冬場のトイレは便座が冷たくてヒヤッとします!
暖房便座を使っている家庭も多いと思いますが、気になるのが電気代です。
そんな中、便座カバーを取り付けると節約になるという話を耳にして、ホントなのか気になって調べてみました。
便座カバーには一定の節約効果がありそうです!
1. 便座カバーで電気代が安くなる仕組みって?
暖房便座は便座を温めるために常に電気を使っています。
この電気代が冬場は特にかさみます。
便座カバーを取り付けると、カバーが保温材の役割を果たしてくれます!
つまり、便座の熱が逃げにくくなるため、暖房便座が温度を維持するために使う電力が減るという仕組みです。
便座カバーは、便座と空気との接触面を減らすことで熱の放出を抑える効果があります。
設定温度を保つために必要な電力を抑えることができるので、節電効果が期待できるんです。
2. どれくらいの節約効果が期待できるの?
節約効果は使用環境によって変わってきますが、具体的なデータもあります。
便座カバーを使うことで暖房便座の設定温度を下げることができ、消費電力を抑えられます。
経済産業省資源エネルギー庁の資料によると、便座の設定温度を「中」から「弱」に1段階下げるだけで、年間約710円の節約になるとされています。
- 設定温度を1段階下げると年間約710円の節約
- 便座カバーがあると低い設定温度でも快適
- 冬場の寒い時期に特に効果を感じやすい
便座カバーを使えば、低めの設定でも快適に過ごせるというわけです。
3. 便座のフタを閉めるだけでも節約になる?
実は便座カバーとは別に、フタを閉めるだけでも節約効果があります!
トイレの1日の使用時間の合計はわずか約50分で、残りの23時間10分は使っていないんです。
使わない間にフタを閉めることで、熱の放出を抑えられます。
これが省エネにつながるんです。
経済産業省資源エネルギー庁の資料によると、年間で電気34.90kWhの省エネ、約940円の節約になるとされています。
フタを開けっ放しにしていると便座は冷めてしまうので、フタを閉めるだけで効果が期待できます。
4. 便座カバーを選ぶときのポイントは?
便座カバーにもいろいろな種類があります。
厚みのある素材のものほど保温効果が高くなります。
洗浄暖房型専用のカバーを選ぶと、サイズがぴったり合って効果的です。
厚手の素材を選ぶと保温性がアップします。洗濯しやすいものを選ぶと衛生的にも安心です。
便座の形状に合ったサイズを選ぶことも大切です。
ずれたり外れたりすると効果が半減してしまいますから。
5. 他にも暖房便座の電気代を抑える方法はある?
便座カバー以外にも節約方法がいくつかあります。
暖房便座の設定温度を季節に合わせて調整するのがポイントです。
夏場の冷房を使用する期間は便座の暖房をオフにしておくことで、さらに節約できます。
1. 設定温度を季節に合わせて調整する
2. 使用後はフタを閉める習慣をつける
3. 夏場は暖房機能をオフにする
4. 便座カバーと併用する
こうした工夫を組み合わせると効果的です。
複数の対策を取り入れることで、より大きな節約につながります。
6. 便座カバーのデメリットはないの?
便座カバーにも注意点があります。
定期的な洗濯が必要になるため、お手入れの手間が増えます。
カバーをしていると便座の掃除がしにくくなることもあります。
衛生面を気にする場合は、こまめに洗える複数枚を用意しておくといいかもしれません。
また、暖房便座の温度センサーが正しく働かなくなる可能性もあるので、取扱説明書を確認しておくと安心です。
まとめ
便座カバーには電気代の節約効果が期待できることがわかりました!
保温効果によって暖房便座の設定温度を下げることができ、年間約710円の節約につながる可能性があります。
さらにフタを閉める習慣と組み合わせれば、年間約940円の節約も期待できます。
劇的な変化ではないものの、コツコツと続けることで電気代の削減につながるでしょう。
お手入れの手間は増えますが、冬のヒヤッと感も軽減できて快適なトイレ環境が手に入ります!