すき家の牛丼特盛、最近また値段が変わったなと感じる方も多いはずです!
私も久しぶりに注文したら、以前とは価格が大きく変わっていて驚いたんですよね。
牛丼って昔から値上げと値下げを繰り返してきた商品ですが、特に2020年代に入ってからの変動は激しくなっています。
今回は、すき家の牛丼特盛の価格推移を詳しく調べてみました!
1. 2009年から2015年の価格はどうだった?
すき家の牛丼特盛は、2009年から2015年頃まで比較的安定した価格帯で提供されていました。
2000年代後半から2010年代前半は、牛丼チェーン各社が激しい価格競争を繰り広げていた時代なんです。
この頃、並盛は280円という驚きの安さで提供されており、特盛も今と比べるとかなりリーズナブルでした!
2014年4月には並盛が270円まで下がり、牛丼業界全体が価格破壊の真っただ中にあったんですよね。
しかし2014年8月には291円に値上げされ、さらに2015年4月には350円へと大幅に価格が上昇しました。
2. 2015年から2021年の価格は安定していた?
2015年4月の値上げ以降、並盛は350円で据え置かれる期間が続きます。
ただし、2017年には並盛以外のサイズで値上げが実施されており、特盛も価格が上昇しているんです。
この時期は比較的落ち着いた価格推移だったと言えますね。
2021年12月になると、原材料費や原油価格の高騰を理由に、すき家全体で大規模な価格改定が実施されました!
原材料費の高騰、原油価格の上昇、コロナ禍による経営環境の悪化
並盛は400円になり、特盛も大きく値上がりしました。
3. 2024年の値上げラッシュはどうだった?
2024年は、すき家にとって値上げの年となりました。
4月には並盛が430円に値上げされ、11月にはさらに450円へと引き上げられています。
特盛も2024年には価格が上昇し、830円という価格帯になったんです。
この年の値上げ状況を見てみると、
1. 2024年4月…並盛が400円から430円へ
2. 2024年11月…並盛が430円から450円へ
3. 特盛も段階的に値上げ実施
こんな感じで進んでいきました。
国産米や牛肉の価格高騰が長期化しており、外食チェーン全体が値上げを余儀なくされた時期でした。
4. 2025年の価格変動は激しかった?
2025年に入ると、すき家の価格変動はさらに激しくなります。
3月18日には、並盛が450円から480円へ、特盛が830円から880円へと値上げされました。
全メニューの約半分が対象となる大規模な価格改定だったんです!
しかし9月4日には一転して値下げを実施し、並盛は450円、特盛は850円になりました。
2025年の価格変動をまとめると、
・3月18日…特盛880円に値上げ
・9月4日…特盛850円に値下げ
・約5カ月で価格が上下した珍しい事例
値下げの背景には、客足の減少や異物混入問題の影響があったとされています。
5. 値上げの主な理由は何だった?
すき家が牛丼特盛を値上げする理由は、複数の要因が重なっています。
最も大きな要因は、牛肉と国産米の価格高騰なんです。
牛肉は国際商品なので、為替レートや産地の状況に大きく影響されます。
また、物流費や人件費の上昇も無視できません。
- 最低賃金の引き上げによる人件費増加
- 電気代やガス代などのエネルギーコスト上昇
- 物流費の継続的な増加
これらすべてが価格に反映されているわけです。
6. 消費者はどう反応してきた?
すき家の牛丼特盛の値上げに対する消費者の反応は、時代によって異なります。
2021年頃の値上げでは「仕方ないけど痛い」という声が多く、品質維持のためなら理解できるという意見も少なくありませんでした。
しかし2024年から2025年の連続値上げになると、SNSでは「牛丼が贅沢品になった」「気軽に食べられなくなった」といった不満の声が目立つようになったんですよね。
1. 学生層を中心に利用頻度が減少
2. 他チェーンへの流出も一部で発生
3. キャンペーン価格の時だけ利用する傾向
4. 2025年9月の値下げには好意的な反応
2025年の値下げに関しては、「ありがたい」という好意的な反応が多く見られました。
まとめ
すき家の牛丼特盛の価格推移を振り返ってみると、時代の経済状況がそのまま反映されていることがわかりました。
2009年頃の安定期から、2024年以降の値上げラッシュ、そして2025年9月の値下げまで、激動の歴史を歩んできたんです。
値上げの背景には、原材料費や人件費、物流費など、さまざまな要因がありました。
消費者としては値上げは厳しいですが、企業側の事情も理解できる部分はあります。
それでも、たまに食べる牛丼特盛は、やっぱりボリュームたっぷりで満足感があるなと感じました!