毎日コンビニや自販機でペットボトル飲料を買っていると、気づかないうちに大きな出費になっているかもしれません。
10年後には驚くような金額になっている可能性があります。
2025年10月から自販機のペットボトルが1本200円の時代に突入したこともあり、この出費を見直すだけで大きな節約効果が期待できそうです!
1. 自販機で毎日買うと10年でいくらかかる?
2025年10月から、自動販売機のペットボトル飲料が大幅値上げされました。
コカ・コーラやサントリー天然水、午後の紅茶などが対象です。
500mlペットボトルが希望小売価格で税抜き200円(税込216円)になりました。
自販機で毎日1本買った場合を計算してみると、
・1日:200円
・1ヶ月(30日):6,000円
・1年(365日):73,000円
・10年:730,000円
こんな感じの計算になります。
10年で73万円という金額は、かなりの出費ですよね。
帝国データバンクによると、10月の食品値上げは3,024品目に達し、そのうち飲料類が2,262品目と全体の75%を占めているそうです。
2. スーパーで買うとどれくらい安くなる?
自販機やコンビニは便利ですが、スーパーで買えば価格差がかなりあります。
スーパーではメーカー品のペットボトルでも税込み96円~120円くらいで購入できるんです。
スーパーで100円のペットボトルを毎日買った場合、
・1日:100円
・1ヶ月:3,000円
・1年:36,500円
・10年:365,000円
という計算になりました。
自販機と比べると10年で約36万円も差が出ます。
PB商品なら税込み74円程度で買えるものもあるので、さらに節約できますね。
自販機:200円(税込216円)
コンビニ:200円前後
スーパー:96~120円
PB商品:74円程度
3. マイボトルで自作すると年間いくらになる?
さらに節約したいなら、マイボトルに自作の麦茶を入れる方法があります。
水筒は2,000円~3,000円程度で購入でき、長く使えるので初期投資としては安いほうです。
麦茶のティーバッグは54袋入りで約530円くらいです。
1袋で1リットル作れるので、500mlあたり約5円という計算になります。
毎日500ml分を自作した場合、
・1日:約5円
・1ヶ月:約150円
・1年:約1,800円
・10年:約18,000円
水筒代を入れても10年で約21,000円という金額です。
自販機と比べると10年で約71万円の差が出る計算になります。
4. なぜこんなに価格差が生まれるの?
自販機やコンビニのペットボトルが高い理由は、便利さに対するコストです。
24時間いつでも冷えた飲み物が買えて、持ち運びも楽という利便性には対価が必要なんですね。
自販機の場合、設置場所のレンタル料や電気代、商品補充の人件費なども価格に含まれています。
自販機オペレーターは1日25~30台の自販機を巡回し、商品補充や清掃を行っているそうです。
一方、スーパーは大量仕入れでコストを抑えているため安く販売できます。
さらに自作なら材料費だけで済むので、圧倒的に安くなるわけです。
2025年10月の値上げでは、原材料費や物流コスト、円安の影響が背景にあります。
5. マイボトルにはどんなメリットがある?
マイボトルを使うと、お金の節約以外にもメリットがあります。
まず、ゴミが減らせることです。
毎日ペットボトルを1本使うと、年間365本のゴミが出ます。
10年なら3,650本です。
マイボトルなら繰り返し使えるので、環境への負担を減らせますね。
また、好きな飲み物を入れられるのも魅力です。
温度も長時間キープできるので、冬は温かいまま、夏は冷たいまま飲めます。
1. 10年で約71万円の節約効果
2. ペットボトルゴミを削減できる
3. 好きな飲み物を自由に入れられる
4. 温度が長時間キープされる
値上げをきっかけに、生活スタイルを見直す人が増えているそうです。
まとめ
毎日ペットボトルを自販機で買うと、10年で約73万円の出費になることがわかりました。
スーパーで買えば約37万円、マイボトルで自作すれば約2万円まで抑えられます。
もちろん、忙しい時や外出先ではペットボトルを買うのも選択肢の一つです。
でも、毎日のように買っているなら、マイボトルに切り替えるだけで旅行や趣味に使えるお金が増えますよね。
2025年の値上げラッシュで生活費が気になる今だからこそ、飲み物代の見直しは効果的な節約方法だと感じました!