すき家で地味に人気のある「かつぶしオクラ」!
実はこのメニュー、何度も価格が変わっているんです。
単品のサイドメニューとしても、牛丼のトッピングとしても楽しめるメニューですが、ここ数年の間に複数回の値上げと値下げを経験しています。
今回は、かつぶしオクラの価格がどのように推移してきたのか、値上げ・値下げの理由や消費者の反応も含めて調べてみた内容をまとめていきます!
1. かつぶしオクラ単品の価格推移は?
すき家のサイドメニュー「かつぶしオクラ」は、刻んだオクラと鰹節がセットになったシンプルなトッピングメニューです。
価格の推移を見ると、2015年頃から2021年12月までは130円で販売されていました。
その後、2021年12月23日の価格改定で20円値上げされ、150円となりました。
・2015年頃~2021年12月 130円
・2021年12月23日~2025年10月現在 150円
この値上げは、すき家が全メニューの約3割を対象に実施した価格改定の一環でした。
単品で150円という価格は、サイドメニューとしてはやや高めに感じるかもしれません。
2025年10月3日時点でも、店舗での実売価格は150円であることが確認できています。
かつぶしオクラ単品は、牛丼だけでなくカレーやご飯にもトッピング可能です。ネバネバ食感とかつおの風味が、いろんなメニューと相性抜群!
2. かつぶしオクラ牛丼の価格推移は?
かつぶしオクラをトッピングした「かつぶしオクラ牛丼」の価格も、何度か変更されてきました。
2015年9月時点では、ミニサイズが410円で販売されていたという記録があります。
2021年12月以前の並サイズは480円でしたが、2021年12月23日の価格改定で70円値上げされ、550円になりました。
・2015年頃 ミニ410円程度
・2021年12月以前 並480円
・2021年12月23日~ 並550円前後
その後も値上げは続きました。
2024年4月と11月にも段階的な価格改定が行われています。
2024年春頃には、並盛が600円、ミニが540円といった価格になっていました。
ところが2025年9月4日、すき家は約11年ぶりの値下げを実施!
牛丼本体の価格が下がったことで、かつぶしオクラ牛丼も並盛630円、ミニ580円に調整されました。
- 2021年12月 並盛が480円→550円に(70円値上げ)
- 2024年4月・11月 段階的に価格改定
- 2025年9月4日 牛丼本体が値下げ(約11年ぶり)
3. 値上げと値下げの理由は?
すき家が公式に発表している値上げの理由は、複数の要因が重なったものでした。
最も大きな要因は、原材料費の高騰です。
牛肉や国産米の価格が上昇し、仕入れコストが増加したことが値上げに繋がりました。
また、人件費やエネルギーコスト、配送費、包材費なども上昇していたんです。
これらのコスト増に対応するための措置だったと説明されています。
2024年11月の価格改定では、特に国産米の価格高騰が理由として挙げられました。
すき家の牛丼には、国産のコシヒカリやひとめぼれなど厳選ブランド国産米が100%使用されています。
精米後5日以内に店舗に届けられるという品質維持のためのコストが、価格に反映される形となりました。
一方、2025年9月の値下げについては、「多くの客により手頃な価格で牛丼を楽しんでほしい」という思いから実施されたとのこと。
物価高が続く中での企業努力がうかがえます。
4. 消費者の反応はどうだった?
かつぶしオクラ牛丼に対する消費者の反応は、概ね好意的なものが多いようです。
「オクラのネバネバとカツオの香りが合わさって和風で美味しい」といった食感や風味を評価する声が目立ちます。
「シャキシャキねばねばでスルッと食べられる」という表現も見られました。
また、「さっぱりとした食べ心地」「罪悪感なし牛丼」として、ヘルシー志向の人からも支持されているようです。
2022年にmacaroniが実施した「すき家の最新人気メニューランキング」では、52票を獲得して8位にランクイン!
1. オクラの茹で具合が絶妙で食感が良い
2. かつおぶしの上品な風味がいい
3. 飽きのこないさっぱりした味わい
4. ダイエット中でも罪悪感なく食べられる
一方で、値上げに関しては「単品で150円は高い」「牛丼自体の値上げも続いているから厳しい」といった価格面での不満の声も一部見られます。
ただし、味や品質については高評価が多く、リピーターも少なくないようです。
2025年9月の値下げについては、SNSで「物価高の中で値下げはすごい」「すき家がんばれ!」といった応援や感謝の声が多数寄せられています。
5. 最新の価格はいくら?
2025年10月時点での価格を見てみましょう。
かつぶしオクラ単品は、2025年10月3日時点で150円であることが確認できています。
かつぶしオクラ牛丼については、サイズごとに価格が設定されています。
すき家公式サイトの情報によると、ミニが580円、並盛が630円、中盛が800円、大盛が830円、特盛が1,030円、メガが1,180円となっていました。
2025年9月4日に実施された牛丼本体の値下げの影響で、以前よりも手頃な価格になっています。
・ミニ 580円
・並盛 630円
・中盛 800円
・大盛 830円
・特盛 1,030円
・メガ 1,180円
最新の価格については、店頭やすき家の公式ホームページで確認するのが確実です。
時期や店舗によって若干の変動がある場合もあるため、事前チェックをおすすめします。
まとめ
すき家の「かつぶしオクラ」は、2015年頃から販売されている人気のサイドメニューです。
単品では130円から150円へ、かつぶしオクラ牛丼は並盛で480円から一時は550円以上へと値上げされてきました。
値上げの背景には、原材料費や人件費、エネルギーコストの上昇があり、品質維持のためのやむを得ない措置だったようです。
2025年9月には約11年ぶりの値下げも実施され、消費者からは喜びの声が上がっています。
消費者からは味や食感については高評価が多く、「さっぱり食べられる」「オクラのネバネバが良い」といった声が聞かれます。
価格は変動しましたが、それでもなお愛され続けているメニューと言えそうです!