8月8日が記念日だらけになった理由とは?数字の特別な意味を調査

毎年8月8日がやってくると、なんだかやたらと「◯◯の日」って聞くことが多くないですか?

実は8月8日は日本記念日協会が認定した記念日が最も多い日で、その数なんと72件もあるんです!

2位の10月10日(69件)や3位の11月11日(64件)を上回る圧倒的な数字。

でも、どうして8月8日にこんなに記念日が集まっているんでしょうね?

数字の8には特別な意味があって、企業のマーケティング戦略とも深く関わっているようです。

気になったので詳しく調べてみました!

8月8日がなぜ記念日として人気なのか?

8月8日が記念日として選ばれる理由には、数字の「8」が持つ特別な意味が大きく関係しています。

まず、日本では昔から「八」という漢字が下に向かって広がる形をしていることから「末広がり」と呼ばれ、とても縁起の良い数字とされてきました。

子々孫々まで発展していくという願いが込められているんですね。

さらに興味深いのが、数字の「8」を横に倒すと無限大を表す「∞」マークになることです。

これは「循環や永遠の広がり」を象徴していて、記念日の由来として使いやすいんです。

実際に「夢ケーキの日」「ベーグルの日」「Dr.シーバのエラスチンの日」など、この理由で8月8日を選んだ記念日が10件もあります。

また、数字の「8」には〇の形が4個も含まれているため、回るものや円形のものの記念日にもピッタリなんです。

「スタンプラリーの日」のようにクルクルと巡るものの記念日に最適で、今後も「観覧車」や「回転ずし」なんかの記念日があったら8月8日になる可能性が高そうです。

語呂合わせの豊富さが人気の理由?

8月8日の人気のもう一つの大きな理由が、語呂合わせのしやすさにあります。

数字の「8」は読み方がとても豊富で、「はち」「ぱち」「は」「ぱ」「はっ」「や」「やっ」「やつ」「エイト」「ハー」など、いろんな呼び方ができるんです。

これが2つ重なると「ハハ」「パパ」「ハッハッ」「ハッパ」「パチパチ」「パチンパチン」といった語呂合わせが作りやすくなります

例えば、「スマイル記念日」は「は(8)は(8)は(8)」の語呂合わせで制定されています。

「パチパチ」という音から連想される「プチプチの日」や、形の類似性から「そろばんの日」なども8月8日の記念日として登録されているんです。

この語呂合わせの豊富さが、企業や団体にとって記念日を作りやすくしているんですね。

ゾロ目で覚えやすく、しかも縁起が良いとなれば、記念日として選びたくなるのも納得です。

企業はどのように8月8日を活用しているの?

企業にとって記念日は、自社の商品やサービスをPRする絶好のチャンスです。

特に8月8日のような記念日が多い日は、メディアでも取り上げられやすく、話題づくりには最適なんです。

記念日を活用した企業戦略としては、その日に合わせた特別なキャンペーンやイベントの開催があります。

記念日限定のセールや割引、SNSでのプレゼントキャンペーンなど、消費者の関心を引く施策を展開するんです。

日本記念日協会への記念日登録は、企業のブランディングや認知度向上にも効果的です。

記念日があることで、定期的にその商品やサービスについて話題にする機会が生まれ、長期的なマーケティング効果も期待できます。

また、夏休み中という時期的な要素も8月8日の人気を後押ししています。

子供たちが休みで家族向けのイベントが企画しやすく、消費者の参加率も高くなりがちです。

企業としては、より多くの人にリーチできるタイミングとして魅力的なんですね。

8月8日は記念日の特別な日

調べてみると、8月8日が記念日の多い日になったのには、数字の「8」が持つ特別な意味と実用性が大きく関わっていることが分かりました。

末広がりで縁起が良く、無限大を表す「∞」の形にも似ている。

しかも語呂合わせがしやすくて覚えやすい。

企業側からすれば、PRやマーケティングに活用しやすい絶好の日付というわけです。

同じ日に多くの記念日があっても、それぞれに意味があり、「8月8日・記念日祭り」みたいなイベントがあったら楽しそうだなと思いました。

これからも8月8日の記念日は増え続けそうですし、来年の8月8日はどんな新しい記念日が加わっているか楽しみですね!