毎日のちょっとした節約なんて意味がないと思っていました!
でも、複利効果という仕組みを使えば少額でも驚くほど増えるという話を聞いて、実際にどれくらいになるのか調べてみたんです。
計算してみると、毎月1万円の節約が30年後に800万円を超える結果も出てきて、正直びっくりしています!
1. 複利効果ってどういう仕組み?
複利効果は、運用で得た利益をさらに投資に回して、雪だるま式にお金が増えていく仕組みです。
元本だけに利息がつく単利とは違って、複利は増えた分にもどんどん利息がついていきます。
最初のうちは小さな差かもしれません。
でも時間が経つほど、その差は大きく開いていくんです。
100万円を年利5%で運用した場合を考えてみます。
・1年目 5万円の利息(合計105万円)
・2年目 5.25万円の利息(合計110.25万円)
・3年目 5.51万円の利息(合計115.76万円)
こんな感じで、利息が利息を生んでいく形になります。
雪だるまを転がすと最初は小さくても、転がしているうちにどんどん大きくなっていくイメージです。
時間をかければかけるほど、複利の威力は大きくなっていくんです。
2. 毎月1万円の節約だといくらになる?
毎月1万円を節約して年利5%で運用した場合を調べてみました。
20年間続けると、単純に貯めただけなら240万円です。
でも複利運用すると約411万円になります。
差額は171万円にもなるんです。
30年間になるともっと差が開きます。
単純貯金だと360万円ですが、複利運用なら約835万円になる計算です。475万円も多く増えています。
これはホントに大きな差です。
10年間だと単純貯金が120万円、複利運用が約155万円で、差額は35万円ほどになります。
運用期間が長くなればなるほど、複利効果は大きくなっていきます!
3. 毎日500円の節約はどれくらい?
毎日コンビニで飲み物を買うのをやめて、月1万5,000円の節約になったとします。
年利4%で運用した場合、10年後には約221万円です。
単純に貯めただけなら180万円なので、41万円も多く増えている計算になります。
20年続けた場合の結果も調べてみました。
1. 単純貯金 360万円
2. 複利運用 約545万円
3. 差額 185万円
毎日のちょっとした我慢でも、長く続ければこんなに違いが出るんです。
実際に毎日500円を3年間積み立てた例では、総投資額が約36万円で、そこから約10万円の利益が出ていたというデータもあります。
少額でも効果は十分に期待できます。
4. 年利ってどれくらいが現実的?
複利効果の話で出てくる年利ですが、実際にどれくらいが期待できるのか気になりました。
銀行の普通預金だと今は0.001%程度です。
これだとほとんど複利効果は期待できません。
投資信託を使った運用だと、年3~10%くらいが平均的な利回りとされています。
- バランス型投資信託 年3~5%程度
- 株式中心の投資信託 年5~10%程度
- 国債や定期預金 年1~3%程度
少額からでもスタートできる運用方法は色々あります。
もちろん投資なので元本割れのリスクもあります。
でも長期間の平均で見ると、年3~5%程度の利回りは現実的な目標になるようです。
リスクを抑えたい場合は、年1~2%程度の堅実な運用方法もあります。
5. いつから始めるのがベスト?
複利効果を最大限に活かすなら、答えは「できるだけ早く」です。
1年早く始めるだけで、最終的な金額は大きく変わってきます。
実際の比較データを見つけました。
30歳から月1万円を年利5%で運用して60歳まで続けた場合、総額は約835万円です。
一方、40歳から月2万円を同じ条件で60歳まで運用した場合は約825万円になります。
10年遅くスタートすると、毎月2倍の金額を積み立てても追いつかないんです。
1. 元本が少なくて済む
2. リスクを分散できる
3. 複利効果を最大化できる
4. 心理的な余裕が生まれる
少額からでもいいので、早めにスタートするのが重要だと分かりました。
月3,000円からでも、20年30年と続ければ立派な資産になります!
まとめ
少額の節約でも、複利効果を使えば想像以上に増えることが分かりました!
毎月1万円の節約を30年間、年利5%で運用すれば約835万円になります。
毎日500円の節約でも、20年で545万円に達する計算です。
重要なのは、できるだけ早く始めることと、長く続けることです。
複利効果は時間が経つほど威力を発揮していきます。
今日からでもできる小さな節約が、将来の大きな資産につながっていくんです。
少額でもコツコツ続けていこうと思いました!