松屋の牛焼肉定食が、また値上がりしていた!
気づいたら以前よりも高くなっているメニューが多くなっています。
実は牛焼肉定食は、2000年頃から現在まで何度も価格改定を繰り返してきた定番メニューです。
この記事では、松屋の牛焼肉定食がどのように値上がりしてきたのかを、年表形式でわかりやすくまとめてみました!
1. 牛焼肉定食の価格はいつから上がり始めたの?
松屋の牛焼肉定食は、2000年頃には580円で提供されていました。
当時は1,000kcal以上のボリュームがありました。
価格も手頃だったため、人気の定番メニューだったのです。
しかし2000年代後半から徐々に価格が上がり始めています。
特に2020年以降は急激な値上げが続いている状況です。
物価の上昇や原材料費の高騰が影響し、牛焼肉定食は20年以上かけて300円以上も値上がりすることになりました!
2. 価格推移を年表で見ると?
松屋の牛焼肉定食の価格推移を、わかりやすく年表形式でまとめてみました。
・2000年頃:580円
・2021年:650円(アンガス牛100%に変更)
・2023年2月:690円(プレーン、小鉢を有料化)
・2024年4月:790円(100円値上げ)
・2024年7月:840円(50円値上げ)
・2025年4月:890円(50円値上げ)
・2025年10月現在:890円
こうして見ると、特に2023年以降の値上げペースが速いことがわかります。
わずか2年間で200円も高くなっているのです!
また、価格だけでなく内容量も変化しており、カロリーは2000年頃の1,000kcal以上から800kcal未満にまで減少しています。
3. 2023年の小鉢有料化は実質値上げだった?
2023年2月に行われた改定では、牛焼肉定食から大根おろしとネギが取り除かれました。
それまでは定食に薬味として含まれていました。
しかしプラス90円の小鉢トッピングとして提供される形に変更されたのです。
価格自体は690円で据え置きでしたが、以前と同じ内容を食べるには780円が必要になりました。
実質的な値上げと受け止められたのです。
有料化された小鉢には、「鬼おろし(大根おろし&青ネギ)」「のりキム(キムチ&刻み海苔)」「ネギダレ」の3種類が用意されていました。
その後、2024年以降の価格改定では、再び大根おろしとネギが定食に組み込まれる形に戻っています。
4. なぜこんなに値上げが続いているの?
松屋が値上げを行う理由として、公式に発表しているのは以下の要因です。
1. 原材料価格の高騰
2. 光熱費の上昇
3. 人件費の上昇
4. 配送費の上昇
5. 包材費の上昇
6. 為替変動の影響
特に牛肉は米国産が過去最高値になるなど、主要食材のコスト上昇が大きく影響しています。
また、円安の影響も無視できません。
輸入食材のコストが大幅に増加したのです。
松屋は商品の質を維持・向上させながら安定供給を図るため、やむを得ず価格改定を実施していると説明しています!
これらの複合的な要因により、短期間での値上げが繰り返される状況になっています。
5. 消費者の反応はどうだったの?
度重なる値上げに対して、消費者からはさまざまな声が上がっています。
SNSでは「松屋、値上げでめっちゃ高くなってて泣いた」という声が続出しました。
「これはさすがにキツい」といったショックを受ける反応も多く見られます。
特に2024年4月の100円値上げでは、超常連客でも「行く回数を減らした」という報告があるほどです。
1. 週5回以上通っていた常連客が回数を減らした
2. 値上げ幅が大きすぎると感じる声が多数
3. 他の定食屋と価格差がなくなってきたとの指摘
4. 安さが魅力だった牛丼チェーンとしては厳しいとの意見
一方で、「すき家や吉野家と比べればまだ標準的な価格」という意見もあります。
「質を維持するためなら仕方ない」という理解を示す声も見られました。
ただし、ダブル定食が1,000円を超えたことについては、「この値段なら他の定食屋に行った方が安い」という意見も見られました!
まとめ
松屋の牛焼肉定食は、2000年頃の580円から2025年現在の890円まで、約25年間で300円以上も値上がりしてきました。
特に2023年以降は原材料価格の高騰や円安の影響で、年に複数回の値上げが実施されるという異例の事態となっています。
消費者からは驚きや戸惑いの声が上がる一方で、物価上昇を考えれば仕方ないという理解も広がりつつあるようです。
かつての「安くてボリュームたっぷり」というイメージから変わりつつある松屋ですが、今後の価格動向にも注目していきたいですね!