すき家で牛丼を頼むとき、サイドメニューも一緒に注文したくなります。
ほくほくのポテトやシャキシャキの野菜が、牛丼の濃い味を中和してくれる存在です。
ふと気づけば、サイドメニューの価格も随分と変わってきた気がしてきました。
昔はもっと安かったような…そんな疑問から、すき家のサイドメニュー、特にサラダ系の価格推移を調べてみることに!
1. すき家のサラダは今いくら?
すき家のサイドメニューには「サラダ」があり、2024年11月時点で180円となっています。
これは野菜を中心としたサイドメニューで、牛丼とセットで注文する人が多いメニューです。
セットメニューの一部としても注文できます。
追加料金がかかる形式です。
牛丼とセットで頼むことが多いメニューですが、単品での注文も可能となっています。
他のサイドメニューと比較すると、みそ汁(110円)やおしんこよりは高めの価格設定になっています。
2024年以降の値上げラッシュの影響で、サイドメニュー全体が値上がりしている状況です。
2. 過去の価格はどれくらいだった?
すき家のサラダメニューの価格推移を調べると、長期間にわたって徐々に値上がりしてきたことが分かります。
2000年時点では100円というとてもおトクな価格でした。
2016年7月時点で140円でした。
その後しばらく価格が据え置かれ、2021年12月には160円に値上げ。
さらに2024年11月には180円となっています。
過去の価格推移をまとめると以下のようになります。
・2000年時点:100円
・2016年7月:140円
・2021年12月:160円
・2024年11月:180円
約24年間で80円の値上げとなりました。
特に2021年以降の値上げペースが速くなっています。
すき家のサラダは、野菜を中心としたシンプルな構成のサイドメニューです。2000年代初期は100円という破格の価格で提供されていましたが、原材料費の高騰や人件費の上昇により、徐々に価格が上がってきました。それでも他のファストフードチェーンと比較すると、比較的おトクな価格帯を維持しているとも言えます。
3. なぜ値上げしたの?
すき家全体のメニュー価格改定は、2021年以降特に顕著になっています。
サラダを含むサイドメニューも、この流れの中で価格が見直されました。
値上げの主な理由として挙げられているのが、原材料費の高騰です。
特に2024年11月の価格改定では、国産米の価格高騰が大きな要因とされていますが、これはサイドメニューにも影響を及ぼしました。
値上げの背景にある要因をまとめると、
・原材料費の上昇
・光熱費の増加
・人件費の上昇
・配送費の高騰
これらが重なっています。
すき家は2021年12月、2023年2月、2024年4月、2024年11月と、短期間に複数回の価格改定を実施しています。
メインの牛丼だけでなく、サイドメニューにも値上げの波が押し寄せた形です。
ただし2025年9月には、牛丼の一部サイズが値下げされました。
これは客数減少への対応とも言われていますが、サイドメニューの価格は据え置かれたようです。
4. ネットではどんな反応?
すき家のサイドメニューに関するネットの反応を見ると、価格上昇についての声が目立ちます。
全体的な価格上昇については、牛丼本体の値上げと合わせて「以前より気軽に食べられなくなった」という声が多く見られます。
サイドメニューを含めたトータルの支払い額が上がっていることへの不満もあるようです。
- 値上げが続いて気軽に頼めなくなった
 - 牛丼とセットで頼むと意外と高くつく
 - サイドメニューまで値上げされるのは辛い
 
特に2014年頃はサラダセットが追加料金100円だったのに、現在は200円になっているという指摘もあります。
約10年で2倍の値上げとなり、保守的に同じメニューを頼む人ほど値上げの影響を感じているようです。
一方で、品質維持のためには仕方ないという理解を示す意見も見られます。
すき家は国産米100%使用など、品質にこだわっているため、その分のコスト増は避けられないという見方です。
まとめ
すき家のサラダメニューは、2000年時点で100円という低価格から、2024年には180円まで値上がりしています。
特に2021年以降の値上げペースが速く、原材料費や光熱費の高騰が主な理由とされています。
牛丼本体の値上げに比べれば、サイドメニューの値上げ幅は控えめかもしれません。
それでもジワジワと家計に響いてくる変化ではあります。
原材料費や光熱費の高騰という避けられない事情があるとはいえ、もう少しおトクな価格で楽しめる日が戻ってくることを願いたいところです!