【値上げの歴史】すき家の牛丼中盛の価格推移

すき家の牛丼中盛、気づいたらかなり高くなっている!

実は長年通っている人なら、じわじわと価格が上がっていることに気づいているはず。

かつてはもっと安く食べられたのに、今では650円という価格に。

いったい何が原因で、どのくらいのペースで値上げされてきたのか調べてみました!

1. すき家の牛丼中盛はどう値上がりしてきた?

すき家の牛丼中盛は、2024年から2025年にかけて大きな価格変動を経験してきました。

2024年頃までは630円程度で提供されていましたが、2025年3月には650円へと値上げされたんです。

この値上げは原材料費の高騰を理由に実施され、牛丼業界全体に影響を与えました。

その後、2025年9月には並盛などで値下げが行われましたが、中盛とメガは据え置きとなっています。

価格の推移を見てみると

・2024年頃まで 630円程度
・2025年3月以降 650円
・2025年9月 650円(据え置き)

並盛が値下げされる中で中盛は据え置きとなったため、サイズ間の価格差が以前より大きくなった印象です。

2. 値上げの主な理由は何だった?

すき家が繰り返し値上げを実施してきた背景には、複数の要因が重なっています。

最も大きな理由は原材料費の高騰でした。

すき家では国産米(コシヒカリやひとめぼれなど)を100%使用しており、この米価格が2024年から2025年にかけて大幅に上昇したんです。

さらに、牛肉も米国産を中心に使用していますが、国際的な牛肉価格の高騰が続いている状況でした。

値上げの主な理由

1. 国産米価格の高騰
2. 米国産牛肉の価格上昇
3. 人件費の増加(最低賃金上昇)
4. エネルギーコストの上昇
5. 物流費用・配送費の増加
6. 円安による輸入コスト増

2024年4月には深夜料金制度(7%加算)も導入され、人件費対策も行われました。

2025年3月の値上げでは「国産米や牛肉の高値が長期化しているため」と明確に説明されています。

こうした複合的な要因が重なり、価格転嫁せざるを得ない状況になったようです。

3. 消費者の反応はどうだった?

値上げに対する消費者の反応は、時期によって変化してきました。

2024年から2025年初頭にかけての値上げ時には「仕方ない」という理解を示す声もありましたが、「頻繁すぎる」という不満の声も多く聞かれました。

SNS上では「もう気軽に食べられない」といった投稿が目立つように。

2025年3月に牛丼並盛が480円になった際には、さらに厳しい反応が増えたんです。

主な反応としては

・「一般庶民には大きい値上げ幅」
・「食べる機会がさらに減りそう」
・「もうすぐワンコインで食べられなくなる」
・「他のチェーンの方がコスパいいかも」

特に松屋の並盛が460円だったため、すき家の価格設定に疑問を持つ声も出ていました!

4. 値下げも実施されたって本当?

実は2025年9月、すき家は異例の値下げを実施しています。

牛丼並盛を480円から450円へと30円値下げしたんです。

ただし中盛とメガは据え置きとなりました。

この背景には、原材料高騰が続く中でも「多くの方により手頃な価格で楽しんでいただきたい」という企業努力がありました。

値下げに対する消費者の反応は、かなりポジティブでした。

  • 「企業努力素晴らしい」という称賛の声(63%)
  • 「上げることもあるけど下げる時は下げる姿勢が信頼できる」
  • 「国産米にこだわりながらこの価格はありがたい」

一方で「まだ高い」「一時的な値下げでは?」という懐疑的な意見や、「値下げで従業員への負担が増えるのでは」という懸念の声も18%程度ありました。

中盛については値下げ対象外でしたが、並盛の値下げは業界に大きなインパクトを与えたんです。

5. 他の牛丼チェーンと比べてどう?

すき家の価格推移は、牛丼業界全体の動きと連動してきました。

吉野家は2024年7月に並盛を468円から498円に値上げしており、4年連続の値上げとなっています。

松屋は2025年2月時点で並盛460円でしたが、深夜料金を導入するなど別の形で調整を行っていました。

2025年9月のすき家値下げ後は、並盛価格が吉野家498円、松屋460円、すき家450円となり、すき家が業界最安値に。

ただし、中盛などのサイズになると価格設定は各社で異なります。

すき家の中盛650円は、並盛との価格差が200円もあるため、コスパについては意見が分かれるところ。

各社とも原材料高騰の中で価格戦略を模索しており、今後も変動が予想されます!

まとめ

すき家の牛丼中盛は、2024年の630円程度から2025年3月には650円へと値上がりしました。

国産米や牛肉の価格高騰、人件費増加、円安など複合的な要因が重なった結果です。

消費者の反応は「仕方ない」という理解と「頻繁すぎる」という不満が混在してきました。

2025年9月には並盛の値下げも実施されましたが、中盛は据え置きとなっています。

企業努力を評価する声も多く聞かれる一方で、サイズ間の価格差が気になるという意見も。

今後も経済状況次第で価格は変動するかもしれませんが、手軽に食べられる牛丼の価値は変わらないはず!