トイレのウォシュレットの電気代を節約する方法は?

ここ数ヶ月、電気代がじわじわ上がっていて気になっていたところ、トイレのウォシュレットも意外と電気を使っていることに気づきました!

調べてみると、ウォシュレットは年間を通して常に電源が入っている家電なので、使い方次第でかなりの節約ができるんです。

特に冬場は便座を温めるために電力消費が増えるので、設定を見直すだけで年間数千円の節約になることもあるとのこと。

今回は、トイレのウォシュレットの電気代を節約する方法について調べてみました!

1. 便座の温度設定を下げると効果がある?

ウォシュレットの電気代で最も大きな割合を占めているのが、便座の保温機能です。

便座を温めるヒーターは常に作動しているため、設定温度が高いほど電力消費も増えていきます。

特に冬場は「高」に設定している家庭が多いですが、実は「中」や「低」でも十分に快適に使えることがほとんどなんです。

温度を1段階下げるだけでも、年間で約580円程度の節約になります!

真冬以外の季節は「低」や「切」にしておくのもおすすめです。

2. 蓋を閉める習慣で保温効果アップ?

意外と見落としがちですが、使用後に蓋を閉めるだけでも大きな節電効果があります。

便座の熱が逃げにくくなるため、保温に必要な電力が少なくて済むんです。

特に冬場は室温も低いので、蓋を開けっ放しにしていると便座がどんどん冷えてしまいます。

蓋を閉める習慣で節電

便座の蓋を閉めることで、便座の保温効率が大幅にアップします。

熱が逃げにくくなるため、ヒーターの稼働時間が短くなり電気代の節約につながるんです。

家族全員で蓋を閉める習慣を付ければ、無理なく節電できますね。

3. 洗浄水の温度設定を見直すべき?

温水洗浄機能を使っている場合、洗浄水の温度設定によっても電気代が変わってきます

温水の設定温度を「中」から「弱」に1段階下げるだけで、年間で約300円から430円の節約になるとされています。

夏場や温かい季節は、洗浄水を低めの温度設定にするのが効果的です。

設定方法ですが、

1. リモコンの設定ボタンを押す
2. 温水温度の項目を選択
3. 現在より1段階低い温度に変更

この手順で設定が完了します!

4. 自動節電機能を活用するのは効果的?

最近のウォシュレットには「自動節電機能」や「おまかせ節電」といった便利な機能が搭載されています。

この機能は、トイレの使用頻度や時間帯を学習して最適な節電をおこなってくれる優れものです。

例えば、週末の昼間によくトイレを使用する家庭では、その時間帯は通常運転のままで平日の日中は自動的に節電モードになるといった具合です。

  • トイレ使用パターンを自動で分析
  • 使わない時間帯は自動で節電モード
  • 設定不要で生活スタイルに合わせた節電が可能

設定が面倒な方やつい忘れてしまうといった方にもおすすめの機能です。

5. 長期不在時はどうすればいい?

旅行や出張などで数日以上家を空ける場合は、電源を切っておくのが確実な節電方法です。

日中誰も家にいない時間が長い家庭では、朝家を出る時に電源を切り、帰宅時に入れ直す習慣をつけるのも効果的です。

外出をするときは電源を切って、待機電力を減らすようにします。

ただし、短時間の外出なら電源を切らない方が良い場合もあります。

再び電源を入れた直後は、水を温めたり便座を温めたりするために一時的に電力消費が増えるためです。

6. 貯湯式と瞬間式で電気代は違う?

ウォシュレットには「貯湯式」と「瞬間式」の2つのタイプがあり、電気代に明確な差があります。

貯湯式は温水を保温するための電力が常時必要となるため、年間で約4,929円から6,851円の電気代がかかります。

一方、瞬間式は使う時に水を温める方式なので、年間で約2,418円から3,038円と大幅に安くなるんです。

貯湯式と瞬間式の年間電気代

1. 貯湯式…約4,929円~6,851円
2. 瞬間式…約2,418円~3,038円
3. 瞬間式の方が約2倍以上おトク
4. 買い替え時は瞬間式がおすすめ

電気代の節約を考えるなら、瞬間式の温水洗浄便座を選ぶのがよさそうです。

まとめ

トイレのウォシュレットの電気代節約について調べてみたところ、日常のちょっとした工夫で無理なく電気代を抑えられることが分かりました。

便座温度の設定を見直したり、蓋を閉める習慣を付けたり、自動節電機能を活用したりするだけで、年間で数千円の節約になることもあります。

特に便座の温度を1段階下げる、洗浄水の温度を下げる、蓋を閉めるという3つを実行すれば、合計で年間約1,000円以上の節約が可能です。

すべてを一度に実践するのは大変かもしれませんが、できることから少しずつ取り入れていけば、気づいたら電気代が下がっているはずです!