「となりのトトロ」でメイちゃんの影が途中から消えるシーンがあるって知っていますか?
このちょっと不思議な現象について、ネット上では様々な憶測が飛び交っています!
でも実は、この謎にはちゃんとした答えがあるんです。
スタジオジブリの公式見解や制作の裏側まで、詳しく調べてみました!
メイの影が消えた本当の理由
「となりのトトロ」の物語後半で、確かにメイちゃんの影が描かれていないシーンがあります。
メイの影が途中から無くなっていたのは、日没後で影が見えなくなっていたからなんです。
これはスタジオジブリのプロならではの計算された演出でした!
📌 影が消える理由
・夕方から夜にかけての時間帯設定
・日が落ちているので物理的に影ができない
・作画上で不要と判断された部分
つまり、ただの作画上の都合や時間設定によるもので、特別な意味はありませんでした。
世界のスタジオジブリが、そんなケアレスミスを起こすはずがないですよね?
都市伝説が生まれた背景
でも、なぜこの影の話が大きな話題になったのでしょうか。
2000年代中頃からインターネット上で「トトロは怖い存在で、メイちゃんは途中でお別れしている」という都市伝説が広まったのが原因です。
💡 都市伝説の内容
・池で見つかったサンダルがメイのものだった
・メイに影がないのはもうこの世にいないから
・トトロは怖い存在の象徴
・ネコバスは別の世界への案内
これらの話が組み合わさって、一つの大きな都市伝説として語られるようになりました。
誰かが面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったんですね。
スタジオジブリの公式回答
この都市伝説があまりにも広まったため、スタジオジブリは2007年5月に公式ブログで正式にコメントを発表しました。
✅ ジブリ広報部の公式見解
「トトロが怖い存在だとか、メイちゃんがお別れしているという事実や設定は、『となりのトトロ』にはまったくありませんよ」
「映画の最後の方でサツキとメイに影がないのは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです」
宮崎駿監督ご本人の中では、サツキとメイはちゃんと生きていて、大人になって結婚する未来まで想像されているそうです!
これでもう安心して映画を楽しめますね。
🔧 実際の映像検証
1. 池で見つかったサンダルはメイのものとまったく別物
2. ネコバスにも普通に影がある場面が存在
3. サツキが自分で探しているシーンでは長い影がはっきり描かれている
映像をよく見ると、都市伝説の根拠とされた部分にも矛盾があることが分かります。
安心して楽しめる名作アニメ
メイちゃんの影が消えた理由は、とてもシンプルな制作上の理由でした。
日没という時間設定や作画の都合による演出で、何も怖い意味はありません。
スタジオジブリが公式に否定しているので、都市伝説に惑わされることなく、純粋に作品を楽しめます。
「となりのトトロ」は、家族みんなで安心して見られる心温まる名作なんです!