すき家のたまかけ朝食がじわじわ高くなっている気がする!
昔は200円で食べられたのに、今では並盛だと320円になってしまいました。
でも、それでも他の外食と比べれば安いのも事実です。
ふと気になって、いつからどれくらい上がったのか調べてみたら、意外と歴史が深くて驚きました!
1. 2007年~2014年は激安の200円時代だった?
すき家のたまかけ朝食の始まりは2007年頃で、当時は店舗限定メニューとして190円で販売されていました。
その後2012年5月15日に全国販売が開始され、価格は200円に設定されました。
この時期はごはん大盛りが無料というサービスもあって、学生や会社員にとってはまさに神メニューだったんです。
メニュー名も「たまごかけごはん朝食」から「たまかけ朝食」へと短縮され、定番化していきました!
2014年までこの200円という価格は維持されていたので、約7年間は激安価格で楽しめる時代が続いていたということです。
2. 2015年から値上げラッシュが始まった?
2015年4月に最初の値上げが実施され、200円から220円へと20円アップしました。
その後も値上げは止まらず、2016年11月には250円に、2021年12月には280円に、そして2023年2月には290円へと段階的に上がっていきました。
値上げの推移を見てみると
1. 2015年4月:220円(+20円)
2. 2016年11月:250円(+30円)
3. 2021年12月:280円(+30円)
4. 2023年2月:290円(+10円)
5. 2025年:並盛320円、ミニ290円
こんな感じで段階的に上がっています。
この流れを見ると、2015年以降はほぼ定期的に価格改定が行われていることがわかります!
約10年で200円から並盛320円へと120円、つまり60%の値上がりということです。
3. なぜこんなに値上げが続いているの?
値上げの最大の理由は国産米の価格高騰です。
すき家では国産のコシヒカリやひとめぼれなど、厳選ブランド国産米を100%使用しています。
精米後5日以内に店舗に届いたものだけを提供しているんです。
この品質へのこだわりが、値上げにつながっている側面もあります。
国産米の価格高騰、人件費の上昇、原材料費全般の値上がり、物流コストの増加などが主な要因となっています
2024年から2025年にかけては特に米価が高騰し、すき家は1年間で3回も牛丼を値上げするという異例の事態になりました。
朝食メニューも例外ではなく、この波に巻き込まれる形で値上げが続いています!
4. 消費者の反応はどうなの?
SNSやレビューサイトを見ると、値上げに対する反応は様々です。
「今までが安すぎな気がするし、これからもお世話になります」という理解を示す声がある一方で、「昔のように価格が200円で、ごはん大盛り無料をやってください!」という切実な声も見られます。
特に200円時代を知っている人からは「コスパが悪くなった」という意見が多く、10年で2倍近い値上げに対する不満が目立ちました。
ただし、「290円という価格からそこまで期待はしていませんでしたが、良い意味で裏切られました」という肯定的なレビューもあり、味とコスパのバランスは今でも評価されているようです!
コンビニのおにぎりが160円程度する現在、320円で卵かけご飯と味噌汁と小鉢がセットになっていることを考えると、相対的にはまだ安いという見方もできます。
5. 今後も値上げは続くの?
すき家全体の価格推移を見ると、2024年だけで4月と11月の2回、牛丼の値上げが実施されました。
さらに2025年3月には約5割のメニューを値上げし、牛丼並盛は480円まで上昇しています。
ただし、その後2025年9月には異物混入問題などの影響で客数が減少したため、牛丼並盛を30円値下げして450円にするという異例の対応も取られました。
朝食メニューについては、現在は並盛320円、ミニ290円となっていますが、今後の動向は原材料価格次第といったところでしょう。
米価や人件費の高騰が続く限り、さらなる値上げの可能性は否定できません!
すき家としては24時間営業を維持するために深夜料金(7%加算)を導入するなど、いろんな工夫をしながら価格とサービスのバランスを取ろうとしている様子が伺えます。
まとめ
すき家のたまかけ朝食は2007年の190円からスタートし、2025年には並盛320円まで上昇しました。
特に2015年以降の値上げラッシュは目立ち、約10年で120円も高くなっています。
値上げの理由は国産米の高騰や人件費上昇が主な要因で、消費者の反応も賛否両論でした。
それでも外食としてのコスパは悪くないという声も多く、今後も朝食の定番として愛され続けることは間違いなさそうです!