男性の座りション率が5割超え!立ちションから変化した背景

最近、男性のトイレ事情に大きな変化が起きていることを調べてみました!

日本排尿機能学会の調査によると、自宅で座って用を足す男性が56%という結果になっています。

昔は「男は立ってするもの」という考えが一般的だったのに、今や「座りション」が過半数を占める時代になっているんです!

1. 座りション派が5割超えの調査結果は本当?

日本排尿機能学会が2024年に発表した調査では、20歳以上の男性のうち56%が自宅で座って排尿していることが明らかになりました。

この調査は3122人の男性を対象に実施されたもので、かなり信頼性が高いデータです。

世代別で見ると、20代では約70%という高い割合になっていて、40代でも約60%、50代でも半数を超える結果となっています。

90代では40%まで下がりますが、それでも相当な割合の高齢男性が座りションを選択しているわけですね。

エリエール社の別の調査でも、自宅では座る派が約6割を占めるという似たような結果が出ており、この傾向は確実なものと言えそうです。

2. 若い世代ほど座りション派が多いのはなぜ?

年代が下がるほど座りション率が高くなる傾向があって、特に20代から30代では7割を超える高い割合となっています。

これには家庭環境の影響が大きく関係していると考えられます。

物心ついた時から座りションという「座りションネイティブ」と呼ばれる人たちもいて、小さい頃から親に「座ってしなさい」と教えられて育った世代が増えているんです。

世代による意識の違い

年配の方は従来の価値観が強い一方、若い世代は清潔さや家族への配慮を重視する傾向が見られる

また、若い世代はスマホを見ながらトイレに入ることも多く、座った方がリラックスして用を足せるという実用的な理由もあるみたいです。

3. 結婚すると座りション派に変わる理由は?

調査結果で面白いのが、既婚と未婚の差でした。

既婚男性の座りション率は59%なのに対し、独身男性は6ポイント低い結果となっています。

特に20代から30代の既婚男性では75%という高い割合になっているんです。

この変化の背景には、トイレの衛生環境への配慮があると研究チームは分析しています。

パートナーから「汚れるから座ってして」と言われることで習慣が変わるパターンですが、最近では男性自身が積極的に配慮する傾向も強くなっています。

トイレ掃除の負担を考えると、座って用を足してもらった方が楽になるのは事実です。

共働きの家庭では、家事分担の観点からも大切な問題として捉えられることが多くなっているようですね。

4. 外出先では8割が立ちション派の謎?

面白いことに、自宅では5割超が座りション派なのに、外出先では約8割が立ちション派という完全に逆転した結果が出ています。

これはどうしてでしょうか?

外出先で立ちションを選ぶ理由は主に衛生面への懸念と設備の違いです。

会社や公共施設には小便器が設置されているのが一般的で、わざわざ個室を使う必要がないということもあります。

・自宅:座りション派約6割、立ちション派約4割
・外出先:立ちション派約8割、座りション派約2割

この使い分けは場所によって最適なスタイルを選択している現代男性の合理的な判断と言えるでしょう。

ただし、こうした情報については最終的に個人の判断と自己責任で活用することが大切です。

まとめ

調べてみると、男性の立ちション離れは確実に進んでいて、現在では座りション派が過半数を占めることが分かりました。

特に若い世代と既婚者で顕著な変化が見られ、トイレの衛生面への配慮が主要な要因となっているようです。

時代の変化に合わせてライフスタイルも変わっていくのは自然なことで、パートナーへの思いやりや清潔さを重視する現代の価値観が反映された面白い結果だと感じました!