『私が見た未来』で話題になったたつき諒さんって、今何をしているんでしょうか?
東日本大震災を予言したとして注目を集めた作品の作者ですが、1999年の作品発表後に一度漫画家を引退していたんです!
でも最近また活動を再開されているようで、現在の状況がとても気になりますよね?
そこで今回は、たつき諒さんの現在の活動内容や最新情報について詳しく調べてみました!
たつき諒さんの基本プロフィールと経歴
まずは、たつき諒さんがどんな方なのかを確認してみましょう!
たつき諒さんは1954年12月2日生まれで、神奈川県出身の元漫画家です。
高校生の時に交通事故に遭ったことがきっかけで漫画家を志すようになり、1975年6月6日に『月刊プリンセス』で「郷ひろみ物語」という読み切り作品でデビューしました。
その後、秋田書店で多数の作品を発表し、『人形物語 ドールストーリー』をはじめとする様々な漫画を描いていたんです。
💡1985年から夢日記をつけ始めた
漫画のアイデアノートを拡大する形で、1978年頃から睡眠中の夢の内容を記録し始めていました。
1985年からは本格的に『夢の記録』と題した夢日記を絵と文章で記述するようになったそうです。
この夢日記が後の『私が見た未来』という作品につながっていくんですね!
『私が見た未来』発表後の引退と沈黙の22年間
1999年7月に朝日ソノラマから『私が見た未来』を発表した後、たつき諒さんは漫画家を引退しました。
この作品は1994年から1998年にかけて雑誌『ほんとにあった怖い話』と『恐怖体験』に掲載された漫画をまとめたもので、表紙には「大災害は2011年3月」という記述がありました。
当時はそれほど注目されることもなく、一冊の漫画として静かに世に出たようです。
引退後のたつき諒さんは、ネットを使わず図書館で調べ物をする生活を送っていたと語っています。
パソコンは作画などに使用していましたが、ネットには繋がず、スマホもつい最近まで持っていなかったそうです。
ネット上では「たつき諒のなりすまし」が現れるなどの騒動もありましたが、本人は知らないまま22年間の沈黙を続けていました。
2021年の活動再開と『完全版』の大ヒット
2011年の東日本大震災後、『私が見た未来』は「予言の書」として話題になり、中古市場では10万円を超える値がつくほどの希少価値を持つようになりました。
2021年10月に飛鳥新社から『私が見た未来 完全版』が刊行され、たつき諒さんは22年ぶりに表舞台に戻ってきました。
完全版では新たな予知夢の内容が追加され、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という記述も含まれています。
この完全版は2025年5月の段階で累計発行部数100万部を突破する大ヒットとなっています!
💡中国語版も発売され、アジア圏でも話題に
香港や台湾でも大きな話題となり、国際的な注目も集めているんです。
ネット上では「2025年7月5日に大災害」という具体的な日付で拡散されることもありますが、たつき諒さん本人は「2025年7月5日が予知の日というわけではない」と明確に否定しています。
2022年以降の最新活動と現在の状況
2022年3月には、67歳にして新たな漫画単行本を発刊し、作家活動の再開が確認されました。
この本には過去の絶版作品のほか、書き下ろし漫画も掲載されているそうです。
テレビや雑誌のインタビューにも積極的に応じ、夢日記の内容や心境を丁寧に語る活動を続けています。
✅2025年6月の最新動向
1. 竜樹諒名義で自伝『天使の遺言』を自費出版
2. 文芸社からの刊行で、自らが本当に伝えたかったことを記述
3. 『完全版』の商業主義的な扱いに対する不満を表明
4. 出版社の意向中心ではなく、真実を残したいという思いで執筆
たつき諒さんは現在、予言をしているつもりではなく「解釈は自由で適切に行動してほしい」と語っています。
ネット上では「たつき諒さんが建材関係の仕事をしている」といった憶測も見られますが、これについては確認できる情報がありませんでした。
実際には、自身の体験や夢日記について語る活動を中心に行っているようです。
現在のたつき諒さんから学べること
たつき諒さんの現在の活動を見ていると、商業主義に流されず、自分の信念を貫く姿勢が印象的です。
2025年6月に自費で自伝を出版したのも、「出版社の意向中心で出版されてしまった」ことを不本意に思い、真実を残したいという気持ちからでした。
「それだと売れない。こうした方が売れる」という出版社の商業主義的な提案に対して、自分の信念を曲げることなく自費出版という道を選んだんです。
現在70歳を迎えるたつき諒さんですが、自分の体験や考えを正確に伝えることを最優先にした活動を続けています。
ネット上では様々な憶測や情報が飛び交っていますが、本人は一貫して冷静な姿勢を保ち、防災意識の向上につながることを前向きに捉えているとコメントしています。
『私が見た未来』の作者として話題になったたつき諒さんですが、現在は漫画家というより、自身の体験を通じて人々に何かを伝える活動家としての側面が強くなっているのかもしれませんね!