【怖い】安全?危険?セルフのガソリンスタンドはむずかしい?

初めてセルフのガソリンスタンドを見たとき、なんだか複雑そうで心配になりました!

でも実際に使ってみると、思っていたよりも簡単で安全だったことに驚いています。

最近ではフルサービスよりも料金が安いことから、セルフ給油を選ぶ人が増えているみたいですね!

1. セルフガソリンスタンドって本当に安全なの?

セルフのガソリンスタンドは、実は厳格な安全基準をクリアして運営されています。

消防法による厳しい建築基準を満たしており、一般の建物より耐震性や耐火性に優れた頑丈な構造となっているんです。

地下に埋設された燃料タンク上部の地盤は厚い鉄筋コンクリートで覆われており、地表で火災が発生しても燃料に延焼する心配がないとされています。

また、2025年夏からはAI技術を活用した安全確認システムも導入される予定です。

レーンに設置されたカメラでAIが給油行動を監視し、安全な行動が認められれば自動で給油許可、危険な行為があればリスクを察知してくれるシステムになります。

ただし、安全といっても完璧ではありません。

2024年に東京消防庁管内だけで105件のガソリンスタンド関連トラブルが発生し、そのうち72件が車両の給油機器への衝突という運転ミスによるものでした。

2. どんなトラブルや危険があるの?

実際に起きているトラブル例を見ると、2025年4月に北海道稚内市で高齢女性が給油ノズルを差し込んだまま発進し、約50リットルのガソリンが流出するという出来事が発生しています。

最も多いトラブル原因は静電気による火災です。

消防庁の調べによると、給油取扱所での火災の35%が静電気火花が原因となっています。

ガソリンは引火点がマイナス40度以下ととても低く、わずかな火花でも引火する危険性があります。

また、給油中に発進してしまうトラブルも年間7件報告されており、全国ではさらに多くの類似ケースが起きていると考えられます。

・静電気による火災
・給油中の発進トラブル
・給油機器への車両衝突
・ガソリンの吹きこぼれ

こうしたパターンが主なトラブル原因として挙げられているようですね。

3. 正しい操作方法は実際に難しいの?

セルフ給油の基本的な流れは意外とシンプルでした。

まず給油レーンに車を停めて、エンジンを切ってから降車します。

タッチパネルで支払い方法と油種を選択し、静電気除去シートに必ず触れてから給油作業を開始する流れになります。

給油ノズルには自動停止機能が付いているため、満タンになると自動的に給油が止まります。

ノズルを元の位置に戻してレシートを受け取れば完了です。

油種の選択では色分けが重要なポイントになります。

レギュラーガソリンは赤色、ハイオクガソリンは黄色、軽油は緑色となっているので、間違えないよう確認が大切でした。

基本操作の流れ

車を停止しエンジンを切る→支払い方法と油種を選択→静電気除去シート接触→給油開始→自動停止→ノズル返却→レシート受取で完了

4. 安全に使うための注意点は何?

セルフ給油で最も重要なのは静電気除去です。

給油前には必ず静電気除去シートに素手で触れることが大切で、手袋をしたままでは静電気が十分に除去できません。

給油中は絶対にエンジンを停止し、携帯電話やスマホの使用は禁止されています。

これらの電子機器から発生する電磁波や静電気が火災の原因となる可能性があるためです。

満タン後の継ぎ足し給油は危険で禁止されています。

また、給油口のキャップを閉め忘れると可燃性蒸気が漏れ出し、引火の危険性が高まります。

1. エンジン停止の徹底
2. 静電気除去シートへのタッチ
3. 携帯電話使用禁止
4. 満タン後の継ぎ足し給油禁止
5. 給油口キャップの確実な閉栓

これらのルールをきちんと守ることが安全利用の基本になっているみたいです。

まとめ

セルフガソリンスタンドは確かに危険物を扱う施設ですが、正しい知識と操作を守れば十分安全に利用できることが分かりました。

最新のAI技術による監視システムも導入され始めており、安全性は向上している状況です。

基本的な注意点さえ守れば、料金の安さと便利さを享受できる良いサービスだと感じました!