【値上げの歴史】松屋のキムチ牛めしの価格推移!理由や反応

松屋のキムチ牛めしが2021年から段階的に値上げされてきました!

実は2021年から2025年にかけて、何度も価格改定が繰り返されているんです。

ピリ辛のキムチと牛めしの組み合わせが人気の定番メニューですが、原材料費の高騰や人件費の上昇など、さまざまな理由で価格が変わってきました。

この記事では、キムチ牛めしの価格推移を年表形式で整理して、値上げの理由や消費者の反応もまとめています!

1. キムチ牛めしの価格推移は?

松屋のキムチ牛めしは、ここ数年で何度も価格改定が行われています

2021年から2025年にかけての主な価格推移を見ていくと、段階的な値上げが続いていることがわかります。

特に2024年以降は年に複数回の値上げが実施されており、消費者にとっても家計への影響が気になるところです。

以下、過去から現在へ向けた価格の変化をまとめています。

・2021年9月 並盛470円または530円(店舗により異なる)
・2022年 キムチーズ牛めしなどバリエーション展開
・2023年9月 キムチ牛めし復活、並盛500円
・2024年7月 並盛530円に値上げ
・2024年9月 並盛550円に値上げ
・2025年4月 並盛560円に値上げ(現在)

こうして見ると、約4年間で90円ほど値上がりしていることになりました!

2. 値上げの理由は何だったの?

松屋が公式に発表している値上げの理由は主に3つの要因に集約されます。

まず、原材料価格の高騰が大きな要因となっています。

牛肉をはじめとする食材の仕入れコストが世界的に上昇しており、キムチの材料である白菜などの野菜類も価格が不安定な状況です。

また、光熱費や人件費、配送費、包材費などの上昇も影響しています。

値上げの主な要因

原材料価格の高騰、光熱費・人件費・配送費・包材費の上昇、為替変動の影響などが重なり、商品の質を維持しながら安定供給を図るため、価格改定に踏み切ったとのこと。

さらに、為替変動も無視できない要素です。

輸入食材や燃料費が円安の影響を受け、コスト増加につながっているようです。

3. 消費者の反応はどうだった?

値上げに対する消費者の反応は、SNSやブログなどでさまざまな声が見られました。

肯定的な意見としては「キムチ牛めしは美味しいから多少高くても買う」「キムチの辛さと牛めしの相性が抜群」といった声があります。

特に8年ぶりに復活した2023年には、懐かしさから注文する人も多かったようです。

一方で「気づけば1,000円超えになってしまう」「以前のようなおトク感がなくなった」という不満の声も少なくありません。

1. 美味しいけど値段が高くなった
2. コスパが気になる
3. 他のチェーン店と比較して選ぶようになった

このように、味への評価は高いものの、価格面での抵抗感を持つ消費者も増えている状況です。

4. キムチ牛めしの歴史を振り返ると?

実はキムチ牛めしは、1997年に「ピリ辛宣言」と題して初登場したメニューなんです。

当時から定番のようでどこか懐かしいメニューとして、松屋の社員人気も高かったそうです。

その後、何度か販売終了と復活を繰り返しており、2023年9月には約8年ぶりの復活となりました。

復活の際には「社員イチオシ」として大々的にプロモーションが行われ、多くのファンが喜びの声を上げていました。

キムチと刻み海苔がトッピングされたシンプルな見た目ながら、ピリ辛の味わいが牛めしとよく合うと評判です!

5. 他の牛めし類も値上げしてるの?

キムチ牛めしだけでなく、松屋の主力商品である牛めしも同様に値上げが続いています。

2024年7月には牛めし並盛が400円から430円に、2025年4月にはさらに460円へと値上げされました。

この流れはキムチ牛めしを含む牛めし関連メニュー全体に及んでいます。

また、定食類や朝食メニューも同時期に価格改定が行われており、焼鮭朝定食などは40円から50円の値上げとなりました。

  • 牛めし並盛 400円→430円→460円
  • 焼鮭朝定食 590円→630円→680円
  • カルビ焼肉定食 830円→880円→890円

こうして見ると、メニュー全体で値上げが進んでいることがわかりました。

6. 今後も値上げは続くの?

今後の価格動向については、原材料費の動向次第という面が大きそうです。

2025年8月にも一部商品の値上げが実施されており、コスト上昇の圧力は続いています。

業界アナリストの見方では、牛丼チェーン全体が「物価の優等生」から脱却し、実勢価格に見合った価格設定を模索する時代に入っているとのことです。

ただし、松屋は現在430円の牛めしが他社と比べて比較的安価な設定を維持しており、価格面での優位性を保つ戦略も見られます。

短期的にはすぐに大幅な値上げは考えにくいものの、中長期的には段階的な価格調整が続く可能性が高いでしょう!

まとめ

松屋のキムチ牛めしは、2021年から2025年にかけて段階的に値上げが続き、現在は並盛560円となっています。

原材料費の高騰や人件費の上昇など、さまざまな経営環境の変化が価格に反映されている状況です。

消費者からは「美味しいけど高くなった」という声がある一方で、根強いファンも多く、懐かしの味を求めて注文する人も少なくありません。

1997年の初登場から長い歴史を持つキムチ牛めしですが、これからも価格と味のバランスを保ちながら、多くの人に愛されるメニューであり続けてほしいところです!