すき家のたまごって、昔はもっと安かった気がする!
そう思って調べてみたら、やっぱり値上がりしていました。
トッピングの生卵も、朝食セットのたまごかけご飯も、ここ数年でかなり価格が上昇しています。
特に2023年以降の値上げは目立っていて、200円台で食べられた朝食が300円を超える時代になったんです!
1. すき家のたまご単品はいくらから始まった?
すき家のサイドメニューとして提供されている生卵の価格推移を追うと、興味深い変化が見えてきます。
2023年2月までは60円という価格で提供されていました。
この時期は牛丼チェーンの中でも比較的手頃な価格設定でした。
しかし2023年2月の価格改定で、たまごは60円から70円へと値上げされます。
10円の値上げですが、率にすると約17%の上昇ですね。
その後2024年4月の価格改定で80円に値上げされました。
わずか数年で価格が上昇したことになります。
2. たまかけ朝食の価格はどう変わった?
すき家の人気朝食メニュー「たまかけ朝食」の価格推移も見ていきます。
このメニューは2007年に190円でスタートしました。
ごはん、みそ汁、たまご、のり、おしんこがセットでこの価格は驚きの安さです。
2012年頃も店舗によって190円から200円程度で提供されており、大盛り無料というサービスも行われていました。
・2007年 190円
・2012年頃 190円~200円
・2015年以降 値上げラッシュ開始
・2025年現在 ミニ290円、並盛320円、大盛370円
この時期が価格的なピークだったと言えそうですね。
特に2015年以降は段階的に値上げが実施され、約10年で120円以上も高くなっています。
3. なぜこんなに値上げが続いているの?
値上げの最大の理由は国産米の価格高騰にあります。
すき家では国産のコシヒカリやひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を100%使用しています。
精米後5日以内に店舗に届いたものだけを提供するというこだわりがあるんです。
この品質維持のための投資が、価格に反映されている側面があります。
・国産米の価格高騰
・人件費の上昇
・原材料費全般の値上がり
・物流コストの増加
2024年から2025年にかけては米価が特に高騰しました。
すき家は1年間で3回も牛丼を値上げする異例の事態に。
朝食メニューも例外ではなく、この波に巻き込まれる形で値上げが続いています。
2024年4月からは22時から翌5時までの注文に対して、深夜料金として7%が加算される制度も始まりました。24時間営業を維持するための施策です。
4. 2025年は値下げもあった?
実は2025年には値上げだけでなく、値下げという動きもありました。
2025年3月には約5割のメニューを値上げし、牛丼並盛は480円まで上昇していました。
しかし異物混入問題などの影響で客数が減少。
そのため2025年9月4日には、牛丼並盛を30円値下げして450円にするという対応が取られたんです。
すき家で値下げが行われるのは珍しいことですね。
大盛も680円から650円へと30円値下げされ、特盛も850円に値下げされました。
ミニは430円から390円と、40円もの値下げです。
5. 消費者の反応はどうなの?
SNSやレビューサイトを見ると、値上げに対する反応は様々でした。
「今までが安すぎな気がするし、これからもお世話になります」という理解を示す声がある一方で、「昔のように価格が200円で、ごはん大盛り無料をやってください」という切実な声も見られます。
特に200円時代を知っている人からは「コスパが悪くなった」という意見が多く、10年で2倍近い値上げに対する不満が目立ちました。
ただし2025年9月の値下げについては「また値上げか…と思ったら値下げだった」と驚きの声が上がっています。
コンビニのおにぎりが160円程度する現在、320円で卵かけご飯と味噌汁と小鉢がセットになっていることを考えると、相対的にはまだ安いという見方もできますね。
- 値上げへの理解を示す声
 - 昔の価格を懐かしむ声
 - 値下げを歓迎する声
 
6. 今後も変動は続くの?
すき家全体の価格推移を見ると、2024年だけで4月と11月の2回、牛丼の値上げが実施されました。
2025年3月の値上げと9月の値下げという動きを見ると、今後も状況に応じて価格が変動する可能性がありそうです。
朝食メニューについては、現在は並盛320円、ミニ290円となっていますが、今後の動向は原材料価格次第といったところです。
競合との価格競争も激しくなっているため、簡単には値上げできない状況でもあります。
まとめ
すき家のたまごは2023年に60円から70円へ値上げされ、2024年には80円まで上昇しました。
たまかけ朝食は2007年の190円からスタートし、2025年には並盛320円まで上昇しています。
特に2015年以降の値上げラッシュは目立ち、約10年で120円以上も高くなったんです。
値上げの理由は国産米の高騰や人件費上昇が主な要因で、消費者の反応も賛否両論でした。
ただ2025年9月には値下げという動きもあり、今後も価格変動は続きそうですね。
それでも外食としてのコスパは悪くないという声も多く、朝食の定番として愛され続けることは間違いなさそうです!