トイレの便座のフタを閉めると電気代はいくら節約できる?

トイレの便座のフタを閉める習慣、意外と忘れがちになっていることがあります。

実はフタを閉めるだけで年間約940円から1,082円も電気代が節約できるんです!

毎日何度も使うトイレだからこそ、ちょっとした習慣で家計にも優しい節約が実現できちゃいます!

1. フタを閉めるとどのくらい節約できるの?

温水洗浄便座のフタを閉める習慣をつけると、年間で約940円から1,082円の電気代が節約できます

これは資源エネルギー庁の公式データに基づいた数字なんですよ。

具体的には、フタを閉めた状態と開けっ放しの状態を比較すると、年間で34.9kWhもの省エネ効果があります

たったこれだけの行動で、1,000円近くも浮くんですね。

季節によって節約効果は変わってきますが、

・夏場は年間約200~400円程度の節約
・冬場は年間約600~1,200円程度の節約
・年間平均では約940~1,000円程度の節約

こうした金額を見ると、少額に感じるかもしれません。

しかし10年続ければ約1万円の差になるので、バカにできませんよね。

節約額の目安

フタを開けっ放しと閉める習慣を比較した場合、年間34.9kWh(約940円〜1,082円)の節約効果があります。電気料金は1kWhあたり31円で計算した場合の目安です!

2. なぜフタを閉めると電気代が安くなるの?

フタを閉めると電気代が安くなる理由は、便座から熱が逃げるのを防げるからなんです。

温水洗浄便座は常に一定の温度を保つため、ヒーターで温め続けています。

フタを開けっ放しにすると、せっかく温めた便座の熱がどんどん空気中に逃げていってしまいます。

すると便座の温度が下がり、また温め直すために余分な電気を使ってしまうんですね。

フタを閉めておけば保温効果が高まり、ヒーターの稼働時間が短くなります。

つまり電気の無駄遣いが減るというわけですよ。

特に冬場は室温が低いため、フタを開けていると便座の温度がグンと下がります。

そのぶん温め直すのに多くの電力を消費してしまうので、冬こそフタを閉める習慣が大切になってきます。

3. 他にも便座の電気代を節約する方法はあるの?

フタを閉める以外にも、便座の電気代を節約する方法があります。

設定温度の見直しや省エネモードの活用が効果的なんです。

便座の暖房温度を1段階下げるだけで、年間約710円から820円も節約できるんですよ。

また洗浄水の温度を1段階下げると、年間約370円から430円の節約になります

具体的にはこんな方法があります。

1. 便座の暖房温度を中から弱に下げる
2. 洗浄水の温度を中から弱に下げる
3. 夏場は暖房機能をオフにする
4. 省エネモードやタイマー機能を使う

これらを組み合わせれば、年間で2,000円から3,000円くらいの節約も可能になるんですね。

ちょっとした設定変更だけで、ここまで効果があるとは驚きです。

最近の便座には人感センサーが付いているものも多く、人がいない時は自動で節電してくれます。

もし古い便座を使っているなら、買い替えも検討する価値がありそうですよ。

便座の節約ポイント

1. 使用後は必ずフタを閉める
2. 便座温度を1段階下げる
3. 洗浄水温度も1段階下げる
4. 夏は暖房機能をオフ
5. 省エネモードを活用する

4. 温水洗浄便座の電気代ってどのくらいかかるの?

温水洗浄便座の電気代は、1ヶ月で約400円から600円くらいが目安になります。

年間だと約5,000円から7,000円程度ですね。

便座には貯湯式と瞬間式の2タイプがあり、瞬間式の方が省エネ性能に優れているんです。

貯湯式は常にお湯を温めておくため電気代が高めで、瞬間式は使う時だけ瞬間的に温めるので電気代が安くなります。

省エネ機能を活用すれば、年間で2,000円近く電気代を削減できることもあるんですよ。

使っていない時間帯に自動で節電してくれる機能は、かなり効果的です。

外出時や就寝時には切タイマーを使うのもおすすめになります。

誰も使わない時間帯に無駄な電気を使わずに済みますからね。

5. フタを閉める他のメリットは?

電気代の節約以外にも、便座のフタを閉めることには色々なメリットがあるんです。

特に衛生面での効果が大きいんですよ。

水を流す時にフタを閉めると、トイレ内の菌や水しぶきが飛び散るのを防げます

フタを開けたまま流すと、目に見えない細かい水滴が広範囲に飛散してしまうんですね。

フタを閉めることで得られる効果としては、

・菌の飛散を防ぐ
・臭いが広がりにくい
・トイレ空間が清潔に保てる
・見た目がスッキリする

家族みんなでフタを閉める習慣をつければ、トイレ全体が清潔になります。

掃除の手間も減って一石二鳥というわけです。

まとめ

トイレの便座のフタを閉めるだけで、年間約940円から1,000円の電気代が節約できることが分かりました。

さらに便座や洗浄水の温度設定を見直せば、年間2,000円以上の節約も可能です。

しかも電気代の節約だけでなく、衛生面でのメリットも得られるので良いことづくめですね。

今日からすぐに始められるシンプルな節約方法なので、ぜひ習慣にしてみたいと思います!