温水洗浄便座の設定温度を下げるとどれくらい節電になる?

冬場になると、温水洗浄便座の温度設定を高めにしたくなります!

でも実は、温度設定をたった1段階下げるだけで、年間数百円以上の節電になるんです。

今回は温水洗浄便座の設定温度による具体的な節電効果について調べてみました!

1. 便座の温度を1段階下げるとどれくらいの節電?

温水洗浄便座の便座温度設定を「中」から「弱」に1段階下げると、かなりの節電効果が期待できます。

経済産業省資源エネルギー庁のデータによると、貯湯式の温水洗浄便座で便座の設定温度を1段階下げた場合の効果が公表されています。

年間で約26.4kWhの消費電力削減につながります。

電気料金を31円/kWhで計算すると、年間約820円の節約になります!

便座温度を下げた場合の節電効果

・年間消費電力削減:約26.4kWh
・年間電気代節約:約820円
・設定変更:「中」→「弱」に1段階

低めの温度からスタートして、本当に寒い時期だけ調整するという方法もあります。

最初から高温設定にする必要はないんです。

2. 洗浄水の温度設定でも節電できる?

便座だけでなく、洗浄水の温度設定も節電のポイントになります!

貯湯式の温水洗浄便座で洗浄水の温度を「中」から「弱」に1段階下げると、年間で約13.8kWhの節電が可能です。

電気料金31円/kWhで計算すると、年間約430円の節約になります。

便座の温度設定と合わせると、この2つだけで年間約1,250円の節約になる計算です。

さらにフタを使用後に閉める習慣を加えると、年間約2,300円以上の節約も可能になります!

毎日使うものだからこそ、ちょっとした設定変更の積み重ねが大きな節電につながります。

3. 夏場の設定はどうすればいい?

温水洗浄便座は季節に応じた使い方をすることで、さらに電気代を抑えられます。

夏場など暖房が不要な時期には、便座の暖房機能を完全にオフにすることで、より消費電力を低減できます。

洗浄水についても、温水が不要な時期にはオフを選択することで、さらなる節電効果が期待できます!

季節ごとの調整方法ですが、

1. 春から夏にかけて便座暖房をオフに
2. 洗浄水も必要に応じて温度を下げる
3. 秋口から徐々に温度設定を上げていく

季節に合わせた調整をすることで、無駄な電気代を抑えることができます。

温度設定を見直すだけで、年間トータルでかなりの節約につながります。

4. 瞬間式と貯湯式で節電効果は違う?

温水洗浄便座には「瞬間式」と「貯湯式」の2種類があり、それぞれ節電のポイントが異なります。

貯湯式は常にお湯をタンクに貯めておくため、待機電力が大きくなりがちです。

一方の瞬間式は使うときだけ水を温める仕組みになっています。

  • 瞬間式:使用時のみ加熱するため年間約3,000円程度の電気代
  • 貯湯式:常時保温が必要で年間約5,000円程度の電気代
  • 最新モデル:省エネ機能の進化で電気代削減効果が向上

もし便座が古いと感じているなら、省エネ性能の高い新しいモデルへの買い替えも選択肢の一つです。

5. その他の節電テクニックはある?

温度設定以外にも、温水洗浄便座の電気代を抑える方法があります。

使用後に必ずフタを閉めることは、とても効果的な節電方法です。

フタを開けっぱなしにした場合と、使うたびに閉じた場合を比較すると、年間の電気料金が約1,080円もおトクになります!

人感センサーがついていないタイプの便座を使っている場合は、特にフタの開閉が重要になります。

便座の暖かさを逃がさないようにするだけで、こんなに節電効果があるんです。

主な節電方法は、

・使用後は必ずフタを閉める
・温度設定を季節ごとに見直す
・古い便座なら買い替えも検討

小さな工夫の積み重ねが、年間で大きな節約につながります。

まとめ

温水洗浄便座の設定温度を見直すだけで、思った以上に節電できることがわかりました!

便座の温度を1段階下げるだけで年間約820円、洗浄水の温度も下げれば年間約430円、合計で約1,250円の節約になります。

さらにフタを閉める習慣を加えれば、年間2,000円以上の節約も可能です。

毎日使うものだからこそ、ちょっとした設定変更が大きな違いを生むんですね。

まずは今