コンビニとスーパーの価格差はどれくらい?同じ商品でも値段が違う理由

普段の買い物で、コンビニとスーパーのどちらを使うか迷うことは多い!

調べてみると、同じ商品でも価格差がかなり大きいことが分かりました。

2024年の実際の調査では、コンビニとスーパーで同じ商品を買った場合、400円以上の差が出ることもあったそうです。

でも、なぜこんなに価格が違うのか気になるところ。

24時間営業のコストや立地条件など、いくつかの理由があるようです!

1. コンビニとスーパーの価格差は具体的にどれくらい?

2024年の検証データによると、セブンイレブンで1,650円だった商品が西友では1,208円でした。

つまり、442円もの差があったことになります。

商品別に見ていくと、おにぎりはスーパーで100円程度のものが、コンビニでは150円で販売されています。

お弁当の場合は、スーパーが400円に対してコンビニは500円と、100円の差があります。

主な商品の価格差

おにぎり1個で50円差、お弁当で100円差、500mlペットボトル飲料で50円差、パン類で60円差となっています

毎日コンビニでお弁当と飲み物を買うと、1日あたり150円の差が発生します。

月20日間で計算すると月額3,000円になり、年間では36,000円もの差です。

物価高騰が続く2025年7月の調査では、96.9%の消費者が値上げを実感しているそうです!

2. なぜコンビニの方が高いの?

コンビニの価格が高い最大の理由は、24時間営業を維持するためのコストです。

深夜や早朝のスタッフには、昼間よりも高い時給を支払う必要があります。

照明や冷暖房、冷蔵庫などが常に稼働しているため、光熱費も大きな負担になっています。

駅前や都市部などアクセスの良い場所に店舗を構えることが多いので、地代も高額になります。

主な理由をまとめると、以下のようになります。

1. 深夜・早朝のスタッフの人件費が高い
2. 24時間稼働する光熱費がかかる
3. 便利な立地の高い賃料
4. 少量仕入れによる商品単価の上昇

スーパーは大量仕入れでメーカーと価格交渉がしやすいのに対し、コンビニは少量ずつ様々な商品を仕入れるため、単価が高くなってしまうんです!

3. どんな商品で価格差が特に大きい?

価格差が大きいのは、日用品や冷凍食品です。

冷凍食品は、スーパーで200円のものがコンビニでは280円と、80円も高くなっています。

パン類も、スーパーが120円に対してコンビニは180円と、60円の差があります。

飲料やおにぎりといった商品は、50円程度の差で比較的小さめです。

でも毎日買うと積み重なっていきます。

  • 冷凍食品は80円程度の差がある
  • パン類は60円程度の差
  • お弁当類は100円程度の差
  • 飲料やおにぎりは50円程度の差

卵や牛乳などの生鮮食品も、スーパーの方が安く購入できます

頻繁に買うものほど、価格差が家計に与える影響は大きくなるわけです!

4. 値上げの影響はどれくらい?

2022年から2024年の3年間で、セブンイレブンは222円の値上げ、西友は187円の値上げとなっています。

セブンイレブンの値上げ率は約15%、西友は約18%という結果でした。

2025年の調査では、65.9%の消費者が値上げに対して消費行動を変化させたと回答しています。

具体的には、64.9%が安い価格帯の商品へ切り替え、56.3%が購入量を削減しているそうです。

コンビニに対して「割高」と感じる人の割合は、この2年間で約4%増加しました。

外食を減らした人は77.3%にも上っており、物価高騰の影響は深刻なんです!

5. コンビニを使うメリットは何?

価格が高くても、コンビニには独自の利便性があります。

24時間営業なので、急に必要になったものをいつでも買えるのは大きな魅力です。

駅前や住宅街など、アクセスしやすい場所にあるため、ちょっとした買い物に便利です。

コンビニの主なメリット

1. 24時間いつでも買い物できる
2. 駅前や住宅街など便利な場所にある
3. レジが比較的空いていてすぐ買える
4. ATMや各種支払いサービスが充実

スーパーは安いけれど、混雑していてレジ待ちが長いこともあります。

時間を優先するか、価格を優先するか、状況に応じて使い分けるのが賢い選択です!

コンビニの「便利さ」に対する対価として、価格差を納得できるかどうかがポイントになりそうです。

まとめ

コンビニとスーパーの価格差を調べてみて、想像以上に大きな差があることが分かりました。

同じ商品でも400円以上の差が出ることもあり、年間で計算すると数万円の違いになります。

24時間営業のコストや立地条件が価格に影響しているわけですが、その分の利便性もたしかにあります。

節約を優先するならスーパー、時間や手軽さを優先するならコンビニと、うまく使い分けていきたいです!