トイレの水道代は家庭の水道使用量の何割を占める?

毎月の水道代を見て、「こんなに使ってたっけ?」と感じることもあるかもしれません!

実は家庭で使う水の中で、トイレが占める割合は意外と大きいんです。

お風呂や洗濯、キッチンだけじゃなく、トイレも結構な水を使っているみたい。

具体的にどれくらいの割合なのか、ちょっと気になったので調べてみました!

1. トイレの水道使用量は家庭全体の何割を占める?

家庭で使う水道のうち、トイレが占める割合は約2割程度です!

令和3年度の東京都水道局の調査では、トイレは家庭の水道使用量の20%を占めています。

2015年度の調査では21%でした。

これは、お風呂の次に多い使用量です。

1日に何度も使うものだから、積み重なると結構な量になるわけです。

4人家族の場合、1日あたりトイレだけで100リットル以上使うこともあります。

ペットボトル換算にすると、2リットルのボトルが50本分!

意外と多い量です。

ちなみに2006年度の調査では28%でしたが、節水型トイレの普及によって割合が減ってきているようです。

2. 昔のトイレと今のトイレで使用量は違う?

トイレの水の使用量は、便器のタイプによって大きく変わります!

昔ながらのトイレは、1回流すのに13リットルから20リットルくらい使っていました。

でも最近の節水型トイレは違います。

1回あたり4リットルから6リットル程度で済みます

大小レバーの違い

多くのトイレには「大」と「小」のレバーがあります。小の方は大よりも少ない水量で流せる仕組みになっているので、使い分けると節水になるんです!

最新のトイレでは、「大」で約3.8リットル、「小」で3.3リットルほどまで減っています。

実に40年で使用量が4分の1ほどになったんです。

古いタイプのトイレを使い続けている家庭では、知らず知らずのうちに余分な水を使っている可能性があります。

3. 節水型トイレにするとどれくらいおトクになる?

古いトイレから最新の節水型に変えると、年間で1万円以上の節約になることも!

従来型トイレと節水型トイレの差を計算してみると、こんな感じになります。

1. 従来型(13リットル)13L×4回×4人=208リットル/日
2. 節水型(4.8リットル)4.8L×4回×4人=76.8リットル/日
3. 1日あたり約131リットルの節水

これは浴槽約1杯分の水量に相当します!

水道料金は地域によって異なりますが、年間で約14,000円から15,000円の節約になる試算もあります。

10年単位で考えると、かなりの金額になりそうです。

4. トイレ以外で水を多く使う場所はどこ?

家庭の水道使用量の内訳を見てみると、意外な発見があります!

令和3年度の東京都水道局の調査によると、以下のような割合になっています。

  • 風呂が43%で圧倒的に多い
  • トイレが20%で2番目
  • 炊事が16%
  • 洗濯が15%
  • 洗面・その他が6%

お風呂が全体の4割以上を占めていて、トイレはその半分くらいの割合です。

でも炊事や洗濯より多いというのは、ちょっと驚きです。

シャワーを1分短くしたり、洗濯の回数を減らすのも効果的です。

でもトイレの節水も同じくらい重要なポイントです。

5. 簡単にできるトイレの節水方法はある?

トイレの節水は、ちょっとした工夫で実現できます!

最も簡単なのは、大小のレバーをきちんと使い分けることです。

小レバーは大レバーより少ない水量で流せる仕組みになっています。

タンクに取り付ける節水グッズも効果的です。

水圧を変えずに水量を減らすことができます。

古いトイレを使っている場合は、思い切って節水型に交換するのも一つの方法です。

手軽な節水テクニック

1. 大小レバーを適切に使い分ける
2. タンクに節水グッズを取り付ける
3. 古いトイレなら交換を検討する

ただし、トイレットペーパーを大量に流したりすると詰まりやすくなることもあるので注意が必要です。

まとめ

調べてみて分かったのは、トイレが家庭の水道使用量の約2割を占めているということです!

お風呂に次いで2番目に多い使用量なので、節水を考えるならトイレも重要なポイントになります。

古いタイプのトイレを使っている場合は、節水型に交換するだけでかなりの節約になる可能性もあります。

すぐに交換できなくても、大小レバーの使い分けるだけで少しずつ効果が出るかもしれません。

水道代の節約を考えるなら、トイレの使い方を見直してみる価値はありそうです!