ウォシュレットでトイレットペーパー代は節約できる?

トイレットペーパーの値段が上がっている今、少しでも節約できたらうれしいものです!

ウォシュレットを使えばトイレットペーパーの使用量が減るという話を聞いたことがあるけれど、ホントに節約効果があるのか気になっていました。

そこで今回は、ウォシュレットを使うことで実際にどのくらいトイレットペーパー代が節約できるのか調べてみました!

1. ウォシュレットを使うとトイレットペーパーはホントに減る?

ウォシュレットを使用すると、トイレットペーパーの使用量は実際に減ります

温水で洗い流すことで、拭き取りに必要な紙の量が少なくて済むからです。

調査によれば、ウォシュレットを使っている人の1回あたりの使用量は平均0.77mで、使っていない人の1.05mと比べると明らかに少なくなっています。

つまり、ウォシュレットを使うことで約27~30%のトイレットペーパー削減が期待できるのです!

一部の資料では60%削減という報告もあるほどで、使い方次第ではさらに大きな効果が見込めそうです。

2. 実際にどのくらいの金額が節約できる?

トイレットペーパーの節約効果を金額で見てみましょう。

一人当たりの年間使用量は約48~50ロールとされています。

2025年8月時点でトイレットペーパー12ロール入りの平均価格は約830円ですから、年間で計算すると一人あたり約3,320~3,460円程度かかっている計算になります。

ウォシュレットで30%削減できれば、年間で約1,000円前後の節約になります!

4人家族なら年間4,000円程度の節約効果が見込めますね。

節約のポイント

トイレットペーパーは何度も折りたたんで使うため、1回の排便でかなりの量を消費します。ウォシュレットなら温水で洗い流せるので、少量で済むか全く使わずに済む場合もあります。

3. ウォシュレットの電気代はどのくらいかかる?

トイレットペーパー代は節約できても、電気代がかかるのでは意味がありませんよね。

現在販売されているウォシュレットの年間電気代は、約2,300円~4,500円程度です。

最新の省エネモデルなら年間約1,600円ほどに抑えられるものもあります。

月額に換算すると約200~400円程度ということになります。

電気代のイメージとしては、

1. 古いモデルは年間約6,900円の電気代
2. 最新の省エネモデルは年間約1,600円
3. 最新モデルなら約5,300円の節約に

こんな感じです。

10~20年前のウォシュレットを使っている場合は、最新モデルに交換することで大幅に電気代を節約できる可能性があります!

4. トータルで見るとおトクなの?

ウォシュレットでトイレットペーパー代は節約できますが、電気代も考慮する必要があります。

一人暮らしの場合、トイレットペーパー代の節約は年間約1,000円程度でした。

一方で電気代は年間2,300円~4,500円かかりますから、単純計算では電気代の方が高くなってしまいます。

ただし、家族が多い世帯では状況が変わってきます。

4人家族ならトイレットペーパー代の節約額は年間約4,000円になりますし、電気代は世帯人数が増えても大きく変わりません

家族構成で変わる節約効果

1. 一人暮らし…電気代の方が高くなる可能性
2. 2~3人家族…ほぼトントンか微増
3. 4人以上の家族…トイレットペーパー代節約の方が大きい
4. 最新省エネモデルならさらにおトク

複数人で暮らしている場合は、ウォシュレットの導入でトータルコストを抑えられる可能性が高いと言えそうです。

5. トイレットペーパー以外のメリットもある?

ウォシュレットには、トイレットペーパー代の節約以外にもメリットがあります。

まず清潔さです。

温水で洗い流すことで、紙で拭くだけでは落としきれない汚れもすっきりできます。

また、買い物の手間や収納スペースの節約にもなりますし、環境への負荷軽減という観点からも資源の節約に貢献できます。

脱臭機能が付いているモデルなら、トイレ使用後のニオイを自動で減らしてくれることも魅力ですね!

複数人がトイレを使用する場合は、次に使う人への配慮にもなります。

まとめ

ウォシュレットを使うことで、トイレットペーパーの使用量を約27~30%削減できることが分かりました。

金額にすると一人あたり年間約1,000円の節約になりますが、電気代も年間2,300円~4,500円かかるため、家族構成や使用するモデルによって総合的な節約効果は変わってきます。

4人以上の家族や最新の省エネモデルを使用している場合は、トータルでもおトクになる可能性が高いです!

トイレットペーパー代の節約だけでなく、清潔さや環境への配慮という面でもウォシュレットには魅力がありますね。