毎日の通勤で使っているSuicaですが、モバイル版とカード版でポイントの貯まり方に差があるのか気になって調べてみました!
実際に調査してみると、なんと4倍もの差があることが判明。
同じSuicaでも選び方によっておトク度が大きく変わることがわかりました!
1. モバイルSuicaとカードSuicaの基本還元率の違いは?
電車に乗車したときのJRE POINT(JR東日本の共通ポイント)還元率を比較すると、驚くほど大きな違いがあることがわかりました。
モバイルSuicaの場合、50円につき1ポイントが付与されます。
還元率は2.0%となっています。
一方、カードタイプのSuica(記名式)では200円につき1ポイントです。
還元率は0.5%となります。
これは実に4倍の開きがある計算になります。
例えば473円の区間を利用した場合を見てみましょう。
モバイルSuicaなら9ポイントもらえます。
カードタイプでは2ポイントしかもらえません。
・モバイルSuica:50円につき1ポイント(2.0%還元)
・カードタイプSuica:200円につき1ポイント(0.5%還元)
・還元率の差:約4倍
同じSuicaを使っているのに、ここまで差があるとは正直驚きでした。
2. ポイントを貯めるために必要な準備とは?
どちらのSuicaでもポイントを貯めるには、事前の登録作業が必要になってきます。
まず、JRE POINT WEBサイトへの会員登録が必須条件です。
さらに重要なのが、無記名式のSuicaカードでは一切ポイントが付与されないということ。
モバイルSuica、カードタイプの記名式Suica(My Suica)、Suica定期券のみが対象。無記名式のSuicaカードは対象外となる。
モバイルSuicaなら最初から記名式扱いなので、JRE POINTサイトに登録するだけで準備完了です。
カードタイプを使っている場合は、記名式への変更が必要なケースもあります。
3. 店舗での電子マネー利用時に差はあるの?
JRE POINT加盟店でSuicaを電子マネーとして利用する場合の還元率について調べてみました。
基本的に、店舗での電子マネー利用については、モバイルSuicaとカードタイプSuicaで還元率に大きな違いはないようです。
主な差は電車乗車時の乗車ポイント部分に現れます。
ただし、モバイルSuicaの方がクレジットカードでのチャージが手軽にできるため、チャージ時のポイントとの二重取りがしやすいというメリットがあります。
ビューカード系なら、モバイルSuicaチャージで1.5%のポイントが付与されます。
4. その他でモバイルSuicaが有利な点は?
還元率以外の面でも、モバイルSuicaにはいくつかの優位性があることがわかりました。
定期券購入時についても、モバイルSuica定期券なら購入金額の2%相当のJRE POINTがもらえます。
これもカードタイプの定期券では受けられない特典です。
- クレジットカードとの組み合わせでポイント二重取り
- 定期券購入時の2%ポイント還元
- アプリでのポイント残高確認がシンプル
グリーン券購入時も同様で、モバイルSuicaなら50円ごとに1ポイントもらえます。
カードタイプでは200円ごとに1ポイントと、やはり4倍の差が出ます。
まとめ
調べてみた結果、同じSuicaでもモバイル版とカード版では、おトク度に大きな開きがあることがはっきりしました。
特に毎日の通勤通学で電車を利用する場合、還元率が4倍も違うというのは見過ごせない差です。
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