温水洗浄便座の電気代がどのくらいかかっているのか気になって調べてみました!
特に冬場は便座も温水も使うから、けっこう電力を消費しているんじゃないかと思ったんです。
温水洗浄便座の電気代は1ヶ月で約200円~570円程度になります!
ただし、これは便座のタイプや使い方によってかなり差が出てくるんです。
詳しく見ていくと、貯湯式と瞬間式で電気代が2倍以上違うこともあるので、自宅のトイレがどちらのタイプなのか確認しておくと節約につながります!
1. 温水洗浄便座の電気代は月々いくら?
温水洗浄便座の電気代は、タイプによって大きく変わってきます。
まず大きく分けて「貯湯式」と「瞬間式」の2種類があるんです。
貯湯式は温水をタンクに貯めて常に保温しているタイプで、瞬間式は使うときだけ水を温めるタイプなんです。
経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2025」によると、貯湯式の温水洗浄便座の電気代は1ヶ月あたり約411円~571円です。
一方、瞬間式の場合は1ヶ月あたり約202円~253円となっており、瞬間式のほうが電気代を半分程度に抑えられるんです。
省エネ機能を使うかどうかでも金額が変わります。
貯湯式で省エネ機能を活用すれば、年間で2,000円近く節約できるというデータもあります。
貯湯式は月々約411~571円、瞬間式は月々約202~253円です。省エネ機能を使うとさらに節約できます。
2. 貯湯式と瞬間式の違いって何?
貯湯式と瞬間式の大きな違いは、温水の作り方にあります。
貯湯式はタンクに洗浄用の水を入れて、ヒーターで常に温めておく仕組みなんです。
いつでもすぐに温水が使えるのが便利ですが、24時間ずっと保温しているため電力を消費し続けます。
瞬間式は保温用のタンクがなく、洗浄ボタンを押したときに瞬間的に水を温める仕組みです。
使っていないときは電力をほとんど消費しないので、トータルの電気代は安くなります。
ただし、使用する瞬間には大きな電力が必要になるという特徴があります!
年間で見ると、貯湯式は約4,929~6,851円、瞬間式は約2,418~3,038円の電気代がかかります。
どちらのタイプを選ぶかで、長期的なコストがかなり変わってくるんです!
3. 暖房便座だけの電気代はどれくらい?
温水洗浄機能がなく、便座を温めるだけの暖房便座の場合、電気代は異なります。
タイマー節電機能を使わない場合の年間消費電力は約72kWh程度で、設定次第で電気代が変わってくるんです。
暖房便座は温水洗浄便座と比べると機能がシンプルな分、電気代も抑えられる傾向にあります。
ただし、冬場にずっと温めっぱなしにしていると、思った以上に電力を消費することもあるんです。
温度設定を低めにしたり、使わないときはこまめにオフにするなど、ちょっとした工夫で節約できます。
4. 電気代を節約する方法はある?
温水洗浄便座の電気代を節約するには、いくつかの方法があります。
まず基本的なのが、便座や洗浄水の温度設定を低くすることなんです。
便座の温度を「中」から「小」に1段階下げるだけで、年間約713円も節約できるというデータがあります。
使わないときはフタを閉めるのも効果的です。
フタを開けっぱなしにしていると、便座の熱がどんどん逃げていってしまうんです。
また、長時間家を空けるときは電源を切るという方法もあります!
節約のポイントをまとめると、
1. 便座の温度設定を低くする
2. 洗浄水の温度を調節する
3. 使用後は必ずフタを閉める
4. 長期不在時は電源オフにする
こんな感じで、ちょっとした工夫で電気代を抑えられます。
夏場は便座の暖房機能をオフにするだけでも節約になります。
- 温度設定を1段階下げると年間約713円の節約
- フタを閉めると保温効果アップ
- 夏場は暖房機能オフでOK
5. 最新モデルに替えると節約になる?
10年以上前の温水洗浄便座を使っている場合、最新モデルに買い替えると大幅に電気代が削減できる可能性があります。
10~20年前のモデルは年間約6,900円もの電気代がかかっていましたが、最新の省エネモデルなら年間約1,600円程度に抑えられるんです。
最新モデルには人感センサーがついていて、トイレを使わない時間帯は自動で節電モードに切り替わる機能があります。
1日のうちトイレを使っている時間は約50分程度なので、残りの時間は節電できるわけです!
また、便座のフタが自動で開閉する機能もついているモデルがあります。
閉め忘れを防止できるので、無駄な電力消費を減らせます。
古い便座を使い続けるより、早めに買い替えたほうが長期的にはおトクになるケースも多いんです。
買い替えを検討する際のポイントは、
1. 年間約5,300円の電気代削減
2. 自動節電機能で賢く省エネ
3. フタ自動開閉で閉め忘れ防止
4. 洗浄力や清掃性も向上
といった感じです。
まとめ
温水洗浄便座の電気代を調べてみて、タイプによってけっこう差があることがわかりました。
貯湯式だと月々約400円~570円、瞬間式なら約200円~250円程度という感じです。
年間で考えると数千円の違いになるので、意外とバカにできない金額なんです。
温度設定を少し下げたり、フタをこまめに閉めたりするだけでも節約になります。
夏場は暖房機能を切るだけでもOKです。
もし10年以上使っている便座があるなら、最新の省エネモデルへの買い替えも検討する価値がありそうです。
毎日使うものだからこそ、ちょっとした工夫で快適さを保ちながら電気代も抑えられそうです!