の高騰です。

2025年3月の価格改定時、すき家は「国産米や牛肉の高値が長期化しているため」と説明しています。

すき家で使用している国産コシヒカリやひとめぼれなどの価格が上昇しました。

利益を圧迫していたようです。

また、2014年の値上げ時には、中国などの需要拡大によって世界的に牛肉価格が高騰していたことが理由とされています。

人件費の上昇も大きな要因でした。

2015年頃には外食業界全体で人手不足が深刻化し、「深夜ワンオペ問題」も話題になっていました!

すき家もスタッフの待遇改善や労働環境の見直しを実施し、その結果として価格に転嫁せざるを得なかったのです。

値上げの主な要因を整理すると、

・原材料価格の高騰(国産米、牛肉など)
・人件費の上昇と労働環境改善
・エネルギーコストの増加
・消費税増税の影響

こうした複数の要因が重なり、段階的な値上げが実施されてきました。

5. ネット上での消費者の反応はどうだった?

値上げに対するネット上の反応は、賛否両論に分かれていました。

2025年9月の値下げ発表時には、肯定的な声が63%を占めました。

企業努力を評価するコメントや、国産米にこだわる姿勢への称賛が多く見られます。

一方で値下げを歓迎しつつも、「まだたけぇよ」「一時的に値下げして話題性を出して、しばらくしたら値上げ」といった懐疑的な意見も18%ほど見られました!

価格推移を振り返る声も多く、「牛丼はもう高級品」「10年前は並盛200円台だったのに」といった感想も。

特に2024年11月の値上げ時には、複数のメニューが同時に値上げされたことで、消費者の負担感が増したようです。

消費者の主な反応

1. 企業努力を評価する肯定的な声
2. 値上げ幅が大きすぎるという不満
3. 一時的な値下げを疑問視する意見
4. 昔の価格を懐かしむ声

6. 他のメニューと比べてとん汁の値上げは激しかった?

とん汁の値上げ率は、他のメニューと比較しても決して小さくありません。

2000年の200円から2024年11月の240円まで、20%の値上げとなっています。

一方で牛丼並盛は2000年の400円から2025年3月時点の480円まで上昇しており、値上げ率は20%です(2025年9月に450円へ値下げ)。

みそ汁は70円から110円へと約57%も値上げされており、とん汁よりも値上げ率が高くなっています!

サラダに至っては100円から180円へと80%の値上げです。

サイドメニューの値上げが特に目立ちます。

こうして見ると、とん汁の値上げ率は全体の中では比較的穏やかな方と言えるかもしれません。

ただし、130円という最安値時期と比較すると約85%の値上げとなり、印象はかなり異なります。

まとめ

すき家のとん汁は2000年に200円で販売され、2004年には130円まで値下げされた時期もありました。

しかしその後は段階的に値上げされ、2024年11月には240円になっています。

値上げの主な理由は原材料価格の高騰や人件費の上昇で、すき家だけでなく外食業界全体が同じ課題を抱えています。

消費者の反応は賛否両論で、企業努力を評価する声がある一方、値上げ幅に不満を持つ人も少なくありません!

130円の時代を知っていると、240円という価格には少し驚きます。

ただ、原材料や人件費の上昇を考えると、やむを得ない部分もありそうです!