【値上げの歴史】すき家のうな丼大盛の価格推移

すき家のうな丼の価格が、ここ数年でどんどん上がっている!

正直、レジで金額を見てびっくりすることが増えました。

以前はもっと手軽に食べられた気がするのですが、気がついたら結構な値段になっていて驚きます。

そこで今回は、すき家のうな丼大盛の価格が、いつ、どれくらい変わってきたのかを詳しく調べてみることにしました!

1. すき家のうな丼大盛はいつから値上がりした?

すき家のうな丼は、毎年春頃に販売される期間限定メニューです。

2023年から2025年にかけて、何度も価格が変わっています。

2023年4月の販売開始時点では、並盛が890円、ごはん大盛は930円でした。

この時点でもすでに、ちょっとした贅沢メニューという価格帯ですね。

その後、2024年3月には並盛950円、ごはん大盛990円に値上がり。

ついに1,000円の大台が目前となりました!

そして2025年4月には、並盛980円、ごはん大盛が1,020円にまで到達しています。

わずか2年間で、ごはん大盛は90円も上がったことになります。

2. 特盛の価格はどう変化している?

うなぎが2枚のった特盛も、同じように値上がりを続けています。

2023年の特盛は1,470円でした。

2024年には1,590円となり、2025年には1,680円に!

特盛の場合、2年間で210円の値上げです。

並盛やごはん大盛と比べると、特盛の値上げ幅がやや大きいことが分かります。

これは、うなぎの枚数が増えることで、原材料費の影響をより強く受けるためと考えられますね。

価格の変化を整理すると、こんな感じになります。

・2023年並盛890円、ごはん大盛930円、特盛1,470円

・2024年 並盛950円、ごはん大盛990円、特盛1,590円

・2025年 並盛980円、ごはん大盛1,020円、特盛1,680円

毎年30円から90円ずつ値上がりしている計算です。

3. 値上げの理由は何だったの?

すき家がうな丼を値上げした理由には、いくつかの要因があるようです。

最も大きいのが、ウナギそのものの価格高騰でしょう。

ウナギは年々、漁獲量が減少しており、原料の仕入れ値が上がり続けています。

2012年頃にも「ウナギ価格の高騰」が話題となり、当時すき家は100円の値上げを実施しました。

それ以降も状況は改善されず、むしろ悪化。

さらに近年では、原油価格の上昇や人件費の高騰も重なっています。

2024年の値上げでは、すき家側が「昨今の国産米の価格高騰などに対応するため」と理由を説明していました。

つまり、ウナギだけでなく、ご飯やタレ、配送コストなど、あらゆる部分でコストが上がっているわけです。

外食産業全体が、こうした物価高騰の影響を受けていることが背景にありますね。

4. 消費者の反応はどうだった?

値上げに対する消費者の反応は、正直なところ賛否両論といった感じでした。

価格に対する不満の声もちらほら見られます。

「写真と違って、うなぎが小さく感じた」「この値段なら専門店も検討したい」といった意見です。

特に1,000円を超えてくると、気軽に食べられる価格帯ではなくなってきた印象があります。

一方で、「この価格でうなぎが食べられるならコスパは良い」「ふっくらしていて美味しかった」という好意的な声も多く見られました。

専門店と比べれば、まだまだ手頃という見方もあるようです!

結局、人によって感じ方は様々ですが、値上げのペースが速いことへの驚きは共通している印象を受けます。

消費者の主な意見

1. 価格が高くなって気軽に注文しづらい
2. 専門店と比べればまだコスパは良い
3. 味は美味しいが以前より高く感じる
4. 値上げのペースが速すぎる

5. 他のメニューと比べてうな丼は高い?

すき家の看板メニューである牛丼の並盛は、2024年11月時点で450円です。

それに比べると、うな丼の並盛980円は倍以上の価格になります。

ただし、うなぎは高級食材として扱われているため、この価格差は理解できる範囲かもしれません。

牛丼の大盛が650円であることを考えると、やはりうな丼は特別なメニューという位置づけなのでしょう。

すき家では、うなぎと牛肉を両方楽しめる「うな牛」というメニューもあります。

こちらは並盛で1,190円と、さらに高めの設定

うな丼よりも200円以上高くなりますが、2つの味を楽しめる贅沢なメニューとして人気があるようです。

まとめ

すき家のうな丼大盛の価格推移を調べてみたところ、この2年間で約90円値上がりしていることが分かりました。

2023年には930円だったごはん大盛が、2025年には1,020円になっています。

値上げの背景には、ウナギの漁獲量減少による原料高騰、原油価格や人件費の上昇、国産米の価格高騰など、複合的な要因がありました。

消費者の反応は賛否両論で、価格に対する驚きの声がある一方で、チェーン店でこの価格なら妥当という意見も見られます。

個人的には、やっぱり以前より気軽に注文しづらくなったなと感じています。

でも、たまの贅沢として食べるには、まだ十分魅力的な選択肢だと思います!