劇場版鬼滅の刃がフランスで大ブームを巻き起こしていることをご存知ですか?
コロナ禍で映画館が閉鎖されていたフランスで、映画館再開と同時に上映が始まったこの作品は、なんと初日からフランス国内の動員数1位を獲得したんです!
フランス人がどれほどこの作品を心待ちにしていたかがよくわかりますよね。
今回は、劇場版鬼滅の刃がフランスでどのように受け入れられたのか、詳しく調べてみました!
フランスでの劇場版鬼滅の刃は本当に人気だったの?
フランスでの劇場版鬼滅の刃の人気ぶりは、まさに驚くべきものでした!
2021年5月19日に映画館が再開されると同時に上映が開始され、初日からいきなりフランス国内の動員数1位を獲得。
これって本当にすごいことなんです。
特に注目すべきは、最初の3日間で動員数10万人を突破したこと。
しかもこれ、水木金の平日だったんですよ!
週末でもないのにこの数字は驚異的ですよね。
パリにある大きな劇場「Le Grand Rex」では、初回上映会のいい席を取るために朝7時から並ぶファンがいたそうです。
週末までどの回もずーっと満席だったというから、その人気ぶりがうかがえます。
さらに驚くことに、期間限定で上映していた2日間だけで15万1200人を記録。
フランス全国400か所の映画館で上映されていたことを考えると、本当に多くの人が足を運んだことがわかります。
どんな風にフランス人に受け入れられたの?
フランス人の鬼滅の刃への反応は、想像以上に熱狂的でした!
映画館では座席数を35%に制限するソーシャルディスタンスの規則があったにも関わらず、どこの映画館も満席満席満席の状態。
フランスでは映画を観る時に、フランス語吹き替え版(VF)と原語版(VO)を選ぶことができるんですが、鬼滅の刃はどちらのバージョンでも人気でした。
これって、アニメファンだけでなく、一般の観客にも受け入れられていた証拠ですよね。
実際に、フランスでは鬼滅の刃はアニメファン層にとどまらず、一般の若年層にも広く認知されているんです。
フランスはもともと日本のアニメやマンガに対する関心が高い国で、鬼滅の刃も例外ではありませんでした。
マンガの翻訳版も高い売上を誇り、アニメもテレビ放送やストリーミングサービスで高評価を獲得。
さらには、ファッションやアートの分野でも鬼滅の刃を取り入れたコラボレーションが行われるなど、文化的な影響も見られるようになったんです。
ヨーロッパ全体でのアニメ人気はどうなの?
ヨーロッパでの日本アニメ人気は、想像以上に根深いものがあります!
実は、昔からヨーロッパでは日本のアニメが絶大な人気を誇っているんです。
ただ、一部のマニア向けや子ども向けのものと思われがちで、全体像についてきちんと理解される機会が少なかったのも事実でした。
ドイツでは、国内最大級のアニメイベントで15万人以上の来場者数を記録するなど、アニメ市場がとても大きくなっています。
ドイツのアニメファンは進撃の巨人や鬼滅の刃のようなバトル要素のあるシリアス系作品が特に人気のようです。
2025年の海外人気アニメランキングでは、鬼滅の刃が2位にランクイン。
「ビジュアルと感動要素で高評価」とされており、ヨーロッパでも多くのファンに愛されていることがわかります。
欧州の街中を歩くとアニメ関連ショップがあったりするほど、アニメ文化が根付いているんです。
子どものころテレビで日本アニメに触れたクリエーターたちが、現在の創作活動で多大な影響を受けているという話もあるくらいです。
フランスでの鬼滅ブームから見える日本アニメの魅力
フランスでの劇場版鬼滅の刃の大成功を見ていると、日本のアニメが持つ普遍的な魅力を改めて感じます。
言葉や文化の壁を越えて、多くの人の心を動かす力があるんですね。
全世界では45の国と地域で上映され、累計来場者約4135万人、総興行収入約517億円を記録。
これだけの規模で愛されているなんて、本当に誇らしいことです。
特にフランスでは、アニメファンだけでなく一般層にも受け入れられたことが印象的でした。
美しい映像表現と感動的なストーリーが、国境を越えて人々の心を捉えたのかもしれませんね。
今後もヨーロッパでの日本アニメ人気は続いていきそうで、とても楽しみです!