劇場版鬼滅の刃がブラジルでも大人気になっているって知ってました?
日本のアニメ映画が海外でヒットするのは珍しくないですが、ブラジルでの鬼滅人気はホントにすごいんです。
南米市場での興行収入や観客動員数も気になるところですよね。
実際にどれくらいの成績を残したのか調べてみました!
ブラジルでの劇場版鬼滅の刃の興行収入はどのくらいだった?
ブラジルでの劇場版鬼滅の刃の興行成績を見てみると、かなり好調な結果を残しています。
2024年の最新作「勝利の鳴動」では、ブラジルの映画興行収入データを扱うComscore Movies BRAによると、週末売上ランキングで8位にランクインし、トータルで300万レアル(約8885万円)を超える興行収入を記録しました。
これを日本円に換算すると約9000万円近くになるんです。
ブラジル市場としては、なかなかの好成績ですよね。
ブラジルの映画市場規模を考えると、この数字は決して小さくありません。
無限列車編についても、中南米全体での興行収入は約4億円、観客動員数は約97万人を記録しており、この中にブラジルの数字も含まれています。
南米市場での鬼滅の刃の位置づけはどうなの?
南米市場での劇場版鬼滅の刃の位置づけを見ると、アニメ映画としてはかなり高い評価を受けています。
2021年4月に中南米8カ国で同時公開されたとき、多くの国でアニメ分野の映画として初日の入場者数1位を記録しました。
特に注目すべきは、中南米6カ国でチケット販売数1位を獲得したことです。
これは現地でのアニメ人気の高さを表していますね。
メキシコの映画館チェーン「シネポリス」では、過去に公開したアニメ映画の歴代初日入場者数を抜いて第1位になったそうです。
ブラジルを含む南米諸国では、日本のアニメコンテンツに対する関心が年々高まっており、鬼滅の刃はその流れを決定づける作品になったといえるでしょう。
観客動員数や上映規模はどの程度だった?
劇場版鬼滅の刃の観客動員について調べてみると、全世界での累計来場者数は約4135万人、総興行収入は約517億円に達しています。
この中で海外での来場者は約1239万人となっており、ブラジルもこの数字に含まれています。
中南米地域全体では約97万人の観客を動員しており、この数字にはブラジルも含まれています。
ブラジルは南米最大の映画市場なので、この97万人のうちかなりの割合がブラジルでの観客だと考えられます。
上映規模については、ブラジルでは新型コロナウイルスの影響で当初は公開が延期されましたが、その後しっかりと劇場展開が行われました。
世界的ヒットの中でのブラジルの貢献度は
劇場版鬼滅の刃が記録した全世界興行収入約517億円の中で、ブラジルを含む中南米地域は約4億円を占めています。
これは全体の約0.8%程度の割合になります。
日本国内が約400億円という圧倒的な数字を記録していることを考えると、ブラジル単体での貢献度はそれほど大きくはないかもしれませんが、南米市場の規模や人口を考慮すると、十分に健闘している数字だと思います。
特にブラジルでは、その後に公開された最新作でも継続的にランキング入りを果たしており、安定したファン層が形成されていることがうかがえます。
これは今後の日本アニメ映画にとっても心強い結果ですよね。
ブラジルでの鬼滅人気は本物だった
調べてみた結果、ブラジルでの劇場版鬼滅の刃は確実にヒット作品となっていることがわかりました。
最新作で約9000万円近い興行収入を記録し、無限列車編でも中南米全体で約4億円の成績を残すなど、現地での人気の高さが数字に表れています。
南米市場では日本のアニメコンテンツがじわじわと浸透してきていて、鬼滅の刃はその代表格になったといえそうです。
今後もブラジルを含む南米地域での日本アニメの展開に注目していきたいですね。
個人的にも、海外での日本アニメ人気が広がっていくのを見るのは嬉しい限りです。